【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 理学研究科生物科学図書室が所蔵する博物学資料21点を公開しました
理学研究科生物科学図書室が所蔵する博物学資料21点を公開しました。細密な図説や手書きの調査記録など、他では見ることのできない貴重な資料です。
▼京都大学所蔵資料でみる博物学の時代
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/collection/nat-hist
ウプサラ,ライデン,パリ等の標本館に保存されている日本産植物標本の調査
(小泉源一 自筆およびタイプ資料)
- Plantae Japonicae Thunbergianae (RB00031713)
- Plantae Japonicae Musei Botanici Lugduno-Batavi (RB00031841)
- Revisio Plantarum Japonicarum Musei Parisiensis (RB00031842)
- 在蘭佛日本植物範型考索引 (RB00031843)
- The revisions of the type specimens of Japanese plants preserved in the various herbariums of Europa and America (RB00031844)
大日本樹木誌 巻之三(未刊)-- 山田壽雄による図
自然史・系統分類学関係の図書
- Flora Sibirica, sive historia plantarum Sibiriae, Tomus 1 (RB00031715)
- Fundamenta agrostographiae (RB00031716)
- Historiae Naturalis de Arboribus et Plantis (RB00031717)
- 壇朝顔通 (RB00031718)
- llustrations and descriptions of the plants which compose the natural order Camellieae, and of the varieties of Camellia japonica, cultivated in the gardens of Great Britain (RB00031719)
- llustrations of the Botany and Other Branches of the Natural History of the Himalayan Mountains, and of the Flora of Cashmere (RB00031720)
- Vierundzwanzig Vegetations-Ansichten von Kustenlandern und Inseln des Stillen Oceans (RB00031721)
- Hymenophyllaceae Javanicae; sive descriptio Hymenophyllacearum archipelagi Indici, Iconibus illustrata (RB00031722)
- A history of the British hydroid zoophytes. Vol. II.―Plates (RB00031723)
- Monographie der Medusen, Theil 2 (RB00031724)
- Hooker's Icones plantarum; or, figures with descriptive characters and remarks, of new or rare plants, selected from the Kew Herbarium. Fourth series. vol. 8 (RB00031725)
- Kunstformen der Natur, Zweite, versurzte Auflage in 30 Tafeln (RB00031726)
- A Monograph of the Snakes of Japan (RB00031727)
- 原色版 日本蛇類圖譜(和文テキスト)・(図版) (RB00031728)
- 原色版 日本蛇類圖説 (RB00031729)
これらは、2010-2012年にグローバルCOEプログラム「生物の多様性と進化研究のための拠点形成」 の補助を受けて修復・電子化し、「生物科学図書室 Digital Archives」として公開していましたが、このほど、京都大学の貴重資料デジタル画像公開プラットフォームである京都大学貴重資料デジタルアーカイブにデータ移行しました。
2020年10月9日現在 、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、17,663タイトル、1,372,575画像となりました。
左・中央: Illustrations of the Botany and Other Branches of the Natural History of the Himalayan Mountains, and of the Flora of Cashmere (RB00031720)
右: 『大日本樹木誌 巻之三』(RB00031714)
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 文学研究科所蔵『大明省圖』『説文解字繋傳 40卷』を公開しました
文学研究科が所蔵する『大明省圖』『説文解字繋傳 40卷』をデジタル化し、公開しました。
『大明省圖』(箱に「大明輿地圖」の貼紙)は、東西2軸からなる中国全土を描く大版彩色絵図です。 全体像を把握できるよう、2軸を並べた画像も作成しました。
『説文解字繋傳 40卷』は南唐・徐鍇(じょかい)の『説文解字』注釈書です。本書は、清の道光19年(1839)に祁寯藻(きしゅんそう)が重刊したもので、その貴重な初印本です。
2020年10月1日現在 、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、17,642タイトル、1,365,858画像となりました。
サービスを再開しました→【メンテナンス】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ(2020年9月16日)
※メンテナンスを完了し、サービスを再開しました(2020/09/16 10:30)。
システムメンテナンスのため、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは下記の日程でサービスを停止します。
【2020年9月16日(水)午前10時から(約1時間)】
