講義

大学図書館の活用と情報探索

授業の概要・目的:大学図書館は、図書だけではなく、学術雑誌やオンライン・ジャーナル、文献管理ツールなど、様々な学術情報と、それらの活用方法を教授している場所である。 京都大学図書館が提供している膨大な資料群や、ツールをどのように使いこなせるかで、大学における学習の質が変わってくる。 本授業では、このような京都大学図書館の提供する様々な学術情報の活用方法をテーマごとに講義と演習を組み合わせ、段階的に学習する構成となっている。 講義では、理系・文系双方にわたる専門分野の異なる教員陣によって、各分野における情報の組織化と活用方法の歴史や現在について学ぶ。 その後、各講義を踏まえ、図書館職員のサポートのもと、図書館やデータベースなどの文献検索ツールの演習を行い、大学における学習に必須である文献調査と先行研究レビューの手法を身に着ける。 第10回〜14回の総合演習では、それまでに学習した文献調査と先行研究レビューの手法を駆使し、プレゼンとレポート作成を行う。(シラバスより)

(参考)2021年度 全学共通科目「大学図書館の活用と情報探索」ウェブページ

学術研究のための情報リテラシー基礎

授業の概要・目的:本科目では大学院生として研究室などでの研究活動を本格化させるための基礎的な知識・スキルとして、 大学図書館などを活用した学術情報の探索と発信、本学が提供する情報通信サービスの理解とその適正な運用、その基礎となる情報ネットワークやコンピュータについての実践的事項、情報セキュリティと情報倫理などを学習する。(シラバスより)

情報基礎演習

情報基礎演習(全学)や情報基礎演習(農学部)では図書館担当回が設けてあり、学術情報の探索や利用の基礎について講義を行っています。

レクチャーシリーズ


日時 講師 題目
2019年6月17日(月) 古澤拓郎氏 第21回「フィールドでの出会いが研究テーマになる:ゴカイと暦の人類生態学を例に」
2018年11月16日(金) 佐藤直実氏 第20回「インド学仏教学研究の手法と魅力」講義資料
2018年6月27日(水) 藤原敬介氏 第19回「文字をつくる人々」
2017年11月28日(火) 鳥澤勇介氏 第18回「生体内を模倣したマイクロデバイス:臓器チップ」
2016年11月18日(金) 榎戸輝揚氏 第17回「カミナリ雲の謎にクラウドファンディングで挑む」
2016年7月19日(火) 加賀谷勝史氏 第16回「シャコパンチは無鉄砲か?」
2016年6月27日(月) 飯間麻美氏 第15回「水分子の動きからがんの特徴を捉える -拡散MRIのお話-」
2016年4月18日(月) 上峯篤史氏 第14回「日本列島に人類がくらし始めたのはいつか?」
2016年1月21日(木) 林眞理氏 第13回「テロメアからたどる生と死の話」
2015年12月11日(金) 伊藤遊氏 第12回「「マンガ」と「戦争」」
2015年11月19日(木) 中尾恵氏 第11回「手術を理解するコンピュータを作る」
2015年10月19日(月) 齊藤博英氏、中西竜也氏、西村周浩氏 第10回「「生循環モデル」の構築を目指して」
2015年7月8日(水) 大関真之氏 第9回「誰がカンニングを見たか」
2015年6月23日(火) 塩尻かおり氏 第8回「かおりの生態学 : 植物のかおりが織りなす生き物の関係」
2015年5月20日(水) 谷川竜一氏 第7回「20世紀平壌の夢 -建築からアジアを読みとく-」
2015年4月21日(火) 平岡敏洋氏 第6回「素数ものさしを生み出した『不便益』とは?」
2015年1月8日(木) 磯部洋明氏 第5回「京大発の宇宙学」
2014年11月27日(木) 熊谷誠慈氏 第4回「チベット・ブータンの宗教文化研究の紹介 -文献研究およびフィールド研究の両側面から-」
2014年7月17日(木) 西出俊氏 第3回「認知発達ロボティクスの紹介と発達ロボットの実現に向けて」
2014年6月25日(水) 佐藤弥氏 第2回「感情脳:感情における扁桃体の役割」
2014年5月14日(水) バデノック・ネイサン氏 第1回「希少言語を話す人たちとフィールドワークする」