第3節　分　類

　創設当時は未だ本館の分類表は作られていない。またその必要もなかったと思われる。最初は法科，医科，工科の三単科大学が設立されたのであるから，受入れられる図書も三単科大学に分配され，そこでそれぞれ適当に分類して利用されていたのである。かように本館で整理登録した図書でも本館に留る図書はなく，三単科大学にそれぞれ帰属するのであるから，本館では分類表の必要はなかった。しかし数年を経過する頃には寄贈図書や寄託図書で，いずれの単科大学にも属しないものが受入れられるようになると，これは本館に蔵置するより仕方がない。また本館は当時購入費は極めて少なかったが，それでも少しずつ購入図書もふえていった。こうなるといよいよ本館にも分類表が必要となってくる。
　明治32年には京都府立図書館は全国にさきがけて十進分類表を作っている。また明治34年に法科大学講師となって図書館事務を嘱託された湯浅半月（吉郎）は，永年米国に留学して図書館の重要性を認め，関心すこぶる大であった。従って分類法についてもD．C．の優秀性を盛に鼓吹したことであろう。これ等の新気運に乗って島館長や館員は研究協議の結果，DC．を参考にしながら，日本の実状に合致するように作成したのが現在の本館の分類表の基礎となるものである。これは明治35，6年頃と推定される。明治34年大阪高等工業学校への回答には「目下分類法取調中……」とあって，まだ完成していないことがわかる。
　明治41年刊「京都帝国大学附属図書館案内」に次の記事がある。
　本館貯蔵ノ図書ハ主トシテ和漢書ナリトス先ツ之ヲ閲覧図書ト保留図書トニ大別シ後者ハ番号ヲ付シテ之ヲ保存シ前者ノ分類ハ主トシテ十進分類法（デシマルクラシフィケーション）ニヨリ之ニ適合分類法（アドヂヤスタブルクラシフィケーション）ヲ加ヘテ現在ノミナラズ将来ノ需要ニ応ゼントセリ人ノ知ル如ク事物ノ分類ハ精粗各長短アリテ其実用如何ヲ顧ミルヲ急務トスレバ十進法ノ如キ頗完全ニ類スルモ却テ実用ニ迂ナルヲ見ル然レドモぶらうんノ適合法ニ因リテ其応用ノ余地ヲ存スル時ハ伸縮頗ル自在ニシテ少許ノ改竄ヲ施サンニハ始終大ナル失策無キヲ得ベシ今本館ノ分類法ヲ略述スレバ全体ノ図書ヲ十門ニ分チ更ニ各門ヲ十部ニ分チ更ニ各部ヲ十目ニ分チ而シテ略ボ其半ヲ採ツテ現時ノ用ニ充テ図書ノ増加ニ随ツテ残余ノ一半ヲ用ヰルノ計画ナリ分類決定ノ後今日ニ至ル迄既ニ変更若クハ増加セルコト5，6回ニ及ビシモ皆僅ニ一部分ニ関セルヲ以テ毫モ全局ニ変動ヲ及ボスノ幣害ヲ見ザリキ分類ノ詳細ハ之ヲ一表内ニ収メ且ツ相関索引（レラチーブインデキス）ヲ作リテ分類ノ節目ヲ捜ルノ用ニ供シツツアリ記号法ニ就テハ各図書館何レモ其方法ヲ異ニシテ或ハ函架番号ヲ用ヰ或ハ部門番号ヲ用ヰ或ハ著者記号ヲ用ヰルモノアリ本館ニ於テハ最後ノ著者記号ヲ改変シテ図書記号トナシ始メテ之ヲ和漢書ニ応用セリ此ノ如クシテ各部門間ノ図書ハ自ラ五十音順ニ排列シ検索者ハ最短ノ時間ヲ以テ其欲スル所ヲ取出シ得ベク目録記入モ亦適当ノ順序ヲ得ベキヲ信ズ。
　既ニ述ベシガ如ク排列分類ノ方法ニシテ理論ニ偏スル時ハ之ヲ目録ニ応用スルヲ得ルノミニシテ遂ニ之ヲ排列ノ方法ニ及ボスヲ得ズ然レドモ公共図書館ハ暫ク之ヲ措キ専門図書館殊ニ大学図書館ノ如キ検索ヲ必須条件トスル以上ハ徒ニ場所ノ経済ヲ重ンジテ唯大小ノ別ニ因リ若クハ到着ノ順序ニ随ツテ之ヲ排列スルガ如キ没理ノ手段ヲ取ルベカラズ即チ排列ノ方法モ亦実地ニ適スベクシテ而モ成ルベク精細ニ分類セザルベカラズ而シテ目録ニ於テ順序ニ排列シ得ルモ実地ニ於テ為シ能ハザルモノヲ挙グレバ書籍ノ大小長短厚薄何レモ常規ヲ失スル図書，貴重図書，保留図書，一般参考書等特別取扱ヲ要スル図書等其数決シテ少カラズ本館ニ於テハ此ノ如キ図書ヲ別置トナシ特別ノ分類箋ヲ貼付シ而シテ其図書ノ属スベキ各門ニハ之ヲ代表スル木板ヲ入レ置ケリ而シテ最モ多ク使用セラルル図書ハ或ルベク閲覧室ニ近カラシメ貴重図書，寄託図書等ハ成ルベク安全ノ位置ニ収蔵シ一般参考書ハ閲覧室内ニ出ダシテ直ニ繙続ノ便ニ供シ又形状大小ノ甚ダシク異ルモノハ特別ノ函架ニ排列シ隔月1回実物ノ有無位置ノ適否等ヲ個々ノ函架ニ就キテ精密ナル調査ヲ加フ。
　この分類はまず10部門に大別して，さらに各部門を綱目に細分する仕方である。和漢書は各部門の下を2位数を用いて細分するから，全体は1000区分となり，洋書は各部門の下を10に区分するから，全体は100区分となっている。とにかくアラビヤ数字を用いたことは当時としては進歩的であった。しかし展開式十進分類法ではなく，適合十進分類法と自称したことは前記の通りである。和漢書の1000区分は全部使用されず，部門によっては1／2ないし1／3の余裕のあるところがあるから，将来の新分野の図書に対しても位置を与えることができる。その後ときどき部分的に改正されているし，将来もまた部分的に改訂されるであろう。たとえば洋書では大正末年に第1次欧洲大戦資料が大量に受入れられた時に，6−10および10−11を，また昭和初年に登山関係図書に対して9−10を，また学術団体の総合出版物に対して10−12を新設している。昭和12年頃に8−1の中に含まれていたMusicを独立させて8−2に移し，8−2にあったApplied　artを8−9に移した。昭和33年の大改正には9−10 Mountain Climbing を廃して図書は8−3に移し，その他字句の修正を行った。
　和漢書においても綱目の増補や字句修正を行い，時代の進展に適応するように改正が行われている。特に昭和33年の大改正には，4−51外国文学を展開して，4−52東洋，4−53英米，4−54ドイツ，4−55フランス，4−56スペイン，4−57イタリア，4−58ロシヤ，4−59その他諸国文学を起し，10−10学術綜合刊行物を新設した如きは著しい例である。
　以前は特殊文庫が受入れられると，それ独特の分類表が作られるのが常であった。すなわち近衛，菊亭，中院，平松，皆川，日蔵既刊，蔵経書院，富士川，維新，陶庵，旭江，新聞等の特殊文庫にはそれぞれ特殊の分類表があるが，最近ではなるべく特殊分類表を作らない方針であるから，たとい図書は別置しても分類は本館の一般分類を用いる傾向にある。

