京都大学オープンアクセス推進事業(2016-2021)
令和2年度文部科学大臣表彰(科学技術分野)受賞!
オープンアクセスの推進は京都大学重点アクションプラン(2016-2021)のひとつと定められ、図書館機構がこれを担っています。
図書館機構は「京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)」による研究成果のオープン化と「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」による所蔵資料のオープン化の両面からオープンアクセスを推進しています。
オープンアクセスとは、研究成果である学術論文を誰もが自由に利用できるようにするということに留まらず、研究データの公開、資料の電子化・公開なども含めた広い概念を指します。
ここでは、京都大学の研究者が、自身の論文や著作、学内刊行誌をオープンアクセスにする、論文の根拠データを公開する、京都大学が所蔵する貴重資料を電子化し公開する等、オープンアクセスのための支援情報を掲載しています。
研究成果をオープンアクセスとすることは、研究者間のコラボレーションを促進し、研究分野を超えた新たな知の創出に道を開く大きな力となると考えられます。
京都大学の研究者ならどなたでも、論文のみならず図書・学会発表資料・教材など
あらゆる研究・教育成果を世界に発信できます。
オープンアクセスには2つの方法があります。
学術研究のさらなる発展に寄与するとともに、情報公開の推進と社会に対する説明責任を果たします。
京都大学が責任をもって永続的な保存・アクセスを保証します。
論文を公開している研究者に、その魅力を聞きました。
投稿料(APC)の割引ができる場合があります。
投稿料(APC)による収益を目的とし、査読が適正に行われない粗悪なジャーナルが存在します。
京都大学は、2020年3月19日に「京都大学研究データ管理・公開ポリシー」を策定しました。
これは、京都大学の研究者が研究データを管理・保存・公開するための指針となる原則を掲げたものです。
学内刊行誌を、KURENAIでオープンアクセスの電子ジャーナルとして公開できます。CiNii ArticlesやGoogle Scholarなどで検索できるようになり、論文の視認性が高まります。DOI(論文等の永続的なアクセスと相互運用性を可能にする国際標準の識別子)も付与できます。
本学が所蔵する貴重資料を修復・電子化・公開することにより、原資料を確実に長期保存し後世へ伝えると同時に、誰もが自由に活用することができるようになります。
令和2年度文部科学大臣表彰(科学技術分野)受賞!
オープンアクセスの推進は京都大学重点アクションプラン(2016-2021)のひとつと定められ、図書館機構がこれを担っています。
oa-pt[a]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
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