2019年度京都大学図書館機構講演会

「オープン・サイテーションと機関リポジトリの展開」

 京都大学図書館機構は、京都大学重点戦略アクションプラン「オープンアクセス推進事業」の活動の一環として、「オープン・サイテーションと機関リポジトリの展開」を開催します。

 オープン・サイテーションとは、論文等の学術出版物に記載された引用データ(参考文献リスト)をオープンアクセス化することです。引用データは、研究評価、研究プロセスの理解、図書館の蔵書形成など様々な場面で活用される重要な要素ですが、従来は複雑なライセンスにより保護され自由なアクセスが難しい状況でした。この状況を打開するために、2017年4月に、学術機関と出版社によって、I4OC(Initiative for Open Citations:引用データのオープン化を推進するイニシアティブ)が設立され、短期間で目覚しい成果をあげています。

 本講演会は、I4OCの共同設立者から設立経緯や現在の取り組みを学ぶことにより、オープン・サイテーションの重要性について理解を深め、その機関リポジトリへの展開を考えることを目的とします。機関リポジトリでのオープン・サイテーションの実現は、収録コンテンツとその引用文献へのアクセスを向上させ、学術的検証を促進する効果をもたらし、特に人文社会科学系紀要等の学術情報流通によい影響を与えることが期待されるため、これからの大学図書館の共通課題として認識を共有する機会としたいと思います。

■実施概要

■宣伝ポスター

開催日時 2019年05月20日(月)13:30 - 17:00 (受付開始:13:00-)
場所 京都大学附属図書館3階 ライブラリホール (地図)
講師
  • 西岡 千文 助教 (京都大学附属図書館)
  • シルビオ・ペローニ 講師 (I4OC共同設立者/ボローニャ大学古典文献学・イタリア研究学部)
  • 佐藤 翔 准教授(同志社大学免許資格課程センター)
内容

13:00     開場・受付開始
13:30-13:35 開会挨拶:松井 啓之 教授 (京都大学図書館副機構長)
13:35-13:45 趣旨説明:北村 由美 准教授(京都大学附属図書館)
13:45-14:15 報告「日本におけるオープンアクセスとオープン・サイテーションの現状」
        西岡 千文 助教(京都大学附属図書館)
                       http://hdl.handle.net/2433/241635

14:15-15:45 講演「Open Citations 101 : Historical Background and Current Developments=オープン・サイテーション入門:歴史的背景と最近の動向(仮題)」(逐次通訳あり)
                     シルビオ・ペローニ 講師(I4OC共同設立者/ボローニャ大学古典文献学・イタリア研究学部))
                       http://hdl.handle.net/2433/241636

15:45-16:00 休憩
16:00-16:30 講演に対するコメント「オープン・サイテーションが学術情報流通に与えるインパクトと日本でオープン・サイテーションを促進するために」
                     佐藤 翔 准教授(同志社大学免許資格課程センター)
                       http://hdl.handle.net/2433/241637

16:30-17:00 質疑応答(逐次通訳あり)
17:00     閉会

*講演会の終了後、講師の方々をお招きして交流会を開催いたします(参加任意)
   時間:17時30分~19時
   場所:京大生協吉田食堂(京都大学吉田南キャンパス内)
   参加費:3,500円(当日、受付にて申し受けます

対象 大学図書館職員および本講演テーマに関心のある方(一般公開)
受講定員 80名
申込方法 事前申込制

申込受付は、2019年5月15日(水)にて終了いたしました。

締切 2019年05月13日(月)→ 2019年5月15日(水)に延長しました
主催京都大学図書館機構
共催京都大学東南アジア地域研究研究所・東南アジア研究の国際共同研究「東南アジア地域研究資料のオープン・サイエンス化に向けたとりくみ」/国立大学図書館協会近畿地区協会
協賛大学図書館近畿イニシアティブ
申込・問い合わせ先 京都大学図書館機構 図書館業務改善推進会議 人材育成部会
E-mail: kenshu-uke660kulib[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
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