京都大学図書館機構講演会「大学図書館における自学自修施設の整備と今後の活用 〜ラーニングコモンズの評価と活用の方策〜」

投稿日 2014-11-07 | カテゴリ: 図書館機構

   近年、大学において学生が学問を学び、身につけるという意味での「学修」を
主体的に行えるための環境整備が強く求められており、大学図書館における
ラーニングコモンズの整備はその一環として注目を集めています。
   京都大学では、教育に関する基本理念として掲げる「対話を根幹とした自学自習」を
実現する「場」として今春、ラーニングコモンズを設置し、学生どうしでの学びに留まらず
学生が教員と共に学びあうなどアクティブな活動に利用され、活況を呈しています。
    このようなラーニングコモンズを核とした取り組みが多くの大学で展開され、
その効果に期待が高まっていますが、その活動をどのように評価するのか、「学修」への貢献度を
どのようにはかるのか、その評価基準は未確立です。
    本講演会では、利用する者が得られる効果を重視したサービスデザイン、および
イノベーション・事業企画などの様々な研究分野の教員を学内からお招きし、ラーニングコモンズの
整備と活用に関して、どのように分析・評価し有効性等を見出していくのか論じていただきます。
    そのうえで、大学の教育効果を一層高めるために、大学図書館の学修支援機能を
より強化するための方策の検討を進める機会となればと考えております。
    このテーマに関心をお持ちの、多くのみなさまにご参加いただければ幸いです。

主催:京都大学図書館機構
共催:国立大学図書館協会近畿地区協会
協賛:大学図書館近畿イニシアティブ

1. 日時:平成26年12月11日(木)13:10-17:00 (受付開始 12:45)

2. 場所:京都大学附属図書館 3 階 ライブラリホール

3. 対象:大学図書館職員 および 上記テーマに関心のある方

4. プログラム
12:45 開場
13:10-13:15 開会挨拶
    引原 隆士 京都大学図書館機構長
13:15-13:40 事例報告1
「京都大学附属図書館ラーニング・コモンズ設置における学内協働」
    京都大学情報環境機構/学術情報メディアセンター
    コンテンツ作成室     室長 元木 環 助教
13:40-14:00 事例報告2
「京都大学附属図書館ラーニング・コモンズにおける学習支援活動
および学習サポートデスクの利用状況」
    京都大学附属図書館情報サービス課     赤澤 久弥 課長補佐
13:40-14:00 講演1
「本を媒介としたサービスのデザイン: 理論と実践」
    京都大学経営管理大学院    山内 裕 講師
15:00-15:10 休憩
15:10-16:10 講演2
「公共のサービスを評価する」
    京都大学経営管理大学院  前川 佳一 特定准教授
16:10-17:00 パネル・ディスカッション
司会進行:京都大学附属図書館研究開発室 北村 由美 准教授
17:00 終了

    * なお講演会終了後、講師の方々をお招きして交流会を開催いたします(参加任意)。
    時間:17時30分?19時
    場所:京都大学時計台記念館2階 会議室 IV

5. 受講定員:120 名(申込先着順)

6. 受講料:無料(講演会後の交流会に参加される場合は、3,000円(予定)の参加費を頂きます)

7. 申込方法:申込用Web フォームにご記入の上、お申し込みください。
   URL:http://www2.kulib.kyoto-u.ac.jp/kenshu/?p=3798
   申込締切:2014年12月3日(水)

8. 企画:京都大学図書館機構

9. その他・記録
    当日の講演記録について、映像は京都大学OCWにて、資料は京都大学学術情報リポジトリKURENAIで
    保存・公開の予定です。

10. 問合せ先
    京都大学附属図書館総務課(井上)
    Tel:075-753-2691/2613、Fax:075-753-2629
    E-mail:kenshu-uke2[at]kulib.kyoto-u.ac.jp
    アクセスマップ: http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm


京都大学図書館機構にて更に多くのニュース記事をよむことができます
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/11552