研究開発室のミッション
京都大学附属図書館研究開発室は、京都大学図書館機構将来構想で定められた4つの基本目標に沿って研究開発を行っています。
研究開発室は多様な専門をもつ室員から構成されています。室員は、多くの人・組織と協働して研究開発を行うことで、大学図書館の研究支援・教育機能を強化することを目指しています。
研究開発のフェーズは以下のように表すことができます。
代表的な活動
京都大学図書館機構将来構想で定められた4つの基本目標に沿って、代表的な研究開発活動を紹介します。その他の研究開発活動や詳細については、活動計画・成果のページにてご覧ください。
研究支援としては、オープンアクセス・オープンサイエンスの推進に注力しています。教育機能としては、学術情報リテラシー教育のルートマップを作成することで、体系的なリテラシー能力の習得を可能にしています。
基本目標 オープンアクセスを推進し、
研究活動を支援する
オープン・サイテーション
オープン・サイテーションとは、論文等の学術出版物の参考文献リストをオープンデータにすることです。これらのデータは機関リポジトリで活用することで、論文の検証可能性の向上を図っています。
フェーズ | 活動内容 |
---|---|
シーズ |
|
成果 |
|
普及 |
|
デジタル富士川
画像データの相互利用を可能にする国際的な枠組みであるIIIF(International Image Interoperability Framework)を活用することで、複数機関に散逸して所蔵されている富士川文庫の資料をウェブ上で再統合しています。
フェーズ | 活動内容 |
---|---|
シーズ |
|
成果 |
|
普及 |
|
基本目標 学修・教育支援を促進する
ルートマップの作成と各種講習会
図書・論文・オンラインDBをはじめとする、図書館が提供する多様な学術情報を収集・評価・活用するスキルを段階的に示した「図書館機構による学術情報リテラシー教育支援のためのルートマップ」(通称ルートマップ)を作成し、図書館による学術情報リテラシー教育の体系化に役立てています。
フェーズ | 活動内容 |
---|---|
シーズ |
|
成果 |
|
普及 |
|
正規課程における
学術情報リテラシー教育
図書館機構と協力して、大学生生活・大学院生活に不可欠な、学術情報リテラシーを身につける授業を提供しています。
フェーズ | 活動内容 |
---|---|
シーズ |
|
成果 |
|
普及 |
|
基本目標 豊富な学術資源を活用し、
社会への貢献を強化する
デジタル教材配信システムにおける
図書館資料推薦システム
デジタル教材配信システムBookRoll上で、教材と関連のある図書館の蔵書や機関リポジトリのコンテンツを推薦することで、自学自習の促進・学習の深化を目指しています。
フェーズ | 活動内容 |
---|---|
シーズ |
|
成果 |
|
普及 |
|
基本目標 全学図書館機能の基盤を
整備する
教育研究活動DBと
図書館の各種DBとの連携
京都大学の教員による教育・研究成果を広く公開するために、教育研究活動データベースと京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)京都大学蔵書検索KULINEを連携することにより、成果物へのアクセス性、検索性を向上しています。
フェーズ | 活動内容 |
---|---|
シーズ |
|
成果 |
|
普及 |
|
電子ジャーナルアクセス
統計システム
図書館機構が提供している電子ジャーナルへのアクセス統計を正確にとることは、図書館機構のサービスの向上に不可欠です。電子ジャーナルアクセス統計システムを、その時々の環境の変化に対応して、更新しています。
フェーズ | 活動内容 |
---|---|
シーズ |
|
成果 |
|
普及 |
|