自学自習コンテンツ一覧
京都大学の図書館では、学習・研究活動のフローや対象者ごとにさまざまな支援コンテンツを用意しています。
各コンテンツの対象レベルを参考に、ご自身の学習・研究段階にあったものをぜひご活用ください。
※本ページは 京大図書館 最強ユーザへのルートマップ に準じて構成しています。(ルートマップの策定方針等については 図書館機構による学術情報リテラシー教育支援 をご覧ください。)
※本ページ中のコンテンツのうち、学外公開分については、 YouTube京大図書館きこうチャンネル で公開しています。
目次
【基礎】学部1回生・新たに京大に入った方向け: はじめて図書館を使う時に
【初級】学部1,2回生向け: はじめてのレポート作成の前に
【中級】学部2,3,4回生向け : 一歩進んだレポート作成のために
【上級】学部4回生・大学院修士課程向け: 学術的な論文(卒論以上)執筆のために
【研究での実践】大学院生以上: よりよい研究生活のために
【番外】就活生向け: 企業・業界研究のために
【基礎】学部1回生・新たに京大に入った方向け:はじめて図書館を使う時に
レポート・論文作成のために京都大学で利用できるツールを把握する
1.大学図書館の利用方法
□ 学内の図書館を適切に利用できる。
□ 京都大学が提供している電子ブック・電子ジャーナル・データベースの存在を把握している。
□ 貸出・予約・レファレンスサービス等、 文献入手に関わる図書館サービスを 利用できる。
・案内: 図書館・室一覧
・案内: 学習スペース
・案内: サービス案内
・案内: オンラインサービス(MyKULINE)利用案内
該当するコンテンツ(PDF)
本を探すならKULINE | 貸出延長はKULINE | KULINEの予約ボタンでできることたくさんあります
KULINEから電子ブックを読むには | 論文検索から論文本文を読むには
図書館の施設を予約するには
KULINEで文献のコピーを取り寄せる | KULINEで学外から図書を取り寄せる
2.KULINEでの資料検索
□ 図書館の蔵書検索ツールを利用し、指定された資料を検索できる。
・案内: 電子リソースへのアクセスについて
該当するコンテンツ(PDF、動画20分程度)
・京大図書館をつかうはじめの一歩:KULINE
【初級】学部1,2回生向け:はじめてのレポート作成の前に
与えられたテーマ・情報源をもとにレポートを作成する
1.学術情報の種類と特性
□ 図書、雑誌、新聞、視聴覚メディア・インター ネット等、情報・メディアの種類や特性を説明できる。
該当するコンテンツ(動画 5分程度)
・日本の論文を探そう(1)さまざまな学術情報源
2.参考・引用文献リストの活用
□ 参考・引用文献リストを適切に読み取り、調査に活用できる。
該当するコンテンツ(動画 5分程度)
・参考文献リストをつくる(2) 引用の形式(スタイル)
3.文献の内容把握と取捨選択
□ 学術的な文章の要旨をまとめることができる。
□ 情報を取捨選択し、活用できるように整理できる。
該当するコンテンツ(PDF)
・博士学生が新入生に伝えたい学術的な本との親しみ方
4.レポート執筆の基本
□ 構造的なレポートが書ける。
□ 引用と剽窃の違いが説明でき、適切に引用 できる。
□ 参考・引用文献リストを作成できる。
該当するコンテンツ(PDF)
・レポート執筆入門編
・実験レポートの書き方
・プレゼンテーションの超基礎講座
・プレゼンの基本の「キ」
該当するコンテンツ(動画 5~10分程度)
・参考文献リストをつくる(1) 参考文献(引用文献)リストの書き方と便利なツール
・参考文献リストをつくる(2) 引用の形式(スタイル)
・大学生活と著作権(2) レポート・論文と著作権
【中級】学部2,3,4回生向け:一歩進んだレポート作成のために
収集した情報を活用する前に批判的に分析し、整理・管理する
1.調査テーマに沿った情報源の選択
□ 調査テーマに関する先行研究の検索を行うことができる。
□ 課題の解決に適した信頼性の高い情報源を推測できる。
該当するコンテンツ(動画 3分程度)
・テーマで文献を探すには(工学ガイダンス&Tips)
該当するコンテンツ(PDF)
・初心者に伝えたい研究のすすめ方
・問いの立て方・テーマの掘り下げ方
2.調査テーマに沿ったデータベースの活用
□ 課題に応じて適切なメディア(図書・雑誌・ 新聞・視聴覚メディア・インターネット・人的情報源)を選択できる。
□ 文献検索の検索語(同意語・上位語・下位語) を工夫し、演算子(AND・OR・NOT)を利用し、データベースを検索できる。
□ 自身の研究テーマに合致した、適切なデータベースを選択することができる。
・案内: 資料の探し方
・案内: 京大で利用可能なデータベース ※資料タイプ別、分野別、アルファベット別
・案内: 京大で利用可能なデータベース ※出版社サイト(プラットフォームリスト)
・参考: 国立国会図書館の調べ方案内>カテゴリで調べる
・参考: 国立国会図書館の調べ方案内>テーマ別データベース
該当するコンテンツ(動画 3~10分程度)
・日本の論文を探そう(2)論文の検索
・日本の論文を探そう(3)論文本文の入手
・文献の入手と保存(工学ガイダンス&Tips)
・はじめての海外論文検索+引用文献リストの自動作成(Web of ScienceとEndNote Online)※クラリベイト社講習会
・CAS SciFinder Discovery Platform講習会 ※一般社団法人化学情報協会講習会
3.文献の評価と管理
□ 入手した情報の正確性と、調査テーマとの関連性を評価できる。
