粗悪学術誌に関する注意喚起
オープンアクセスジャーナルの中には、投稿料(APC)による収益を目的とし、査読が適正に行われない粗悪なジャーナルが存在し、「粗悪学術誌」「ハゲタカジャーナル」などと呼ばれています。
このようなジャーナルに自身の論文を投稿すると、研究成果および投稿者に対する信頼性を損なう結果になりかねないため、投稿先の選定は慎重に行うようにしてください。
- 粗悪学術誌啓発リーフレット「見極めるチカラ」(Eng. ver.)(京都大学図書館機構作成 2021.1)
- リーフレット「その投稿先、大丈夫?」(Eng. ver.) 「ハゲタカ襲来」(Eng. ver.)(京都大学図書館機構作成 2020.9)
- ジェフリー・ビール「ハゲタカ出版社から学んだこと」(日本語訳:京都大学附属図書館)(原文)
判断の材料となる情報源
特定のジャーナルや出版社が、いわゆる「ハゲタカジャーナル」「ハゲタカ出版社」と呼ばれるべきものかどうか、判断するのはたいへん難しいです。
下記情報源の他、掲載されている論文の質や編集委員の顔ぶれ、あるいはどのような査読がなされているか等をご確認の上、ご判断ください。
以下のサイトは、健全とされているオープンアクセスジャーナルをまとめています。
- DOAJ(Directory of Open Access Journals)
https://doaj.org/
以下のサイトには、粗悪学術誌かどうかをチェックするためのポイントが掲載されています。
- Think Check Submit
https://thinkchecksubmit.org/
事例報告・お問い合わせフォーム
図書館機構では、粗悪学術誌に関する情報収集を行っています。
投稿の際に疑わしく思った事例等をお持ちの方やご質問のある方は、下記のフォームからお送りください。
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/form/1380548