1冊 写本 宗祇作 [室町時代末期頃]写 四つ目袋綴 紗綾形文地牡丹唐草空押練色表紙 本文料紙:楮紙(一部斐混りか) 14.4×20.0cm 無辺界 半面14行 扉題:みしま千句 首題:於伊豆三嶋宗祇獨吟 標題は打付書外題による 初葉首題脇に墨書:「浄教房 真如蔵」
文 國文學||Gj||6貴 <447662>
"Mishima Senku"
Renga-style poems dedicated to thegods by Sogi.
Album. Hand-written.
Edo period.
宗祇の独吟千句。文明三年(一四七一)三月二四日から二六日の三日間で成る。(日付は柿衞文庫本に拠ったが、諸説ある。)第一百韻の発句は「なべて世の風をおさめよ神の春」。この千句には、宗祇自身による数種の跋文が残されている。最も詳しい跋文を備える、京大文学部国文研究室蔵の別本は、伊豆三島の東常縁のもとで古今伝授(初度)を受けていた宗祇が、常縁の子息竹一丸が風邪を患った際、発句をもって三嶋明神に立願したところ平癒したため、報賽(ほうさい)の千句を独吟・奉納したと記す。この千句には、古河公方を迎え撃つ常縁のための先勝祈願が込められているという見解もある。
翻刻は、古典文庫459等があり、江藤保定『宗祇の研究』の翻刻には、本書が校合本として使用されている。なお、実隆注かと言われる加注本(金子金治郎『連歌古注釈の研究』に翻刻)もある。(H)
|
|