平成21年度第2回講演会:次世代OPACを考える ―目録情報の視点から―

「基調講演:次世代OPACとこれからの目録情報」

昨今、日本の図書館界において“次世代OPAC”と呼ばれるWebサービス及びそのシステムに注目や期待が集まっています。
“次世代OPAC“というと、そのシステムの機能やインターフェースに注目が集まりがちですが、“次世代OPAC“をとらえる上では、OPACの利便性とともに、資料検索ツールとしての有用性を高める根本的な要素である「目録情報」の構造や内容、さらには情報検索そのものへの考え方や情報検索技術など、これまでの「OPAC」の枠にとらわれない発想や視点にも注目する必要があるでしょう。
そこで当講演会では、「目録情報」の視点から“次世代OPAC”をとらえることを主題とし、“次世代OPAC”について「目録」「情報検索」「OPAC設計者」それぞれの専門家をお招きして知見を得るとともに、各専門分野における情報検索に対する考え方や今後の課題について、講演者間の議論及び参加者からの質疑応答を通じて共有したいと考えています。

■実施要項 : 京都大学図書館職員用PDFアイコン / 京都大学図書館職員以外の方用PDFアイコン

パネルディスカッション要約

開催日時 2009年11月27日(金)13:30 - 16:50 (受付開始:13:15-)
場所 京都大学 人間・環境学研究科棟 地下大講義室 (地図)
講師

渡邊 隆弘
(帝塚山学院大学人間科学部情報メディア学科准教授)

内容

13:30~13:35 藤井譲治 京都大学図書館機構長 開会挨拶
13:35~14:35 基調講演:
渡邊 隆弘(帝塚山学院大学人間科学部情報メディア学科准教授)
「次世代OPAC とこれからの目録情報」
14:35~14:45 休憩
14:45~15:25 講演1:
清田 陽司(東京大学 情報基盤センター助教)
「知識体系の新たな融合:情報探索と件名標目表の活用をめぐって」
15:25~15:35 休憩
15:35~16:20 講演2:
田辺 浩介(慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所非常勤
講師 / Project Next-L)
「次世代OPAC実装への取り組み:Project Next-L Enjuを素材として」
16:20~16:50 パネルディスカッション・質疑応答
16:50 終了受講料 無料 (但し、講演会後の交流会に参加される場合は、4,000円の参加費を頂きます)

案内チラシ (PDF:213KB)

対象 大学図書館職員
受講定員 160名
申込方法 事前申込制

申込用Web フォームから必要事項をご記入の上、お申込下さい。
http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/kenshu/archive/091127kouenkai/

締切 2009 年11 月13 日(金)
主催京都大学図書館機構
共催国立大学図書館協会近畿地区協会
協賛大学図書館近畿イニシアティブ
申込・問い合わせ先 京都大学図書館機構 図書館業務改善推進会議 人材育成部会
E-mail: kenshu-uke660kulib[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
カテゴリー: 学内研修イベント情報 パーマリンク