1　附属図書館和漢書分類表

第一門　宗教哲学教育

1−00　宗教哲学教育総記
1−01　宗教総記
1−02　神　　話
1−03　神　　道　総記
1−04　同　　史
　　　　　　伝記　祭祀　縁記
1−05　同　各論
1−06　キリスト教　総記
1−07　同　　史　伝記
1−08　同　各論
1−20　仏教総記
1−21　同　　史　伝記
1−22　寺　　院　緑記
1−23　仏　　教　経律
1−24　同　　　　論
1−25　禅　　宗　語録
1−26　仏教各宗宗学
1−27　印度諸宗教
1−28　回教及諸宗教
1−29　宗教雑記
1−40　哲学総記
1−41　西洋哲学
　　　 　　　同史及伝記
1−42　同　全集
1−43　哲学各論
1−44　論　　理　認識論
1−45　心　　理
1−46　倫　　理
1−47　美　　学
1−48　東洋哲学
1−49　哲学雑記
1−50　教育総記　教育学
1−51　同　　史　伝記
1−52　学　　制
1−53　実業教育　幼稚園
1−54　普通教育　（小学　中学　高校）
1−55　高等教育　（大学　専門）
1−56　特殊教育
1−57　師範教育　教授法
1−58　社会教育　図書館
1−59　教育雑記
1−60　中国哲学総記
1−61　群経総義
1−62　易　　経
1−63　書経　詩経
1−64　礼　　記
1−65　春　　秋
1−66　四　　書　孝経
1−67　老　　荘
1−68　諸　　子
1−69　儒　　家
1−80　日本思想総記
1−81　同　各論
1−82　心学　道話
1−83　和漢学制
1−84　教訓及武士道
1−85　女　　訓
1−86　礼　　式
1−87　西洋礼式
1−88　国　　学

