中級

Yoshida South Library Tips

中級 No.1

KULINEで上手に検索するコツ

検索後の入力方法、検索記号

2014.4

PDFを開く

検索のコツ 単語と単語をスペースで区切って入力

探している資料の書名や著者名を全て入力する必要はありません。

特徴的な単語を抜き出して、スペースで区切って入力しましょう。

雑誌は雑誌名(またはISSN)のみを入れて検索しましょう(Tips中級No.3参照)。

サジェスト機能

検索したい資料名の一部を入力すると、関連する検索語の候補が表示されます。資料名が途中まで分かっているときに便利です。

検索のコツ 検索記号で効率よく検索

詳細検索で検索項目を限定すれば、検索結果を絞り込むことができます。

資料の種類や所蔵場所も指定することができます。

検索記号(*、#、^)を使えば、さらに検索の効率がアップします。

*(アスタリスク)で前方一致

語尾変化する単語や複数形の検索に便利な方法
語尾に「*」をつける
「ecolog*」と入力すれば「ecology」と「ecological」両方を検索できる

#(シャープ)で完全一致

検索キーワードと完全に一致する結果を得られる方法
語頭に「#」をつける
一般的すぎるタイトルを検索する(「#科学」など)ときに便利

^(ハット)でnot検索

ある項目を満たす資料の中で、他の項目を満たす資料を除く方法
除きたい検索値の先頭に「^」をつける
「湯川^秀樹」と入力すれば「湯川○○」から「湯川秀樹」を除外することができる

希望する資料が検索結果に表示されない(ヒットしない)ときは、単語の組み合わせをいろいろ変えてみたり、漢字ではなく読み(ひらがなorカタカナ)でも検索してみたりしましょう。

中級 No.2

「参考文献」の読み方(図書)

記述の基本ルールを知ろう

2016.6

PDFを開く

参考文献の記述形式に慣れましょう!

学術書や論文集には「参考文献」「引用文献」などのリストがあります。著者が執筆の際に参考にした(または引用した)文献がどういった資料なのか読み取れるようになりましょう!

図書の例

著者名.書名.版表示.出版社.出版年.総ページ数

<例1 和書(単行本)>

「出版年」は、KULINE[蔵書検索]で検索値となります。「総ページ数」は検索できません。

<例2 和書(単行本の中の一章)>

KULINE[蔵書検索]では「章題名」ではなく「書名」で検索!

<例3 洋書(単行本)>

●様々な書き方があるため、ここに載せた例とは異なる場合もありますが、「著者名」の後ろに題名が二つ並ぶときの順番は「章題名(論文名)」「書名(誌名)」です。

●「書名」の記述には『』やイタリック、下線が用いられることもあります。

*参考文献(下記の文献はオンラインで閲覧できます)

科学技術振興機構. “参考文献の役割と書き方”
https://jipsti.jst.go.jp/sist/pdf/SIST_booklet2011.pdf, (参照2016-06-29).

中級 No.3

「参考文献」の読み方(雑誌)

記述の基本ルールを知ろう

2014.4

PDFを開く

参考文献の記述形式に慣れましょう!

参考文献リストに載っている雑誌を、KULINEで検索できるようになりましょう。

雑誌の例

著者名.論文名.誌名.出版年月.巻号時.掲載ページ

<例1 和雑誌>

<例2 洋雑誌>

「誌名」はKULINE[蔵書検索]で検索値となります。「著者名」「論文名」「出版年」「巻号次」「掲載ページ」は検索できません。

●様々な書き方があるため、ここに載せた例とは異なる場合もありますが、「著者名」の後ろに題名が二つ並ぶときの順番は「論文名(章題名)」「誌名(書名)」です。

●誌名が省略表記されているときは、KULINEで前方一致検索をしてみましょう。

上記の洋雑誌の場合、正確な誌名が分からないときでも int* j* obes* で「International journal of obesity」が検索できます。(Tips中級 No.1を参照)

  • (注1)KULINE[蔵書検索]で論文著者名や論文名は検索できません。
  • (注2)KULINE[蔵書検索]で論文掲載年は検索できません。
  • ⇒誌名で検索し、所蔵巻号や所蔵年を確認しましょう!

雑誌によっては、参考文献の記述方法が定められています。論文を投稿する場合には必ず投稿先の規程を守って参考文献リストを作成しましょう。

中級 No.4

KULINEから論文を探す

KU ArticleSearchで論文検索

2016.6

PDFを開く

論文を探したい!(…できればまとめて、しかも簡単に。)

KULINEの論文検索「Discovery」 なら、京都大学が提供するデータベース等から一挙に論文が検索できます。

キーワード・タイトル・著者名等を検索窓に入力してみましょう。

<URL> http://kyoto.summon.serialssolutions.com/

簡易検索

KULINE[蔵書検索]タブの横、[論文検索]を選択してください。細かい絞り込みは[詳細検索]から。

詳細検索

検索結果

結果一覧の各タイトルにマウスを移動させると、詳細表示が右側に表示されます。

検索結果の左側に表示される[絞込み]で、さらに条件を絞ることができます。
オンラインで論文が閲覧できる場合は、タイトル横に「オンライン」と表示されます。

使い分けてKULINEマスター

[蔵書検索]…論文が"掲載された資料"が京大内にあるか調べられます。掲載誌名やISSNで検索してください。
[論文検索]…論文の"情報"を探すことができます。キーワードや論文タイトルで検索してください。
[蔵書・論文+]…論文の“情報”と京大の“蔵書(図書など)”を一挙に探すことができます。

中級 No.5

論文の掲載誌を探す

KULINEで学内の所蔵を探す場合

2017.12

PDFを開く

検索のコツ 雑誌名で検索

KULINE[蔵書検索]では必ず論文が掲載されている雑誌名(またはISSN)のみを入れて検索しましょう。

雑誌論文の論文名・著者名は検索キーワードになりません。

※論文名や著者で論文を探したいときは、[論文検索]のタブから(参照:Tips中級No.4)

<例>次の論文を検索してみましょう

  • 1. [蔵書検索]で探している雑誌名を入力
  • 2. 「検索」をクリック
  • 3. 検索結果一覧で資料を確認
  • 雑誌、電子ジャーナルがあるようなので
  • 4. 電子ジャーナルを選択
  • 5. KURENAI(京都大学学術情報リポジトリ)で一般公開されていると分かったので、「リンク」からフルテキストを閲覧

電子ジャーナルが利用できないときは…

  • 7. 雑誌名をクリックして詳細を表示させる
  • 8. 探している号を所蔵している館があるか調べる

学外からの電子ジャーナルの利用について

京都大学が提供している電子ジャーナルを学外から利用するには、リモートアクセスの設定が必要です。詳しくは情報環境機構サイトの案内を確認するか、カウンターまでお尋ねください。