【附属図書館】B3書庫・和装本エリアの図書が貸出可能になりました(6/19)
附属図書館B3階書庫「和装本」エリアに配架している資料が貸出可能になりました!
附属図書館フロアマップ:
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/mainlib/wp-content/uploads/img/map/floormap_kumainlib.pdf
貸出条件
- 貸出期間:1ヶ月
- 貸出冊数:学生10冊/教職員30冊まで(他の書庫内図書との合算です)
注意事項
- ご利用の前に「京都大学附属図書館 和装本利用の手引き」をご一読ください。
- 従来実施していたB3階書庫「和装本」資料の館内撮影サービスは継続して実施します。(要申込)
関連リンク
- 京都大学附属図書館 > サービス > 和装本の利用について
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/mainlib/service/japanesestylebooks
お問い合わせ
附属図書館 利用支援課 情報サービス掛
E-mail: unyou660 [at] mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館所蔵「大惣本」から225タイトルを電子化・公開しました
附属図書館が所蔵する「大惣本」から225タイトルを電子化・公開しました。
大惣本とは、江戸中期から明治中期まで名古屋で営業した貸本屋、大野屋惣八店(略称「大惣」)の旧蔵書です。当時の貸本屋は流行中の書物だけを揃えておき、流行が過ぎれば処分して次の書物を購入するのが一般的でした。しかし大惣は「仕入れた本は転売しない」という不文律を引き継いで蔵書を増やしたため、江戸後期には全国一の規模の貸本屋となりました。明治維新以後、書物の大量生産が可能になってからは多くの貸本屋が衰退し、大惣も明治31年頃に廃業が決まりました。16,734部にのぼる膨大な蔵書が売却されることになり、帝国図書館(現在の国会図書館)、東京帝国大学、京都帝国大学、高等師範学校(現在の筑波大学)等が買い上げました。本学が所蔵する大惣本は、3,667部、13,081冊にのぼります。
今回公開した資料の大部分は芝居台帳です。「敵討」「傾城」とタイトルにつく資料が多く見られるほか、心中物、怪談物など幅広い演目が集められています。
『繪本いろは假名四谷怪談』は、『いろは仮名四谷怪談』の絵入根本(挿絵入りの歌舞伎脚本)です。迫力ある不気味な挿絵が目を引きます。
『繪本いろは假名四谷怪談』 左:後編巻4 挿絵 中:前編巻1 裏表紙 右:前編巻4 表紙
2024年5月23日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、25,402タイトル、2,138,775画像となりました。
※今回公開した資料の電子化は、国文学研究資料館が実施する「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業)に拠点大学として参加して実施しました。
【附属図書館】新歓企画「おしえて!あなたのファースト・ブック」「館内セルフツアー」
附属図書館では、新歓企画として「おしえて!あなたのファースト・ブック」と「館内セルフツアー」を実施します。
新入生以外の方でもOK!フレッシュなみなさんのご参加をお待ちしています。
参加者全員に附属図書館オリジナルグッズをプレゼントします。
期間: 2024/4/1(月) – 6/30(日)
対象: 京都大学の新入生※在学生・教職員も可
●おしえて!あなたのファースト・ブック
あなたがはじめて京大で借りた本は何ですか?
最初に借りた本のタイトルと、ひとことコメントを、専用フォームから入力してみよう。
詳しくは、ポスターを確認してね!
●館内セルフツアー
ディスカッションしながら友達と勉強したり、書庫の古い資料を利用したり、、、附属図書館は様々な利用が可能です!
フロアマップを手に館内を巡り、各エリアの概要と利用方法を知ろう!
スタート地点は、1Fラーニング・コモンズ前の掲示版です!
ラーニング・コモンズ前の掲示板には図書館利用のお役立ち情報も掲示しています。
【お問合せ】
附属図書館利用支援課情報企画掛
Email:ref660(at)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金により「菊亭文庫」掛軸6点を公開しました
京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金により、附属図書館が所蔵する「菊亭文庫」より掛軸6点を公開しました。
「菊亭文庫」は西園寺実兼の四男兼季を祖とする菊亭家伝来の文書・典籍・美術品のコレクションです。菊亭(今出川)家は清華家(太政大臣に就任できる公家の家柄)であり、また琵琶の演奏を家業としていました。そのため、本文庫には朝廷の諸公事に関わる資料や音楽書が多く含まれています。また自筆本・古写本を含む各時代の日記資料も本文庫の特徴です。
「菊亭文庫」は大正10, 12(1921, 1923)年に故菊亭公長侯爵から永久寄託され、その後2021年1月に菊亭家関係文書・美術品と合わせた総点数1,833点からなるコレクションとして附属図書館に正式に寄贈されました。
今回公開したのはこのうち掛軸資料6点で、うち2点が菊亭家当主の和歌、4点が仏画です。
「公規公和歌」は、今出川公規が中院通茂へ和歌の添削を依頼した際の尺牘(手紙)です。
仏画4点はいずれも妙音天が色鮮やかに描かれています。
琵琶を持った妙音天は音楽の神であり、琵琶を家業としていた菊亭(今出川)家による信仰がうかがえます。
本資料のデジタル化・公開は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金への寄付者の皆様のご篤志により実現しました。厚く御礼申し上げますとともに、今後も貴重な資料を大切に保管して後世に伝え、同時に学術研究・文化振興貢献のために活用できるよう、尽力いたします。
▼京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金により「菊亭文庫」掛軸6点を公開しました
【附属図書館】3月で卒業・修了される方、在籍期間が切れる方へ
・他大学から文献の取り寄せ(文献複写・図書借用)をご希望の方は、3月6日(水)までにお申込みください。
・他大学から図書を借用された方の返却期限は3月20日(水・祝)です。
・受取り・支払いがまだの方はお急ぎください
・4月以降も在籍される方は、申込時にコメントに明記してください。
※附属図書館で取り寄せを依頼する方が対象です。
※附属図書館以外の図書館・室については、期限が異なります。詳細は各図書館・室にご確認ください。
[附属図書館 情報サービス掛]