□ 資料リストを作成し、管理できる。
該当するコンテンツ(動画 5~10分程度)
・参考文献リストをつくる(1) 参考文献(引用文献)リストの書き方と便利なツール
4.適切な論述を行うためのポイント
□ 事実的・理論的な根拠を示しながら、問題提起に対応した主張を論理的に述べることができる。
□ 図表・音声・画像を適切に活用できる。
□ 知的財産権・著作権・個人情報保護等の情報倫理に配慮できる。
該当するコンテンツ(PDF)
・ 思考に役立つアカデミック・スキルとしてのプレゼンの作り方
・理系のためのプレゼンテーション
・ LaTex hands-on tutorial
該当するコンテンツ(動画 5~10分程度)
・大学生活と著作権(1) あなたの生活と著作権
【上級】学部4回生・大学院修士課程向け:学術的な論文(卒論以上)執筆のために
自身の調査・研究テーマを設定し、学術的な論文の作成・発表をする
1.専門分野の学術情報の計画的な収集
□ 自身の専門分野において、どのような学術 情報が、どの媒体で発表されるのかを把握 している。
□ 情報探索計画を立案・実施できる。
該当するコンテンツ(動画 3分程度)
・先行研究を調べる(工学ガイダンス&Tips)
2.検索方法の調整と他機関所蔵文献の活用
□ 望ましい情報が得られなかった場合、行った検索プロセスを評価し、データベース・検索式・キーワードなどを見直すことができる。
□ 他機関の図書館から文献を取り寄せるなど、図書館のサービスを必要に応じて利用できる。
該当するコンテンツ(PDF、動画1時間程度)
・はじめての海外論文検索+引用文献リストの自動作成(Web of ScienceとEndNote Online)※クラリベイト社講習会
該当するコンテンツ(動画 5分~10分程度)
・研究生活で覚えておきたい識別子(2) ⽂献に簡単・確実にアクセスするために DOI の基礎知識
3.文献の批判的な評価と効率的な管理
□ 批判的思考をもとに、入手した情報の論理性・合理性・正確性・関連性を 評価・分析できる。
□ 文献管理ツールを使用して、収集した文献情報を活用できるように整理できる。
該当するコンテンツ(PDF)
・はじめての英語論文の読み方
・ 博士学生が新入生に伝えたい学術的な本との親しみ方
4.学術論文の執筆
□ 情報を活用するプロセスや明瞭性・正確性を把握できる。
□ 学術論文の構成に沿って文章を記述できる。
該当するコンテンツ(PDF)
・卒論執筆講座~最初の一歩~ (文系向け)
・卒論執筆講座~最初の一歩~ (文系向け)
・卒論執筆の準備体操 : 文献・データ・構成 (理系向け)
【研究での実践】大学院生以上:よりよい研究生活のために
研究倫理に留意し、また適切な構成でレポート・論文を書く
1.自身の問題意識に沿った幅広い先行研究の探索
□ 自身の専門分野において、どのような学術 情報が、どのタイミングで発表されるのか を把握している。
□ 遺漏の無い徹底した先行研究の検索が できる。
□ 自身の専門分野以外においても、自分の 研究テーマに関係がある先行研究を幅広く検索できる。
・案内: 資料検索ページ>他機関の所蔵資料を探す
2.国内外の様々な機関の文献収集
□ 情報の所在とアクセス方法を理解し、必要に応じて、国内外の図書館以外の機関(公文書館・官公庁・NPOなど)から情報を入手できる。
該当するコンテンツ(動画 3分程度)
※PDF版 KULINEで文献のコピーを取り寄せる | KULINEで学外から図書を取り寄せる
3.学術情報の評価指標の活用
□ 論文の被引用数、インパクトファクター等の評価指標の特性を理解し、情報の評価に活用できる。
□ 学会誌の書評などを参照し、新しい研究成果を適切に評価できる。
・参考: 国立国会図書館カレントアウェアネス>研究評価に関する記事
4.論文投稿の留意点
□論文を投稿する際に最適なジャーナルが選定できる。
□ジャーナルの規定や査読者への対応を十分に理解した上で投稿できる。
□研究成果をどのような形で発表するのが最も効果的なのか、戦略を立てることができる。
□様々な形のオープンアクセスを理解し、適切な方法で研究成果をオープンアクセス化できる。
□学術研究において求められる倫理的配慮に留意できる。
・案内: 京都大学図書館機構によるオープンアクセス・オープンサイエンス支援
・案内: 京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」によるセルフアーカイブ
・案内: オープンアクセス誌投稿料の割引情報について
・案内: 粗悪学術誌に関する注意喚起
・案内: 京都大学研究データ管理・公開支援
該当するコンテンツ(PDF)
・論文投稿講座 論文作成に役立つ研究メソッド
・アクセプトされやすい英語論文とは?~出版社の立場から~
・論文投稿で後悔しないために
該当するコンテンツ(動画 5~10分程度)
・研究生活で覚えておきたい識別子(1) 研究者識別子 ORCIDの基礎知識
・研究生活で覚えておきたい識別子(2) ⽂献に簡単・確実にアクセスするために DOI の基礎知識
【番外】就活生向け: 企業・業界研究のために
会社選びや業界研究など就活の際に有用なデータベース「日経テレコン」「ジャパンナレッジ」の講習会の資料です。(いずれも学内限定公開)
信頼できる情報源を活用して就職活動を進めるために参考にしてください。
該当するコンテンツ(PDF)
・JapanKnowledge講習会 就活にも役立つ!?ジャパンナレッジ活用法
・日経テレコンではじめる業界・企業研究