② 福聚奇遇玉照物語(フクジュキグウタマテルモノガタリ) 醒々堂烏有著、百齋墨僊画、陳津老禿序 文政2(1819)序・同3(1820)刊 文政期にはいると(1818〜)読本は出版件数が減少し、衰退現象が見られるが、その一方、印刷技術に技巧を凝らし体裁の華麗なものが現れるようになる。本書は挿絵に立体的な細工を施している例である。 (4-41ア66 ら九百四十八全五冊二)