この資料はアメリカ合衆国で、1832年から1915年までの約100年間に最高裁判所に上訴された全事件についての公式記録と事件当事者が提出したすべての書面を収録したもの。したがって、アメリカ合衆国における裁判の全貌と、裁判制度についての調査・研究をすすめる研究者にとっては、最も基本的で、しかも、具体的な原案資料として欠かす事のできない第一級の重要文献集成と言える。Briefsと呼ばれる上訴趣意書は、弁護士が訴えを提起する際に、自己の主張する法律上の論点を裏づけ強調するための資料であり、Record、即ち公判記録は、当該公判以外の法律文書類、鑑定書、および判決書を含んだもの。
マイクロフィルム, 1,088リール
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法学部
平成4年度(1992年度)