1冊 写本 一条兼良撰 文明9(1477)年, [飛鳥井]栄雅写 大和綴 木瓜文黄橡色布表紙 見返:金銀泥切箔ちらし斐紙 本文料紙:斐紙 25.9×17.1cm 無辺界 半面8行 奥書:「此一帖為備廢忘聊令編/撰之處自院被尋仰之間外/見雖有其憚一本染愚筆/寫進上之訖」,「右一冊以一條殿<禅閤/兼良公>御自筆本行數/文字之様大概不違之寫之両攝家/令編撰之給於此道者可為萬代之亀鏡尤可秘ゝゝ可惜ゝゝ于時文明/九年丁酉茖賓霖雨天終書功訖/桑門栄雅(花押)」
附図 谷村文庫・猪||4-24||レ1 <763467>
"Renga Shogakusho"
Learned book of renga-style poems by Ichijo Kanera.
Hand-written. Muromachi period, dated 1477.
Tanimura, Inawashiro collection.
一条兼良(かねら)編。享徳元年(一四五二)一一月以後まもなく成立、後崇光院(貞成親王)に進上された。連歌の主要な法則を集成し、「賦物篇」「式目篇」「和漢篇」から成る。「賦物篇」はそれまでの賦物を取捨し、「山何・何路・何木・何人・何船」の五ヶ賦を特に用いるよう指定し、計三九の賦物に対して適合する語を列挙する。「式目篇」は、まず二条良基の「連歌新式」を掲げ、次いで宗砌の意見を聞いて兼良が定めた「新式今案」を掲げる。「和漢篇」は、和漢聯句のための式目だが、本書には収録されていない。
本書は、飛鳥井栄雅が兼良自筆本を以て書写した古写本で、古典文庫63、『連歌論集』下に翻刻されている。(H)


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