[附属図書館]新指定貴重書「山村才助と菊池三渓」展のお知らせ(11/18-11/24)

投稿日 2011-11-11 | カテゴリ: 附属図書館

   平成21-22年度に、附属図書館で新たに貴重書指定された資料の中から、   江戸の地理学者で山村才助自筆本と、幕末から明治の儒学者・漢文作家の   菊池三渓自筆本、ならびに関連貴重書を展示いたします。  京都大学附属図書館新指定貴重書展示  「山村才助と菊池三渓」  日 時:平成23年11月18日(金) - 11月24日(木)       9:00 - 17:00 (土日祝日は10:00 - 17:00)       ※開館時間とは異なっておりますのでご注意ください。    場 所:附属図書館 閲覧室(1階)  対 象:一般、本学学生・教職員 (参観無料)       ※一般の方もご入場いただけます。           お手数ですが、図書館入口にて展示会にお越しになった旨係員にお申し出ください。   展示図書:       H21貴重書指定 「夢遊漫筆」(山村才助自筆本)、「レッテル・コンスト」       ゴットフリート『史的年代記』(山村才助手沢本)       H22貴重書指定 「学聚堂叢書」「近世古文所見集」(菊池三渓自筆本)       「晴雪楼雑稿」(菊池三渓自筆稿本)                                          ***   図書館機構及び附属図書館では2年に一度貴重書を一般に公開する目的  で展示会を開催していますが、今年は久々に附属図書館内でのミニ展示を  試みました。普段使いの閲覧室の気軽な雰囲気の中で、新たに貴重書に指  定された資料をご覧いただけます。   山村才助    大槻玄沢の弟子。オランダ語に堪能で、新井白石の「采覧異言」の誤   りを正すなど、蘭学・世界地理学の研究や訳出に励んだ人物です。   菊池三渓    紀州藩の出で、儒者として第14代将軍徳川家茂にも仕えた人物です。    幕末から明治の激動の時代を生き、その漢文著作は、森鴎外や永井荷    風などの明治の文豪にも親しまれました。本学資料は三渓の子息に寄    贈された資料で出所が明かなものです。              京都大学附属図書館情報サービス課   
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