1冊 写本 [江戸時代前期]写 四つ目袋綴 海老茶色渋引表紙本文料紙:楮紙 14.7×19.9cm 無辺界 半面11行内外 首題:竹林 標題は前一条関白摂政叙による 背に「雨夜記」とあり
文 國文學||Ge||4||貴 <447662>
"Chikurin-shu Kikigaki"
Commentary of renga-style poems.
Hand-written. Edo period.
『竹林抄』の古注釈。
『竹林抄』は宗祇編の連歌撰集で、文明八年(一四七六)五月以前成立。一条兼良序。竹林の七賢になぞらえ、宗祇の連歌の先達であった宗砌・智蘊・心敬・専順・能阿・行助・賢盛の七人の付句と発句を集める。所収句数は、心敬四○一句が最も多く、次いで宗砌三五三句、専順三三○句が中心に据えられているところに、宗祇の意図が窺える。明応四年(一四九五)の『新撰莵玖波集』の重要な撰集資料となった。
『竹林集聞書』は、『竹林抄』のうち、付句三三○句、発句四四句を抄出し、註釈を加えたもので、作者は未詳である。はじめに連歌の由来を述べた序があり、以下の注釈の内容は宗祇作と伝える『竹林抄之注』に近接する。裏表紙の見返し右隅に「霜さゆる山田の原の村薄(すすき)かる人なしに残る比(ころ)哉」の一首が書き留められている。本書の翻刻は、貴重古典籍叢刊にある。(H)
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