2024年度成果
(参考)2024年度活動計画
図書館機構の基本目標1:「オープンアクセスを推進し、研究活動を支援する」に対応した活動
- オープンアクセス加速化推進の枠組みで、アメリカ、イギリス、フランス、ベルギーに渡航し、現地におけるオープンアクセスの支援体制とオープンアクセス出版に関わる調査を行った。
- 2024年5月から7月にかけて、「大学発ジャーナルのDXに向けた連続セミナー」をオンラインで4回開催した。学内外から、延べ240名の研究者やURA、図書館員など、大学における出版活動に関わる方々の参加があった。
図書館機構の基本目標2:「学修・教育支援を促進する」に対応した活動
<教職員向けセミナー>
『生成AIを共に学ぶ教育・研究支援における最前線』
日時:2025年2月21日(金)13:15‒16:30
場所:京都大学附属図書館ライブラリホール or Zoom(ハイブリッド)
対象:京都大学の教職員
参加者:対面17名(関係者除く),オンライン107名(最大)
<教育>
- 大学院共通科目「学術研究のための情報リテラシー基礎」【日・英】を行った。
- 全学共通科目「情報基礎演習」の各授業のうち一コマで学部生向けの学術情報の検索に関する授業を行った。
- 全学共通科目「ILASセミナー:大学図書館から始める研究入門講座」
- 全学共通科目「ILASセミナー:アーカイブ資料管理の実践」
- 全学共通科目「ILASセミナー:公文書管理とアーカイブズの世界(入門)」
<教材執筆・コンテンツ作成>
- 喜多一・北村由美・日置尋久・酒井博之(2024)『情報基礎演習 2024』を執筆した。京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)での公開を予定している。
- 大学ICT推進協議会、動画教材「基礎から学ぶ著作権」の開発と公開に参加した。
https://copyright-edu.axies.jp/video/ - 図書館機構が公開している自学自習コンテンツ(https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/support/1399524)に教材を提供した。
図書館機構の基本目標3:「豊富な学術資源を活用し、社会への貢献を強化する」に対応した活動
- 菊亭文庫(2020年度に附属図書館に寄贈された後、貴重書に指定)に関して、これまで作成した調書に基づき、典籍(983点)、文書(837点)の目録の確認・補訂作業を行った。また、一部資料に関する重要文化財指定について具体的な検討を始めた。
- カナダの専門家2名を招いて2024年度京都大学図書館機構講演会・国際シンポジウム『研究データの持続可能なライフサイクル構築へ向けて』を開催し、YouTube京都大学図書館きこうチャンネルにて、当日の録画を配信した。
日時:2025年1月16日(木)13:30-17:50
場所:京都大学芝蘭会館 山内ホール
参加者:31名
当日の動画:【第一部】https://youtu.be/PY476fzWoyY、【第二部】https://youtu.be/7QYhNaU3LAQ
図書館機構の基本目標4:「全学図書館機能の基盤を整備する」に対応した活動
- データ運用支援基盤センターと図書館機構(附属図書館)との連携を進めた。
- 電子ジャーナル・データベース認証システムへの多要素認証の活用に向けた試行を行った。