平成14年度京都大学附属図書館公開展示会
>>「学びの世界」目次
I: 出版文化のコスモロジー—中国から朝鮮・日本へ—
2: 類書の図像学
〔I-2-2〕


宋朝世系 (図録p.12左)

〔I-2-2〕 新編羣書類要事林広記  文学部
 南宋・陳元"靑+見"編 元禄12年(1699)刊
 南宋末からモンゴル時代にかけて成立した、一種の百科事典。図版がふんだんに盛り込まれている点も大きな特徴で、それらはいずれも、このセクションに展示されている絵入本と、密接な関わりを有する。あらゆる知識をビジュアルに総覧できる『事林広記』は、まさしくこの時代を代表する類書であるといえよう。


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