学内事例Case2013-01:「除湿機点検報告」を掲載しました。
- Case2013-01:「除湿機点検報告」【学内限定】
平成25年度研修「IPM手法で保存―カビを知って、カビを防ごう!―」のアンケートで寄せられた質問について、「保存対策FAQ」に回答を掲載しました。
- 保存対策FAQ【学内限定】
- Q.2013-01:書庫内で湿気のたまりやすい部分があります。特に空気清浄機等の機器を置きにくい電動書架の奥などの湿気対策を教えてください。
- Q.2013-02:家庭用除湿剤やシリカゲルを置くなどでカビ対策になるのでしょうか?
- Q.2013-03:カビ取り作業について、下手に資料を触って、資料の状態が悪化してしまわないかどうかが心配です。
- Q.2013-04:自分でカビ取り作業ができる資料か、それとも業者に頼んだ方が良い資料なのかを判断する方法があれば教えてください。
- Q.2013-05:処理すべきカビなのか、処理しないでよい汚れなのかの判断はどうすればよいでしょうか?
- Q.2013-06:地下1階から地上3階の建物で文書を保管・運用していますが、地階と3階の温湿度の差が大きいのが悩みです。それぞれ、日常的にどのようなことに気をつけたら良いでしょうか?また、古い傷んだ資料はどちらのほうが保存環境として適しているでしょうか?
- Q.2013-07:写真やフィルム等のカビ予防としては、どのようなことに気をつけたら良いでしょうか?
- Q.2013-08:古い個人資料や古文書の受入・整理の際、紙魚などの虫を「持ち込まない」ようにするには、どのような対策が必要ですか?
- Q.2013-09:カビ・埃、資料の素材自体の劣化等による臭気の強い室内における、カビ除去と換気以外に有効な対策・設備を教えてください。また、バイオ系の防カビ剤に効果はありますか?
- Q.2013-10:無水エタノールは絶対に使ってはいけませんか?
- Q.2013-11:LEDライトでの目視点検で、カビかどうかみわける判断基準について教えてください。
- Q.2013-12:背が読めないほどのカビはアルコールで除去できないので燻蒸に出した方がよい、と言われていましたが、実際どの程度のカビに燻蒸が有効なのか、殺虫の場合の燻蒸との違いを教えてください。
- Q.2013-13:使用して良い消毒用アルコールと消毒用アルコールそのものについて(無水アルコールとの違い、よくある添加物の内容)教えてください。
- Q.2013-14:古典籍の場合のカビとりはどこまでして良いですか?
- Q.2013-15:カビを除去して温湿度計による監視を行い、除湿機を稼働させていても、また同じところにカビが生える場合があります。再度カビを発生させない為のモニタリングや環境対策について、IPMのモデルケースや特に注意すべき点について教えてください。
- Q.2013-16:刷毛は混毛と聞きましたが、その材料、組成比等でベストなものの規格について教えてください。
- Q.2013-17:和装本を保存袋に入れる場合、口をあけておくべきですか?
- Q.2013-18:ラベル類の糊は永年保存に適していますか? フランス糊を和装本の修理に使用してよいですか?
- Q.2013-19:江戸時代の和書(約600部)について曝書をしたいのですが、その具体的な方法について知りたいと思います。
- Q.2013-20:不織布はホームセンター等で入手できますか?
- Q.2013-21:図書の外側は消毒用アルコールを含ませた不織布でということですが、中身が劣化している場合や1枚ものについてもこの方法でよいのか、または消毒用アルコールを直接吹き付けてもよいですか?
- Q.2013-22:実演では1枚の不織布でかなりの冊数を処理していたようですが、乾いてきたらアルコールを吹き付けたり不織布を取り替えのタイミングは?
- Q.2013-23:消毒用アルコールは一般的な紙の本の他、羊皮紙、マイクロフィッシュ、CD及びCDケースなどにも使ってよいですか?
- Q.2013-24:書庫に風をいきわたらせることの有効性はよくわかりましたが、当室で大型の扇風機を数台設置したところ、利用者から不満(風が直接当たるのは不快である等)が寄せられましたので、使用をやめました。扇風機は、無人のときに動かしておくのは危険だといわれておりますので開室時間外には使用できません。利用者の快適さと送風の有効性をどうしたら両立できるのか、悩ましいところです。
- Q.2013-25:書棚の天板部分にほこりが溜まっているのですが、天板のホコリもやはりきちんと掃除したほうがいいのでしょうか?その際、いい方法があれば知りたいです。
- Q.2013-26:研究室に貸出中の図書は、必ずしも適切な管理がなされているとは言いがたいため、研究室から返却された際にカビが発生している等している場合があります。研究室に適切な温湿度管理やホコリの除去等を求めるのも難しいので、どうしたらよいものかと思います。
- Q.2013-27:立地など個別の条件によって違ってくるでしょうが、本来資料管理を想定していない施設(部屋)を書庫としていて、かけられる予算や人的資源が少ない(除湿機等を気軽に購入できない、エコ推進によりエアコンの設定温度や使用時間に制限がある、まめに清掃点検ができない等)場合、効率的に環境をコントロールするには最低限どのような点から対策すべきかということは常々考えています。何をすべきか(理想)はだいたいわかっていても、実際にどこまでそれを実現できるかといえば難しいというのが、学内外問わず多くの資料保存施設の実情ではないのかと思いますので…
- Q.2013-28:地下にある書庫は空調をつけていても湿度が最大75%くらいになるので困っています。
- Q.2013-29:すでにある用品を活用したいと考えていますが、勉強不足のため、例えば「テックリンウェット」での湿式クリーニングがよいのか判断がつかないでいます。
- Q.2013-30:所蔵するマイクロフィルムにビネガーシンドロームがすすんでいるものが増え困っています。
- Q.2013-31:貴重だけれども貴重書扱いをしていない資料については、どうしても管理も中途半端になってしまいます。環境整備や保存対策が必要であることは分かっていますが、予算・手間から十分に対応できていません。どこで妥協するのか見極めが難しいです。
第10回(3/19) 部会議事録、次年度課題を掲載しました。
- 平成25年度議事録 【学内限定】