論文をジャーナルに投稿する際、掲載論文をオープンアクセスにするために、Article Processing Charge(APC)と呼ばれる費用が発生する場合があります。
該当するジャーナルを京都大学で購読している場合に、特典として京都大学構成員のAPCに割引が適用されることがあります。
対象となる出版社・ジャーナルと手続きの詳細は、以下をご覧ください。
出版社: ACS | DeGruyter | Elsevier | Karger | Microbiology Society | Rockefeller UP | Springer | Wiley
ジャーナル: J. Endocrinol. | PNAS | Reproduction | Science Advances
なお、この割引情報は図書館として特定の出版社への投稿を推奨するものではありません。
APCが割引されます。投稿者がACSの会員である場合は、さらに割引率が高くなります。 詳細はACS Open Access - ACS AuthorChoice をご覧ください。(料金表:京都大学は「Subscribing Institution」に該当します。)
その他、ACSではさまざまなオープンアクセスのためのオプションを提供しています。詳細はACS Open Accessをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、米国化学会にご確認ください。
(本項の内容は2023/3/24に更新されましたのでご注意ください)
De Gruyter社発行のジャーナルに京都大学の研究者が投稿した論文に対し、APCの10%割引が適用されます。
◆対象期間:-2024年12月31日
◆対象ジャーナル:こちらのリスト(学内限定)をご覧ください。ハイブリッド誌とフルOA誌ともに対象となります。購読していないタイトルも含みます。
◆対象論文:京都大学に所属する責任著者が投稿し、対象期間中に受理された論文(Ariticle)。
論文が受理されると著者宛てに割引されたAPCでOA出版が可能な旨通知が届きます。通知内のリンクより支払い手続きをすることでOA出版されます。
詳細は、著者向けマニュアル(学内限定)をご覧ください。
参考:https://www.degruyter.com/publishing/publications/openaccess/open-access-articles2024年4月から、Elsevier(エルゼビア)社との契約において、オープンアクセス投稿料(APC)と電子ジャーナル購読料を包括した転換契約を導入します。
この契約により、本学に所属する著者が対象ジャーナルに投稿した論文をオープンアクセス(OA)にする際に、APCの割引を適用します。詳細は以下のページをご参照ください。
Karger社のジャーナルに投稿しアクセプトされた論文について、下記の条件を満たせば、APCバウチャーが適用され、無料でオープンアクセスにすることができます。
◆申込期間:2024年4月1日-2025年3月31日
※上記期間外に申し込まれた論文は対象外となります。
※申込数には上限があります。
申込手順等の詳細については、下記のファイルをご覧ください。
・Karger社APCバウチャースキームについて(学内限定)
・論文投稿の手順 -Karger Journalへの論文投稿(学内限定)
・論文投稿の手順(Tech Checks版) -Karger Journalへの論文投稿(学内限定)
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、株式会社カルガージャパン(Email: publisher[at]karger.jp)宛にご確認ください。
Microbiology Society社発行のジャーナルに京都大学の研究者が投稿した論文については、APCの支払い無く、オープンアクセスにすることができます。
◆対象期間:2024年1月1日-2024年12月31日
※対象期間内にアクセプトされた論文が対象です
◆対象ジャーナル:
1. Journal of General Virology
2. Journal of Medical Microbiology
3. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology
4. Microbiology
5. Microbial Genomics
6. Access Microbiology
◆対象者:京都大学の所属者であり、投稿論文の責任著者である者
※アクセプト時に京都大学に所属している必要があります
申込手順等の詳細については、下記のファイルをご覧ください。
・Microbiology_Society_Publish_and_Read_Author_Guide.pdf(学内限定)
※投稿時に京都大学のドメイン (末尾が.kyoto-u.ac.jp) のメールアドレスを使用してください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、上記サイト記載の連絡先にご確認ください。
Rockefeller University Press社発行のジャーナルに京都大学の研究者が投稿した論文については、APCの支払い無く、即時オープンアクセスにすることができます。
◆対象期間:2023年1月1日-2024年12月31日
◆対象ジャーナル:
1. Journal of Cell Biology (JCB)
2. Journal of Experimental Medicine (JEM)
3. Journal of General Physiology (JGP)
◆対象論文:対象期間中に受理(Accept)された論文のうち原稿の所属先(Manuscript affiliation)に下記のいずれかを選択した論文
・Kyoto University (https://ror.org/02kpeqv85)
・Kyoto University Hospital (https://ror.org/04k6gr834)
・Kyoto University Research Reactor Institute (https://ror.org/05qs31q25)
詳細は、出版社作成のガイドラインをご覧ください。
下記も参考にしてください。
