仏果圜悟禅師碧巖録集抄

平成14年度京都大学附属図書館公開展示会

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ＩＩＩ: 学びの展開と継承
3: 抄物

〔ＩＩＩ-3-1-14〕

仏果圜悟禅師碧巖録集抄　（図録p.155）

〔ＩＩＩ-3-1-14〕　仏果圜悟禅師碧巌録集抄　文学部・寿岳文庫
　第2、4、5、8巻の4冊(本来は十巻)　天正13年(1585)無角写
　『碧巌録』については、〔Ｉ-4-2〜3〕「碧巌録」参照。本書は濁点が豊富である。「候ふ」の短呼形は「ゾロ」が多く(85例)、「ソロ」が少ない (28例)。「ワゴリヨ」など、口頭語的な語彙もあるが、全体は標準語(京阪語)である。浄土宗の僧侶によって写された。