【附属図書館】 [終了しました]11/27 「チベット・ブータンの宗教文化研究の紹介」 ラーニング・コモンズ Lecture Series 第4回

チベット・ブータンの宗教文化研究の紹介
- 文献研究およびフィールド研究の両側面から -
*本レクチャーは終了しました。多数のご参加ありがとうございました。*



熊谷誠慈先生 レクチャーの様子
<レクチャーの概要> (熊谷先生より)
最近、若い人を中心に「お寺ブーム」が起きているように思います。「寺社ガール」や「仏像ガール」など、若い女性たちが古いお寺を訪ね歩いているようです(「仏像ボーイ」はあまり聞きませんね)。また、お寺でカフェやライブを催すなど、人々が集うイベント会場としてもお寺は注目されているようです。
しかし、これらはあくまで「お寺」、そのお寺は「仏教」あってこそのお寺とういことを忘れてはなりません。では、仏教とは何なのでしょうか。ゴータマ・シッダールタがインドで2500年前頃に起こしたローカル宗教は、紀元前2?3世紀頃にはインド全土に広まります。その後インドでは紀元後13世紀には滅びてしまうのですが、教えが伝播した東南アジアや東アジア、東北アジアなどでは、ときに国教になるほど栄え、現在に至っています。
本講演では、仏教がインドから他国へとどのように伝播し、受容され展開していったかを、これまで私が行ってきた文献学やフィールド研究などに基づきながら解説していきます。
■ 日 時 平成26年11月27日(木) 15:30 - 16:45
■ 会 場 京都大学附属図書館1階 ラーニング・コモンズ
■ 話 者 熊谷 誠慈 氏 (京都大学こころの未来研究センター 准教授)
■ 対 象 京都大学の学部学生、大学院生
■ プログラム(予定)
15:30 - 16:10 熊谷誠慈氏によるレクチャートーク
16:10 - 16:45 質疑応答
*使用言語:日本語
*自由参加です。直接会場へお越しください。
ちらしはこちら(↓)
[講師略歴]1980年広島県生まれ。京都大学大学院博士課程修了、文学博士。大学、大学院時代には、インドやチベットの古文書解析を通じて仏教思想を研究してきました。ポスドク時代にはチベットの古代宗教であるボン教の思想を研究し、ヒマラヤの古代語であるシャンシュン語の解読作業も進めてきました。京都大学白眉センターでの助教時代に、ブータン研究を開始し、古文書の調査に加えフィールド研究を進め、ブータンを過去と現在の両面から研究しています。研究対象とする地域や分野(思想、言語、フィールドなど、何でも!)、興味のおもむくままにやれることは何でもやりたいと思っています。
[問合先]
京都大学附属図書館 参考調査掛
TEL: 075-753-2636
e-mail: ref [at]kulib.kyoto-u.ac.jp
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