1冊 写本 夢庵居士(肖柏)作 永正12(1515)年写 大和綴 桐瓢箪模様鴬茶色布表紙 見返:金箔置紙に金銀切箔ちらし草木描絵模様 本文料紙:斐紙 24.6×17.3cm 無辺界 半面8行 奥書:「永正十二年夏之間録之/夢庵居士 (花押)」
附図 4-24||シ||4貴 <57992>
"Syunmuso"
Renga-style poems by Shohaku.
Album. Hand-written.
Muromachi period, dated 1515.
肖柏の自撰句集。肖柏は中院通淳(みちあつ)の息だが、早く出家した。宗祇に師事し、古今伝授を受け、古典の講釈を聴聞、『弄花(ろうか)抄』『伊勢物語肖柏抄』などをまとめた。摂津池田に「夢庵」を結び、活動の拠点としたが、晩年は堺に移住し、いわゆる堺伝授を相伝した。
『春夢草』には発句集、付句集、発句及び付句集があるが、本書は発句のみ。奥書には「永正一二年三月中旬」とするもの以下肖柏による数種あり、自ら改訂も行っているとみられる。本書は「空の色に霞もしるやけふのはる」以下四四一句を収め、発句集諸本の中で最も句数の多い系統に属する。肖柏は永正一二年(一五一五)には七二歳で、自筆奥書には老筆のためのふるえが見られる。
本書の影印は、貴重文献集成8にある。なお、付句集、発句及び付句集には加注本もあり、『連歌古注釈集』、桂宮本叢書19に翻刻されている。(H)
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