資料のオリジナルな材質に手を加えず、シンプルかつ低コストで、破損した資料の利用を妨げずに保存するための包装容器の作成方法について実習しました。同系統の研修としては、これまでに「資料保存箱(カイル・ラッパー)の作成」(2007年度)がありますが、今回はより小型もしくは薄型の資料の保存に適した包装容器を作成しています。また実習に先立ち、どのような資料に対しては修復ではなく容器への収納が適用となるのかや、どのような種類の容器があるのかなどについて解説しました。
- 日時: 平成23年11月29日(火)13:30-15:30
- 実施要項・アンケート結果(京都大学図書系職員研修ページ)
- 講義資料:「包んで保存」概論【学内限定】
- 「(財)三康文化研究所附属三康図書館方式簡易帙の作成」【学内限定】
- 「人環・総人図書館方式文庫本カバーの作成」【学内限定】
- 資材リスト(配布資料);平成23年度研修使用資材【学内限定】
- 平成23年度研修Q&A【学内限定】
- 研修風景