第二門　法律　政治

2−00　法律総記
2−01　法典法規　判決例
2−02　西洋法制
2−93　日本法制
2−04　中国法制　朝鮮法制
2−05　法理学及ローマ法
2−06　民　　法
2−07　商　　法
2−08　刑法及刑事訴訟法
2−09　民事訴訟法
2−20　国法学
2−21　憲　法
2−22　行政法　行政裁判
2−23　地方行政　　都市計画　地方選挙
2−24　各省行政　最高裁判所
2−25　会計法
2−26　公務員
2−27　国際法
2−28　条約　国際会議　　国際連合
2−29　外国法及法律雑記
2−30　議院総記
2−31　議院法　選挙法
2−32　議院史
2−33　両　院
2−34　参議院
2−35　衆議院
2−40　政治学
2−41　政治論
2−42　和漢政書
2−43　政　　党
2−44　政治史　政治家伝記
2−45　外交史
2−46　詔　勅　宣旨上諭
2−47　アジア問題
2−48　政　　策　時事問題

第三門　経済　社会

3−00　財政総記
3−01　同　　史　伝記
3−02　予　　算
3−03　国公有財産
3−04　租　　税　関税
3−05　国公債
3−06　償　金　借款
3−20　経済総記
3−21　同　　史
3−22　貨　　幣
3−23　金融及恐慌
3−24　経　　営
3−25　信用組合
3−26　保険及貯金
3−27　人口植民
3−28　工業経済
3−29　経済政策及雑記
3−40　社会学総記
3−41　社会問題
3−42　社会主義　共産主義
3−43　家族制度　婦人問題
3−44　労　　働
3−45　職　　業
3−46　慈善救済　感化事業
3−47　民　　俗
3−48　性問題
3−49　社会政策及雑記
3−60　統計学
3−61　統計表　年鑑
3−62　統計雑記
3−63　各府県統計

第四門　文学　語学

4−00　文学総記
4−01　漢文学総記
4−02　選　　集（衆人）
4−03　全　　集（個人）
4−04　作　　文（漢文）
4−05　漢文集
4−06　漢詩学
4−07　漢詩集（日本人）
4−08　同　　（中国）
4−09　作　文　往来文
4−10　修辞学　雄弁法
4−20　国文学総記　　文学史及伝記
4−21　合集　全集
4−22　歌学　歌話
4−23　歌集及国文集
4−24　連歌　俳諧
4−25　戯文　狂句　狂歌　狂詩
4−26　新体詩及韻文
4−27　謡曲　狂言
4−28　戯　　曲　丸本　浄曲
4−29　俗曲　歌謡
4−30　物語　草紙　日記
4−31　脚　　本
4−40　中世近世小説
4−41　読本　軍談　人情本
4−42　元禄文学
4−43　滑稽本　酒落本
4−44　近代小説（明治以後）
4−45　中国戯曲小説
4−46　童　　話（和漢洋）
4−47　雑　　話（同）
4−48　評　　論　随筆
4−49　書目　書誌
4−50　外国文学史　　文学者伝記
4−51　外国文学
4−52　東洋諸国文学
4−53　英米文学
4−54　ドイツ文学
4−55　フランス文学
4−56　スペイン文学
4−57　イタリア文学
4−58　ロシア文学
4−59　その他諸国文学
4−60　言語学総記
4−61　国語学総記
4−62　文　　法
4−63　音韻　仮名遣
4−64　字音及訓読
4−65　文　　字
4−66　方　　言
4−67　ローマ字
4−68　アイヌ語　琉球語　　台湾語
4−69　国語学雑記
4−80　英　　語
4−81　西洋諸国語
4−82　東洋諸国語
4−83　中国語
4−84　国語辞書
4−85　節　　用　　故事熟語　名数
4−86　中国辞書
4−87　韻　　学　説文
4−88　音声学
4−89　速　記

