標記事業の申請を募集します。
本事業は「人文・社会科学の未来形発信」の一環として、著者と出版社の同意を得た上で
京大研究者が執筆した日本語の学術書籍を京都大学学術情報リポジトリKURENAIから公開するものです。
コロナ禍の状況の中での社会貢献の一つとして、日本語書籍のオープンアクセス化に大きな期待が寄せられています。
積極的なご応募をお待ちしております。
申請期限:2021年1月15日(金)
申請先:附属図書館学術支援課学術支援掛
※この事業では、洋書と和書の両方で学術書籍等のオープンアクセス(OA)化を推進しますが、
本通知では下記のとおり和書分のOA化事業の募集についてお知らせします。
(洋書分に関しては、2020年度人社系海外出版書籍のオープンアクセス(OA)化事業公募情報をご覧ください。)
【附属図書館学術支援掛】
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募集要項より
1. 趣旨
本学が指定国立大学法人構想で掲げる「人文・社会科学の未来形発信」に基づき、
京大の人社系分野の研究成果を広く社会に発信することを目的として、
本学の人文・社会科学系研究者が国内の出版社から出版した日本語書籍をオープンアクセス(OA)化する事業を実施します。
また、昨今のコロナ禍の状況において、国内においても日本語学術書籍の電子化書籍の需要は急速に拡大しています。
OA化することによって、国内の研究者や学生等は先生方のご著書に自宅等からいつでもアクセスできるようになります。
オンライン環境下での学習・研究に大きなメリットをもたらし、本学のプレゼンス向上にも寄与します。
2. 事業内容
申請があった書籍について、図書館機構が出版社の意向を確認します。
出版社の同意を得られたもののみ、図書館機構が電子化し、
京都大学学術情報リポジトリKURENAIに登録して全世界に向けて無償で公開します。
3. 対象・条件
以下の条件にすべて合致する場合にご申請いただけます。
1) 本学の研究者が京大在籍中に執筆したもの(=出版時の著者所属が京都大学であるもの)
2) 人文・社会科学系研究分野の学術書であること
3) 日本語で書かれ、国内で発行された図書の全体またはその一部であること
4) 共著者がいる場合、申請者自身が事前に同意を得ること
注)
・図書全体または章単位のどちらでも申請可能とします。
・共著者がいる場合は、申請前に、申請者自身で本事業への同意を得てください。
申請されたものは、共著者全員の合意が取れているものと見なします。
・申請受理後、出版社の意向確認、KURENAIでの電子化・公開作業は図書館機構が行います。
本事業に係る費用は図書館機構が全額負担します。
・出版社の同意が得られない場合は、本事業の対象から除外させていただきますので、ご了承ください。
出版社の意向確認の結果は、申請者に後日通知します。
4. 申請方法
申請用エクセルファイルにご記入の上、メールの添付ファイルで申請先までご送付ください。
・教育研究活動データベースから抜き出したご自身の著書リストをご希望の方は、
担当までご連絡いただければお送りいたします。
・教育研究活動データベースの「書籍等出版物」の部分をプリントアウトして希望図書に○を付け、
メール添付もしくは学内便でお送りいただくのでもかまいません。
5. 締め切り
2021年1月15日(金)
6. スケジュール(予定)
12月中旬 申請受付開始
1月15日(金) 申請〆切
1月中旬〜3月 出版社の意向確認(図書館機構)
3月下旬~4月 申請者へ出版者の意向確認結果通知(図書館機構)
4月以降 電子化・KURENAIでの公開(図書館機構)
7. 申請・問い合わせ先
附属図書館学術支援課学術支援掛
e-mail: repository [at] mail2.adm.kyoto-u.ac.jp ( [at] は@に書き換えてください)