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平成23年度 全学共通科目「情報探索入門」 質問と回答

質問 回答

【第1回】
大学図書館の機能と研究活動
10月3日

Q.文学部で司書の資格を取ろうかどうか迷っているので、とりあえずこの授業を取ってから考えようと思っているのですが、この授業は文学部の授業と関係するのでしょうか。

A. この科目は司書資格取得に必要な科目としては指定されていません。また司書資格取得に必要な科目はすべて教育学部で開講されていますので、文学部ではなく教育学部で履修登録を行って下さい。詳しくは文学部および教育学部の学生便覧を参照して下さい。
なお、司書資格に関心があれば、資格取得に必要な科目名を確認した上で、関係しそうなテキスト(多くは附属図書館および教育学部図書館に所蔵)にも目を通しておくことを勧めます。

(古賀崇)

Q.情報検索の際、領域の分類が重要であるという話でしたが、分類の知識がどのように活用されるのか、もう少し詳しい解説をお願いします。

A. 詳しくは第2回の講義と第3・4回の演習で扱いますが、研究テーマの領域、あるいはことばの概念についての階層(上下)関係、類縁(類似)関係を把握しておくことが、分類を活用するポイントのひとつです。
文学であれば「どの国・地域」「どの時代」「どのジャンル(小説、詩歌、評論など)」の資料を探すか、ということを意識する必要があるでしょう。「」でくくった部分が分類のポイントとなります。
なお、KULINE(京大図書館の所蔵図書・雑誌のデータベース)でも、分類に基づいた検索ができるようになっています。

(古賀崇)

Q.成績評価の方法について、演習ごとに課題を設定し、それに従ってレポートを書くという事ですが、具体的にはどのようなものなのでしょうか?
分量や頻度等をもう少し詳しく知りたいです。

A. 演習は、それぞれの講義に対応した内容で、京都大学が契約しているデータベース等の情報資源や一般のインターネットの知的情報等を、パソコン利用によって実践的に問題解決していくものです。演習課題の内容については、第1回で配布した「講義構成」の表(授業スケジュールの裏面)を参照して下さい。演習の回ごとに個別の課題が与えられ、それを解いていくこととなります。ただし、講義の内容を理解した上で演習に当たることが前提となっている、ということに注意して下さい。

(古賀崇)

作成日:2011.10.13 更新日:2011.10.17 附属図書館参考調査担当