平成14年度京都大学附属図書館公開展示会
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II: 『幼学指南鈔』とその周辺—日本での受容—
2: 類書の系譜
〔II-2-5〕


藝文類聚 (図録p.72)

〔II-2-5〕 藝文類聚 文学部
 唐・武徳7年(624)欧陽詢等纂修 明・嘉靖28年(1549)重刊
 『藝文類聚』は、南宋紹興年間刊本が現存最古のものとされる。明の正徳10年(1515)に銅活字本が出版され、嘉靖6年(1527)胡纉宗刻本がそれに次いで古い。展示の嘉靖28年刊本は胡纉宗刻本の形態を忠実に伝える。『幼学指南鈔』の巻立ては『藝文類聚』に極めてよく合致することが知られている。


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