法華経釈(仮題)
平安時代の古写にかかる仏教関係の巻子本一巻。表・裏の両面に別のテキストが書写されており、ともに平安時代の古写だが、裏面の方がより古く、表面の方がやや新しい。裏面は唯識関係の問答書で、古体の片仮名による付訓が多く、資料としての価値が非常に高い。表面は法華経の注釈で、『法華義疏』(隋唐・吉蔵)の文句と一部重なるところがあるが、一致しないところも多い。紙継ぎ部分に「龍蓋寺印」朱印がある。奈良明日香の「岡寺」に旧蔵されたものであり、素性の良い資料であることが分かる。形態
古写原本, 1巻
購入希望部局
人間・環境学研究科、文学研究科
購入年度
令和7年度(2025年度)