【講演会】知っておくとためになる論文執筆術「インパクトある研究成果公開のために」(11/1)を開催します

投稿日 2013-09-26 | カテゴリ: 附属図書館

京都大学附属図書館は、京都大学学術出版会と共催で講演会を開催します。

インターネットを通したオープンアクセス等,誰もが学術研究の成果を容易に公開し,また受容できる(ように見える)時代だからこそ,誤解なく正確にかつ出来るだけ広く読まれる論文を書く術を身につけることは大切です.
博士論文をもとに刊行した著作『認知と指示 定冠詞の意味論』で第29回渋沢・クローデル賞を受賞された小田先生と出版者,それぞれが実例に沿って,研究成果を理想的な公表・出版に繋げていくことをテーマに講演を行います.論文の執筆力を磨くワークショップも行います.
特に大学院生の方に、お勧めします.是非、ご参加ください.

日時:平成25年11月1日(金)13時15分 - 17時(受付開始13時)
会場:京都大学附属図書館ライブラリーホール(3階)

<プログラム>
・13:20 - 14:20 小田涼 関西学院大学准教授による講演
・14:20 - 15:20 鈴木哲也 京都大学学術出版会編集長による講演
・15:30 - 16:50 質疑応答およびワークショップ

講演者紹介
小田涼(おだ・りょう)先生 関西学院大学 文学部・文学研究科 准教授
1998年 京都大学総合人間学部卒 / 2000年から2002年までストラスブール第2大学に留学 / 2002年から2004年までフランス政府給費留学生としてパリ第4大学に留学 / 2009年 京都大学にて博士(人間・環境学)の学位を取得.2013年4月より現職.

鈴木哲也氏 京都大学学術出版会専務理事・編集長
京都大学文学部および教育学部に学び,ライター・編集者として活動の後,1996年より京都大学学術出版会 編集次長,2006年より現職.

ワークショップ紹介
効果的な論文執筆術のうち,最も短時間で効果があげられるのは,「見出しを工夫すること」(タイトルの工夫)と読者対象に応じて簡潔に説明を加えることです.また,自らの論文のセリングポイントを簡潔に示す(いわゆるアブストラクトにあたる)力を付けることも,執筆力を高めることに繋がります.公刊された本を事例にして,実際に草稿を読んで,ペンを入れてみましょう.

●参加申し込み:予約多数につき、座席が満員となりましたので、受付を終了しました。当日参加はお受けできません。

●問合・申込先:京都大学附属図書館
http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/location.html#email

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