第五門　歴史　地理

5−00　歴史地理総記
5−01　歴史総記
5−02　世界史
5−03　日本史総記
5−04　史　　料
5−05　古　　代
5−06　奈良・平安時代
5−07　鎌倉時代
5−08　南北朝時代
5−09　室町時代
5−10　安土桃山時代
5−11　江戸時代
5−12　近　　代
5−13　対外史
5−14　台湾史
5−15　地方史
5−16　史　論
5−17　儀式典例　有職故実
5−18　考　　古
5−19　災害史
維　　維新史料
5−40　東洋史総記　各国史
5−41　中国史総記
5−42　中国古代史　（古代至泰）
5−43　同　上世史　（漢至六朝）
5−44　同　中世史　（隋至宋）
5−45　同　近世史　（元至現代）
5−46　朝鮮史
5−47　西洋史総記
5−48　西洋各国史
5−49　歴史雑記
5−60　伝記叢伝
5−61　日本人叢伝
5−62　同　各伝
5−63　同　言行録
5−64　同　系譜　姓氏紋章
5−65　同　人名録　武鑑
5−66　同　陵墓
5−67　中国人伝記
5−67　外国人伝記
5−69　伝記雑記
5−80　地理総記
5−81　東洋地理　総記
5−82　日本地理　総記
5−83　同　各地誌
5−84　同　地図　歴史地図
5−85　同　紀行
5−86　中国地理
5−87　同　紀行
5−88　外国地理
5−89　同　紀行
京　　京都郷土資料

第六門　自然科学

6−00　科学総記
6−01　科学史
6−02　物　理
6−03　化　学
6−04　天　文
6−05　地　学
6−06　気　象
6−07　海洋学　航海
6−09　科学雑記
6−20　博物総記
6−21　本　　草
6−22　生　　物
6−23　人　　類
6−24　動　　物
6−25　植　　物
6−26　鉱物　結晶
6−27　地質　古生物
6−28　地　　震　火山
6−29　博物雑記
6−40　数学総記
6−41　和漢算法
6−42　算　　術
6−43　代　　数
6−44　幾　　何
6−45　三　　角
6−46　解析幾何
6−47　微　　積
6−48　度量衡
6−49　数学雑記

第七門　医　　学

7−00　医学総記
7−01　同史　伝記
7−02　和漢古方　按摩
7−03　生　　理
7−04　病　　理
7−05　解剖及組織
7−06　薬　　理
7−07　医　　化
7−08　細　　菌　顕微鏡
7−09　衛　　生
7−20　治療法　処方
7−21　診　断
7−22　内　科
7−23　外　科
7−24　眼　科
7−25　皮膚科　泌尿
7−26　産婦人科
7−27　小児科
7−28　耳鼻咽喉科
7−29　精神科
7−40　獣医学
7−41　歯　科
7−42　法医学
7−43　薬　学
7−44　看　護
7−45　医学雑記　育児法
7−46　温泉療法

第八門　工学　芸術

8−00　工芸総記
8−01　工　　学　総記
8−02　土　　木
8−03　機　　械
8−04　電　　気
8−05　採鉱冶金
8−06　工業化学
8−07　建　　築
8−08　製　　図　意匠　雛形
8−09　測　　量
8−10　航空工学
8−20　軍事総記
8−21　和漢兵法
8−22　同　武器　城
8−23　空　　軍
8−24　陸　　軍
8−25　海　　軍
8−26　兵　　器
8−27　軍　　制
8−28　戦　　史
8−29　軍事雑記
8−40　美術総記　同史
8−41　和漢美術総記
8−42　書画　文房具
8−43　書
8−44　絵画　版画
8−45　彫刻　篆刻
8−46　漆工金工
8−47　染　　織
8−48　陶　　磁
8−49　美術考古
8−50　金　　石
8−51　古　　銭
8−52　骨　　董
8−53　玩　　具
8−56　手芸　手工
8−57　写　　真
8−58　印　　刷
8−59　工芸雑記
8−60　音　　楽（東洋）
8−61　同　　　（西洋）
8−62　音楽理論
8−63　花　香　茶　盆石
8−64　室内遊戯
8−65　能　狂言　田楽　神楽
8−66　演劇　舞踊
8−67　寄　　席
8−68　映　　画
8−69　興行物
8−70　スポーツ　体操
8−71　武道　狩猟
8−72　水上競技
8−73　陸上競技
8−74　球　　技
8−75　登山　スキー
8−76　相　　撲
8−80　方技総記
8−81　ト　　筮
8−82　陰陽五行
8−83　骨相手相
8−84　星　　占
8−85　伝　　授
8−86　道　　家　仙術
8−87　淘宮術

