機能

図書館機構は、京都大学における学術研究基盤の整備、全学的事業の推進又は支援、その他全学に係る業務を実施するための全学機能組織です。総合図書館、エリア連携図書館、専門図書館の機能を持つ個々の図書館から構成され、これらの図書館がそれぞれ機能を高めながら、連携協力を強化することにより、図書館機構の機能が実現されます。
総合図書館として図書館機構全体の事務本部機能を担うのが、附属図書館です。図書館機構の運営、全学図書館機能の調整、図書館業務の改善や共同化の企画調整等を行います。エリア連携図書館には吉田南総合図書館及び桂図書館が指定されており、設置母体部局が主体的に設置し運営する部局図書館等が専門分野の観点から実現する基本図書館機能である専門図書館機能と、設置母体部局を超えて京都大学の図書館全体に関わる図書館業務の体制を構築し調整を行う全学図書館機能を併せ持っています。さらに、その他の各部局図書館室等が、専門図書館としての役割を果たしています。

体制

図書館機構には審議体として図書館協議会が設置されており、図書館機構の組織及び運営、業務についての企画及び調整、附属図書館及び部局図書館等の間における連携及び調整、情報環境機構との連携及び協力に関する審議を行っています。
図書館協議会のもと、専門の事項に関する活動計画の策定、実行、報告を担うのが特別委員会、活動評価、改善提案に基づく自己点検評価を行うのが幹事会です。また、附属図書館に設置されている研究開発室が、図書館機構全体の新たな図書館機能や事業の研究開発を行っています。

 

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