※メンテナンス作業が終了次第、サービスを再開します。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、あらかじめご了承ください。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 肥後国海中の怪、アマビエの画像をご利用いただく際には
肥後国海中の怪、アマビエの画像をたくさんの方々にご利用いただき、ありがとうございます。オープンアクセスデータは、誰もが自由に使うことのできる大切な共有財産です。ご利用の際に知っておいていただきたいことをまとめましたので、データを使う人、制作物を見る人、皆が気持ちよく利用できるように、ご協力をお願いいたします。
▼画像『肥後国海中の怪(アマビエの図)』のご利用について
【図書館機構】国立国会図書館サーチでKULINE及び京都大学貴重資料デジタルアーカイブのデータを検索、直接遷移できるようになりました
2020年7月6日から、国立国会図書館サーチでKULINE及び京都大学貴重資料デジタルアーカイブのデータを検索し、直接デジタルアーカイブサイトへ遷移できるようになりました。
国立国会図書館サーチと京都大学蔵書検索KULINE(貴重資料)は、このほどシステム連携を行い、国立国会図書館サーチで京都大学蔵書検索KULINE(貴重資料)のメタデータを検索できるようになりました。貴重資料がデジタル化・公開されている場合、国立国会図書館サーチの検索結果に京都大学貴重資料デジタルアーカイブのURLが表示され、直接デジタルアーカイブサイトへ遷移することができます。
ぜひご活用ください。
サービスを再開しました→【メンテナンス】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ(2020年7月2日)
※メンテナンスを完了し、サービスを再開しました(2020/07/02 13:00)。
システムメンテナンスのため、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは下記の日程でサービスを停止します。
【2020年7月2日(木)午前10時30分から(約2時間)】
※メンテナンス作業が終了次第、サービスを再開します。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、あらかじめご了承ください。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 総合博物館所蔵「壺切御剣図」「蝦夷嶋地図」を公開しました
総合博物館が所蔵する「壺切御剣図」「蝦夷嶋地図」を、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。
「壺切御剣図」は、立太子の儀式の際、歴代の天皇から皇太子に継承されてきた護り刀を描いたものです。
「蝦夷嶋地図」は、蝦夷地調査に尽力した秦檍丸(はた あわぎまろ 1760-1808)が描いた北海道の古地図です。
2020年6月17日現在 、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、17,640タイトル、1,365,123画像となりました。
【附属図書館】平成31/令和元年度出陳資料一覧を掲載しました
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 総合博物館、文学研究科及びプリンストン大学東アジア研究部との共同事業により淡輪文書を公開しました
図書館機構では、総合博物館、文学研究科及びプリンストン大学東アジア研究部との共同事業により、総合博物館が所蔵する淡輪(たんのわ)文書を京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。
▼淡輪文書
淡輪文書は、和泉国淡輪荘(現大阪府泉南郡岬町)の土豪である淡輪氏の文書で、鎌倉末から室町中期までの全5巻53通の文書から成ります。先祖補任状の巻には、安貞2(1228)年の禅定従二位家政所下文や、淡輪荘公文職補任状・領家九条家の御教書が含まれ、楠家判形状類の巻には、楠木正儀の下知状が8通、足利氏・細川氏・畠山氏らの書状が含まれます。畿内の国人の活動や、南北朝動乱期の世相を伝える文書群として貴重です。
禅定従二位家政所下文
本共同事業については、プリンストン大学東アジア研究部からも紹介されています。
Joint Princeton Kyoto Website: The Tannowa Collection
https://eas.princeton.edu/news/joint-princeton-kyoto-website-tannowa-collection
https://twitter.com/JamieSaxonArts/status/1251194206149844994?s=20
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 文学研究科所蔵重要文化財『大日本史編纂記録』第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までを公開しました
京都大学文学研究科と総合博物館は、文学研究科が所蔵する重要文化財『大日本史編纂記録』の修復・電子化事業を2017年度から 実施しており、このほど修復・電子化が完了した第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までの1506画像を、図書館機構が運営する京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。
『大日本史編纂記録』は、徳川光圀(1628-1701)による『大日本史』編纂にかかわって、水戸・江戸の彰考館や京都の出張所などの間で交わされた往復書簡の控え等を中心とするもので、書簡総数は6,000点以上にのぼります。のべ42,810件の人名・組織名、のべ15,159件の古記録・古典籍名が言及され、内容も歴史学・文学、儒学・国学思想など広領域に及び、元禄期の出版文化の実態なども示す第一級の史料です。
修復前は、袋綴四つ目綴装の冊子248冊約1万丁で、江戸時代の綴装や修復の杜撰さが否めない状態でした。そこで、長期の保存を確保し、綴じ込まれて見ることができないのど部分(本を見開きにした時の真ん中の綴じ部付近のこと)の記述を明らかにするために、修復・電子化事業を開始しました。これまでに公益財団法人住友財団による文化財維持・修復事業助成を受けたほか、文学研究科では文学研究科所蔵貴重資料修復基金を設置し、総合博物館でも学内の経費(平成30年度全学経費)を獲得しています。
今後も引き続き事業を推進し、成果を随時京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開していきます。2020年3月27日現在 、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、17,638タイトル、1,365,106画像となりました。