第九門　産　　業

9−00　産業総記
9−01　日本産業
9−02　中国産業
9−03　外国産業
9−04　博覧会
9−05　産業組合
9−06　鉱　　業
9−07　繊維　製紙
9−20　農業総記
9−21　農政学
9−22　農業経済
9−23　農芸化学
9−24　耕種栽培　害虫駆除法
9−25　園　　芸
9−26　林　　業
9−27　畜産業　養禽
9−28　蚕　業
9−29　水産業　製塩
9−40　運輸交通総記
9−41　船　　舶　水運
9−42　海　　運
9−43　陸　　運
9−44　鉄　　道
9−45　郵　　便
9−46　電信電話
9−47　放　　送
9−48　空　　運
9−60　商業総記
9−61　商業史　商業地理
9−62　銀　　行　信託
9−63　会　　社
9−64　取引所　株式市場
9−65　通　商　貿易
9−66　専　売
9−67　会計簿記
9−68　商工会議所
9−69　家　　政

10−00　百科全書
10−01　叢　　書（日本）
10−02　同　　　（中国）
10−03　類書　抜萃（日本）
10−04　同　　　（中国）
10−05　随　　筆（日本）
10−06　同　　　（中国）
10−07　雑　　誌（日本）
10−08　同　　　（中国）
10−90　新　　聞
10−10　学術総合刊行物

2　附属図書館洋書分類表

1-0 General
1-1 History
1-2 Orient
1-3 China
1-4 Collected works
1-5 Metaphysics
1-6 Psychology
1-7 Ethics
1-8 Aesthetics
1-9 Miscellaneous

2-0 General-Sociology
2-1 Religion
2-2 Orient
2-3 Mythology. Folklore. Customs
2-4 Education
2-5 Law
2-6 Political science
2-7 Economy. Commerce
2-8 Statistics
2-9 Miscellaneous

3-0 General
3-1 Comparative
3-2 Sanscrit. Pali
3-3 Greek. Latin
3-4 English
3-5 German. Teutonic languages
3-6 French. Romance languages
3-7 Japanese
3-8 Chinese
3-9 Others

4-0 Library science. Bibliography
4-1 Literature-General
4-2 English & American literature
4-3 German 〃
4-4 French 〃
4-5 Latin, Greek & other European 〃
4-6 Japanese 〃
4-7 Chinese 〃
4-8 Indian　 〃
4-9 Others

5-0 General−Methodology
5-1 Universal history
5-2 Maps
5-3 Biography
5-4 Orient
5-5 India
5-6 Japan
5-7 China
5-8 Others
5-9 Africa. Oceania

6-0 Ancient history
6-1 Mediaeval 〃
6-2 Modern 〃
6-3 Recent 〃
6-4 Great Britain
6-5 France
6-6 Germany
6-7 Russia
6-8 America
6-9 Others
6-10 World War I & II

7-0 General
7-1 Mathematics
7-2 Astronomy. Physiography
7-3 Physics
7-4 Chemistry
7-5 Geology. Palaenotology
7-6 Biology. Botany. Zoology
7-7 Medicine
7-8 Anthropology
7-9 Others

8-0 General
8-1 Arts−Fine arts
8-2 Music
8-3 Theatre. Sports. Amusements
8-4 Industries−Manufactures
8-5 Engineering
8-6 Chemical technology
8-7 Agriculture
8-8 Military
8-9 Domestic

9-0 General
9-1 Universal geography
9-2 Europe
9-3 Asia−Japan
9-4 China
9-5 India
9-6 Others
9-7 Africa
9-8 America
9-9 Oceania. Polar regions

10-0 Encyclopaedia−English
10-1 German
10-2 French & others
10-3 Periodicals. News papers−English
10-4 French
10-5 German
10-6 Others
10-7 General series
10-8 Dissertation
10-9 University publications
10-10 Catalogue
10-11 European newspapers, 1914-18
10-12 Institute and Society publications