2023年度活動計画

基本方針

図書館機構将来構想の基本目標1〜4に基づき、国際的な動向に対応しつつ研究支援を強化した次世代型図書館に関する調査・研究・開発を行う。また、研究開発室の諸活動を通して、図書館機構における人材育成に寄与する。

活動領域

以下に、図書館機構の基本目標と、それに対応した主だった活動内容を挙げる。ただし、これらは各構成員の活動範囲を狭めるものではなく、活動内容の変更や拡大は、随時可能である。


図書館機構の基本目標1:「オープンアクセスを推進し、研究活動を支援する」に対応した活動

  • 機関リポジトリの出版機能の強化
    • 学内紀要のDOAJへの登録推進
    • 学内紀要論文のオープン・サイテーション化促進と検証

図書館機構の基本目標2:「学修・教育支援を促進する」に対応した活動

  • レファレンス業務や、学術情報リテラシー教育における生成AIの活用方法について調査を行う。
  • 教育・研究における著作権に関する教材開発

図書館機構の基本目標3:「豊富な学術資源を活用し、社会への貢献を強化する」に対応した活動

  • 研究データの長期的な利活用を可能にするための調査研究
  • 附属図書館菊亭文庫の調査・研究を進め、公開に向けた検討を行う。また、貴重書整理の知識を持つ図書館員の育成を行う。

図書館機構の基本目標4:「全学図書館機能の基盤を整備する」に対応した活動

  • 学内外の新規情報システムの導入・開発の動向を踏まえ、適切な図書館システム(リポジトリ、デジタルアーカイブを含む)の構築・運用に向けた調査研究を行う。

その他

  • 次世代型図書館の検討に向けて、必要に応じて柔軟に新しい取組を行う。

※なお、研究開発室の活動にあたっては、学内部局および他大学等との協力・連携も意識して取り組むものとする。