沿革

図書館の歴史

京都大学吉田南総合図書館は、吉田南構内関係各部局の図書館であると同時に、全学共通科目にも対応した図書館です。
当館は、京都大学の祖のひとつである第三高等学校の図書館として1897(明治30)年に設置されて以来、京都大学分校、京都大学教養部、大学院人間・環境学研究科・総合人間学部の図書館として利用され、京都大学の歴史と深くかかわってきました。
2008(平成20)年には、話せる図書館「環on(わおん)」がオープンしました。
2014(平成26)年4 月には従来の大学院人間・環境学研究科・総合人間学部のほか大学院総合生存学館、国際高等教育院、高等教育研究開発推進センター、物質-細胞統合システム拠点の吉田南構内関係5 部局の共同運営による図書館として、新たなスタートを切りました。
当館では第三高等学校の前身である舎密局や大阪開成所等の貴重な蔵書を引き継ぎながら、充実した新書・文庫コーナー、映画やドキュメンタリー等の映像資料を備えた視聴覚室をはじめ、現代のニーズにも対応した幅広いジャンルの資料を提供しています。
約65万冊の資料と様々なサービスで利用者の方々の学習・研究活動を支援します。


出来事
明治2(1869)年5月 「舎密局」開設(大阪京橋口御定番屋敷跡)
明治2(1869)年9月 「洋学校」開設(大阪天満旧営繕司庁跡) 最初の図書館職員誕生する 書籍購入費年200両
明治8(1875)年2月 初めての貸出規定「書籍拝借心得」(英文つき)制定 ただし貸出は教師のみ(大阪英語学校)
明治14(1881)年11月 「文庫」と改称、第六番教師館に移転 閲覧室・書庫・事務室とそれぞれの機能を有する独立した建物となる(大阪中学校)
明治22(1889)年8月 大阪から京都吉田町(現在の京都大学本部構内)へ移転(第三高等中学校)
明治27(1894)年9月 第三高等学校発足
明治30(1897)年6月18日 京都帝国大学設置
明治31(1898)年8月 吉田二本松町へ閲覧室・文庫を新築移転(第三高等学校)
大正12(1923)年5月 「館外図書貸付規定」を制定 学生に対しても貸出制度できる また、各季休暇中の貸出も行う
昭和9(1934)年9月 室戸台風により図書閲覧室倒壊
昭和13年(1938)年11月 「第一回全国高等諸学校図書館協議大会」を第三高等学校で開催
昭和24(1949)年5月 学制改革により「京都大学分校図書室」と改称 第三高等学校の蔵書を約8万冊引き継ぐ
昭和25(1950)年5月 「京都大学宇治分校図書室」を併設
昭和29(1954)年 「分校」が「教養部」へ改められる(学内措置)
昭和36(1961)年5月 「宇治分校」廃止により、「吉田分校」と統合 「京都大学教養部図書室」と改称
昭和42(1967)年6月 教養部図書館新築の概算要求を提出
昭和47(1972)年3月 教養部図書館建築決定
昭和47(1972)年7月 教養部図書館建築に着工
昭和48(1973)年2月 教養部図書館竣工(現在の図書館)
昭和48(1973)年5月 教養部図書館全面開館
昭和50(1975)年7月 開館日数の改善(236日)
昭和54(1979)年4月 図書の貸出冊数緩和(1人3冊)
昭和58(1983)年8月 開館日数の改善(282日)
昭和60(1985)年4月 開架図書室の貸出業務を電算化 図書の貸出冊数を改善
平成3(1991)年4月 独立研究科として、人間・環境学研究科設置 「人間・環境学研究科図書室」設置
平成3(1991)年7月 大学設置基準改正により、「一般教育科目」と「専門科目」の区分の廃止可能
平成4(1992)年10月1日 総合人間学部設置「教養部図書館」改め「総合人間学部図書館」
平成15(2003)年4月1日 人間・環境学研究科及び総合人間学部の改組・統合 「総合人間学部図書館」と「人間・環境学研究科図書室」を「人間・環境学研究科総合人間学部図書館」(「分室」を含む)に統合
平成20(2008)年4月 「人間・環境学研究科総合人間学部図書館分室」を廃止し「環on」開室
平成26(2014)年4月 「人間・環境学研究科総合人間学部図書館」改め「吉田南総合図書館」
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