オープンアクセス誌投稿料の割引情報について
論文をジャーナルに投稿する際、掲載論文をオープンアクセスにするために、Article Processing Charge(APC)と呼ばれる費用が発生する場合があります。
該当するジャーナルを京都大学で購読している場合に、特典として京都大学構成員のAPCに割引が適用されることがあります。
対象となる出版社・ジャーナルと手続きの詳細は、以下をご覧ください。
出版社: ACS | Karger | MDPI
ジャーナル: Biochem. J. | Biochem. Soc. Trans. | J. Endocrinol. | Plant Physiol. | PNAS | Reproduction | Science Advances | SynOpen
出版社
米国化学会(American Chemical Society ; ACS)発行のジャーナル
APCが割引されます。投稿者がACSの会員である場合は、さらに割引率が高くなります。 詳細はACS Open Access - ACS AuthorChoice をご覧ください。(料金表:京都大学は「Subscribing Institution」に該当します。)
その他、ACSではさまざまなオープンアクセスのためのオプションを提供しています。詳細はACS Open Accessをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、米国化学会にご確認ください。
Karger発行のジャーナル
Karger社のジャーナルに投稿しアクセプトされた論文について、下記の条件を満たせば、APCバウチャーが適用され、無料でオープンアクセスにすることができます。
◆申込期間:2020年4月1日-2021年3月31日
※上記期間外に申し込まれた論文は対象外となります。
※申込数には上限があります。
※Corresponding authorでない著者(筆頭著者を含む)は対象外です。
上限数や申込手順等の詳細については、下記のファイルをご覧ください。
・Karger社APCバウチャースキームについて(学内限定)
・論文投稿の手順 -Karger Journalへの論文投稿(学内限定)
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、株式会社カルガージャパン(Email: publisher[at]karger.jp)宛にご確認ください。
[終了しました]MDPI(Multidisciplinary Digital Publishing Institute)発行のジャーナル
下記の割引は2020年10月31日で終了します。ご注意ください。
Institutional Open Access Program(IOAP)への参加に伴い、京都大学の構成員がCorresponding authorである場合、APCが割引されます。
【申請方法】
MDPIのシステムで論文を投稿する際に、"Institutional Open Access Program"の画面で"Kyoto University"を選択してください。詳細は"Institutional Open Access Program (IOAP)"をご参照ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、MDPIにご確認ください。
英国王立化学会 (Royal Society of Chemistry ; RSC)発行のジャーナル
先着33論文を無料でオープンアクセスにすることができます。詳細はこちら(学内限定)をご覧ください。
-->ジャーナル
Biochemical Journal (Portland Press)
掲載論文は、オプションを選択するとオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者の場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、Portland Press Limited (e-mail: editorial[at]portlandpress.com)にご確認ください。
Biochemical Society Transactions (Portland Press)
掲載論文は、オプションを選択するとオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者の場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、Portland Press Limited (e-mail: editorial[at]portlandpress.com)にご確認ください。
Journal of Endocrinology (BioScientifica)
掲載論文は、掲載後12ヶ月でオープンアクセスになりますが、オプションを選択すると掲載後すぐにオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者で、論文を即オープンアクセスにする場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は(Email: publishing[at]bioscientifica.com)にご確認ください。
Plant Physiology(American Society of Plant Biologists)
掲載論文は、掲載後12ヶ月でオープンアクセスになりますが、オプションを選択すると掲載後すぐにオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員がCorresponding Authorで、論文を即オープンアクセスにする場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、上記サイト記載の連絡先にご確認ください。
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America (PNAS)(National Academy of Sciences)
掲載論文は、掲載後6ヶ月でオープンアクセスになりますが、オプションを選択すると掲載後すぐにオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者で、論文を即オープンアクセスにする場合、APCが割引されます。
詳細はPublication Feesをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、上記サイト記載の連絡先にご確認ください。
Reproduction (BioScientifica)
掲載論文は、掲載後12ヶ月でオープンアクセスになりますが、オプションを選択すると掲載後すぐにオープンアクセスにすることができます。京都大学の構成員が著者で、論文を即オープンアクセスにする場合、APCが割引されます。詳細は下記サイトをご覧ください。
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は(Email: publishing[at]bioscientifica.com)にご確認ください。
Science Advances(AAAS)
京都大学の構成員がCorresponding Authorである場合、APCが15%割引されます。
【申請方法】
マニュアルはこちらをご参照ください。
投稿前にアカウントの登録が必要です。
論文が受理されると、著者にRinghtsLink オープンアクセスAPC支払ページのリンク先を含むメールが送られてくるようですので、青色の"Apply Discounts"ボタンをクリックしてください。
"Apply Discounts"ページの"Affiliation discount"欄に"Kyoto University"を入力することで購読機関割引が可能となります。
【参考情報】
Science Advances -- Article processing charges
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、Science Advances business office (Email: scienceadvancesstaff[at]aaas.org)にご確認ください。
SynOpen (Thieme)
京都大学の構成員がCorresponding Authorである場合、APCが全額免除されます。
申込数には上限があり、対象期間内であってもサービスが終了することがありますのでご注意ください。
◆対象期間:2021年1月1日-2022年3月31日
サービスの詳細や申込手順等については、下記のファイルをご覧ください。
・Information for Thieme Open Access Vouchers 2021-2022(学内限定)
・Author's Guide - How to Redeem SynOpen APC Vouchers(学内限定)
※図書館でとりまとめは行いません。不明な点は、Thieme(Email: esales_jp[at]thieme.de)宛にご確認ください。
その他
著者がジャーナル発行学会の会員である場合なども、割引が適用されることがあります。論文投稿の際に、各ジャーナルの投稿規程をご確認ください。
2020年度オープンアクセスジャーナル投稿料支援事業「みちびき」(学術研究支援室 KURA) 本件の公募は終了しました。(2021.2.2更新)
お問い合わせ
本件についてのお問い合わせは、附属図書館電子リソースチーム:ejdb[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp まで。