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活動と成果activity

中核的活動

オープンサイエンス時代における大学図書館間連携の形を探る第一歩として、三館に共通する課題の共同的解決を目指し、2023年度から連携協力活動をスタートしました。 その中核的活動として、「オープンサイエンス」「デジタルライブラリー」等の語から直接的に想起される、
1.学術情報資源の確保(電子ジャーナル契約に係る調査・研究・開発など)
2.学術情報資源の創出(デジタルアーカイブ構築に係る調査・研究・開発など)
3.研究成果発信の支援(機関リポジトリ運営に係る調査・研究・開発など)
について、各館の担当部署間をオンラインコミュニケーションツールによってつなぎ、日々の業務処理から各事業の中長期的方向性まで自在に情報共有・相談できる環境を整えることで、理想的にはバーチャルな単一事業部署であるかのように、各機関における事業推進に相乗的効果を生み出すことを目標としています。
併せて、上記1~3に留まらず、図書館活動の諸面における協働の可能性にアドホックに取り組んでいきます。

構想図

ライブラリー・スキーマの検討

事業の一環として、「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議のまとめ)」(2023年1月)で提案された「ライブラリー・スキーマ」の京阪神版を作成することとしました。
2023年度末に第1版を作成した「ライブラリー・スキーマ」はオープンサイエンス時代における大学図書館の在り方を本質に遡り自己規定するものであり、3大学図書館の連携協力活動に理論的土台を与えることを目標としています。
研究大学である3大学における図書館の行動原理を図式化したものですが、広く他機関での「ライブラリー・スキーマ」検討の参考となり、また我々大学図書館が何を拠り所として業務を行っているのか、また何を行うべきなのかを考える材料となることを期しています。

大阪大学
【成果物】
京阪神3大学ライブラリー・スキーマ [PDF]

【発表資料】

3大学共通の図書館利用者アンケートの実施

連携の一環として、京都大学、大阪大学、神戸大学の3大学共同で、2023年度に図書館利用者アンケートを行いました。
コロナ禍を経た利用者ニーズの変化を把握するとともに、各大学図書館におけるさらなるサービス向上につなげるため、実施主体は各大学として、教員や学生を対象に、施設やサービスに対する満足度等を調査したものです。
なお、各大学間の相違点や共通点を見出し、それぞれの特性に応じたサービス展開に活用することを目的として、調査項目は3大学で共通化しました。
結果は分析中ですが、コロナ禍を経て「場」としての図書館に対する二―ズが多様化していることなどが窺えます。

活動報告発表資料

各種活動報告発表資料です。

活動報告