古典籍リテラシー入門 第二回 - 見て楽しむ漢籍
漢籍は、もちろんその中身を読んで味わうのが第一ですが、それだけでなく、一定の知識を持てば、「見て楽しむ」こともできます。
前回の和本編に続いて、まずは漢籍特有の扱い方をお話しした上で、準備した漢籍を実際に手にとっていただきながら、「どのよう読めばいいのか」ではなく、「何を見ると楽しいのか」について、美術史家が絵画作品を語るように、お話をしてみたいと思います。