本学の研究者がKURENAI公開支援システムにSPS-IDでログインすると、Web of Scienceやresearchmapから自動的に取得された自分の書いた論文一覧が表示されます。 その論文情報に論文ファイル(著者最終原稿)と根拠データを添付するだけで、ワンストップでKURENAIに登録、公開申請することが可能です。その後、図書館側で権利の確認等を行い、KURENAIで公開します。 また、論文一覧に表示されない論文は、researchmapから論文情報をKURENAIに登録することができ、ご自分の研究業績(CV)を最新に保つことができます。
Q8.論文の根拠データとはどの範囲のデータでしょうか? A.内閣府の説明 (p.8 C.)によると、国のOA基本方針でいう論文の根拠データとは「「掲載電子ジャーナルの執筆要領、出版規程等において、透明性や再現性確保の観点から必要とされ、公表が求められる」掲載学術論文の根拠データをいう。Supplemental Data等の公表を前提としているデータであり、査読の過程等で求められるデータ等公表を前提としていないデータは含まない。」とされています。 ジャーナルや出版社・学会によって呼称は異なりますが、通常、論文の参考文献(Reference)セクションに近い部分におかれる「Supplementary information」「Supporting Information」「Research data for this article」「Data Availability」といったセクションからリンクされた先の研究データ に当たります。 学会や出版社、編集部、学問分野・学術コミュニティ等によって公表を求められる根拠データの範囲は異なりますので、各ジャーナルの執筆要領・出版規程等をご確認ください。
Q9.人文系の国内学会誌などで、当初は紙媒体で発行され、数年後にJ-Stageで公開されるような論文の場合でも、KURENAIにアップロードする必要はありますか? A. 国のOA基本方針では、紙媒体のみで発行される雑誌論文は、現時点では義務化の対象外ですが、京都大学オープンアクセス方針では、媒体や査読の有無を問わず、原則としてKURENAIでの公開対象となります。 J-Stage等の外部プラットフォームで公開される場合でも、本学の研究成果を学内で一元的に保存・発信する観点から、リポジトリへの登録を推奨しています。
Q10.書籍内の章として執筆したものはオープンアクセス義務化の対象になりますか? A. 国のOA基本方針および京都大学のオープンアクセス方針のいずれにおいても、現在はオープンアクセス化の義務対象外です。著者が希望される場合はKURENAIでの公開が可能ですので、ぜひご活用ください。
Q11.査読のない論文は、オープンアクセス義務化の対象になりますか? A. 国のOA基本方針では「査読付き論文」が対象ですが、京都大学のオープンアクセス方針では、査読の有無にかかわらず学術雑誌に掲載された論文は原則公開の対象となります。
Q12.論文自体はオープンアクセスになっていない場合でも、根拠データ(Supporting Information等)だけをKURENAIで公開する必要はありますか? A. はい。論文が非公開であっても、その根拠データについてはKURENAIまたは分野別のリポジトリ等で公開し、適切にアクセスできるようにすることが求められます。公開場所は、研究分野の慣習や利便性に応じて研究者自身でご判断いただけますが、最終的に実績報告書にURLを記載し、CiNii Research等から検索可能にすることで、国の要件を満たすことになります。