原稿投稿時の所属機関入力ガイドライン(著者向け)(日本語・学内限定)
2024年1月から、電子ジャーナルパッケージ「SpringerLink e-Journal」の契約において、オープンアクセス投稿料(APC)と電子ジャーナル購読料を包括した転換契約を導入します。
この契約により、本学に所属する著者がOA出版対象のSpringerジャーナルに投稿した論文をオープンアクセス(OA)にする際に、APCの割引を適用します。詳細は以下のページをご参照ください。
2023年1月から、Wiley社との契約において、APCと電子ジャーナル購読料を包括した転換契約を導入します。
この契約により、本学に所属する著者がWiley社のジャーナルに投稿した論文をオープンアクセス(OA)にする際に、APCの割引を適用します。詳細は以下のページをご参照ください。
先着33論文を無料でオープンアクセスにすることができます。詳細はこちら(学内限定)をご覧ください。
-->掲載論文は、オプションを選択するとオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者の場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、Portland Press Limited (e-mail: editorial[at]portlandpress.com)にご確認ください。
掲載論文は、オプションを選択するとオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者の場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、Portland Press Limited (e-mail: editorial[at]portlandpress.com)にご確認ください。
-->掲載論文は、掲載後12ヶ月でオープンアクセスになりますが、オプションを選択すると掲載後すぐにオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者で、論文を即オープンアクセスにする場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は(Email: publishing[at]bioscientifica.com)にご確認ください。
掲載論文は、掲載後12ヶ月でオープンアクセスになりますが、オプションを選択すると掲載後すぐにオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員がCorresponding Authorで、論文を即オープンアクセスにする場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、上記サイト記載の連絡先にご確認ください。
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掲載論文は、掲載後6ヶ月でオープンアクセスになりますが、オプションを選択すると掲載後すぐにオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者で、論文を即オープンアクセスにする場合、APCが割引されます。
詳細はPublication Feesをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、上記サイト記載の連絡先にご確認ください。
掲載論文は、掲載後12ヶ月でオープンアクセスになりますが、オプションを選択すると掲載後すぐにオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者で、論文を即オープンアクセスにする場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は(Email: publishing[at]bioscientifica.com)にご確認ください。
京都大学の構成員がCorresponding Authorである場合、APCが15%割引されます。
【申請方法】
マニュアルはこちら(学内限定)をご参照ください。
論文が受理されると、著者にRinghtsLink オープンアクセスAPC支払ページのリンク先を含むメールが送られてくるようですので、支払いページの"Apply Discounts"ボタンをクリックしてください。
"Affiliation Discount"欄で"Kyoto University"を選択することで購読機関割引が可能となります。
【参考情報】
Science Advances -- Licensing and charges
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、Science Advances business office (Email: scienceadvancesstaff[at]aaas.org)にご確認ください。
京都大学の構成員が著者である場合、APCが全額免除されます。
申込数には上限があり、対象期間内であってもサービスが終了することがありますのでご注意ください。
◆対象期間:2023年1月1日-2024年3月31日
サービスの詳細や申込手順等については、下記のファイルをご覧ください。
・Open Access Publication with Thieme_information for authors(学内限定)
著者の所属機関は論文投稿時にEmailドメインで自動的に確認されます。
【参考情報】
Thieme -- Open Access Funding Agreement
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、Thieme(Email: esales_jp[at]thieme.de)宛にご確認ください。
著者がジャーナル発行学会の会員である場合なども、割引が適用されることがあります。論文投稿の際に、各ジャーナルの投稿規程をご確認ください。
学内APC支援事業
本件についてのお問い合わせは、附属図書館電子リソースチーム:ejdb[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp まで。