【附属図書館】【吉田南総合図書館】2022年度新歓企画の開催について

 投稿日時:2022-04-05 (2043 ヒット)
京都大学図書館機構新入生歓迎企画ロゴ

京都大学には、約40の図書館・図書室があります。この中でも新入生の方が良く使う附属図書館・吉田南総合図書館では、新入生の皆さん向けの歓迎企画を開催します。
新入生以外の方でもOK!フレッシュなみなさんのご参加をお待ちしています。
附属図書館・吉田南総合図書館に、ぜひ足を運んでみてください。

企画一覧

  • 附属図書館
    • おしえて!あなたのファースト・ブック in 京大図書館
    • Twitter企画:新歓ミニ動画
  • 吉田南総合図書館 2022年度新入生歓迎企画「図書館を知るっ!」
    • 吉田南総合図書館デジタル探検ツアー
    • YouTube企画「先輩インタビュー」

附属図書館新歓企画

poster

附属図書館では、新歓企画として以下2つのイベントを実施します。
さっそく本を借りて、新歓企画に参加してみよう!

【おしえて!あなたのファーストブック in 京大図書館】
期間: 2022/4/6(水) – 6/30(木)
対象: 京都大学の新入生※在学生・教職員も可
最初に借りた本のタイトルとひとことコメントを、専用フォームから入力してみよう。参加者全員に、附属図書館オリジナルグッズをプレゼント!
詳しくは、ポスターを確認してね!

【Twitter企画:新歓ミニ動画】
4月中は、毎日役立つ図書館の使い方を動画で案内!附属図書館公式Twitterをフォローしてね!

【お問合せ】
附属図書館利用支援掛
Email:ref660(at)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

 

吉田南総合図書館 新入生歓迎企画「図書館を知るっ!!」

吉田南総合図書館では、新入生歓迎企画として、以下の2つのイベントを実施します。
オンラインで図書館について知ったら、図書館に行ってみたくなるっ!
この春、図書館で皆さんとお会いできることを、楽しみにしています。

【吉田南総合図書館デジタル探検ツアー】

大学図書館がどんなところか、オンラインで探検してみませんか?
図書館デジタル探検ツアーの動画をYouTubeで見て、図書館に関するクイズを解けば、当館オリジナルグッズをプレゼントします!

開催期間:4月5日(火)~5月31日(火)

図書館デジタル探検ツアーは当館YouTubeチャンネルから、期間中いつでもご参加いただけます!
動画の概要欄から図書館クイズにアクセスできますので、是非挑戦してみてください。
全問正解された方には、当館オリジナルトートバッグをプレゼントします(先着50名)。

【吉田南総合図書館】デジタル探検ツアー

【YouTube企画「先輩インタビュー」】

「図書館はたくさんあるらしいけど、吉田南にはどんな本があるの?」
「レポートを書くのに、どうやって本を選べばいい?」
「授業で難しい教科書読むらしいけど、どう役に立つのかよくわかんない。」
……実は、先輩たちもそう思ってました。

先輩たちが、日々の研究や勉強でどのように図書館を使っているのか、
吉田南総合図書館のおすすめの本を紹介しつつ語ります。
新入生の皆さんにはもちろん、これから研究を進める上回生、
大学院生の皆さんにもおすすめです。
【吉田南総合図書館】YouTube先輩インタビュー

【お問合せ】
 吉田南総合図書館(逍遥館)
 Tell: 075-753-6525 Email: a30yslib(at)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

 

 

 

 

 

【附属図書館】展示: 対話型学術誌『といとうとい』vol.0関連書籍紹介フェア(4/5-28)

 投稿日時:2022-04-04 (1359 ヒット)

展示: 対話型学術誌『といとうとい』vol.0関連書籍紹介フェア

poster

展示期間: 2022/4/5(火)~4/28(木)
展示場所: 附属図書館1Fラーニングコモンズ前

京都大学学際融合教育研究推進センターが手がける「分野不問の研究発表の場」である学術誌『といとうとい』に関連する、分野不問の書籍13冊を紹介するフェアです。
『といとうとい』の寄稿者の著作もあれば、学問を追求している者として読んでおきたい本、今後発行を予定している『といとうとい』に掲載したいような着眼の本などを集めました。
展示本のうち、附属図書館の蔵書は実際に手に取って貸出もできます。

対話型学術誌『といとうとい』とは、「投稿先がない」とされていた学際研究を育む場とプラットフォームの構築を目指す、まったく新しい媒体です。
京大図書館機構が所蔵する関連書籍の展示もあわせて、「学問の壁を越える」を体現した知の体系に、ぜひご注目ください。

なお、『といとうとい』vol.0では京都大学学術情報リポジトリ「紅KURENAI」に、誌面の論考・対話に加え編集委員による査読コメントと執筆の過程を公開中
『といとうとい』に掲載される論考は最終形であり、ここにたどりつくまでの過程が「紅KURENAI」に記録されています。
この対話の過程を重視するのが、『といとうとい』が対話型学術誌であるゆえん。査読者たちの実名での率直な指摘や、書き手の思考の深まりがまるごと読めます。

『といとうとい』お問い合わせ先: 京都大学学際融合教育研究推進センター

[附属図書館 利用支援掛]

 

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 『奇兵隊日記』付属絵図49点を電子化・公開しました

 投稿日時:2022-03-31 (1382 ヒット)

『奇兵隊日記』は、幕末に高杉晋作によって創設された奇兵隊の活動記録で、附属図書館が原本を所蔵しています。
もともとは品川弥二郎の尊攘堂で保管されていましたが、尊攘堂資料は明治33年(1900)に京都大学附属図書館へ寄贈され、現在の「維新特別資料文庫」となりました。

『奇兵隊日記』は、冊子体の記録27冊と付属の絵図49点で構成されます。冊子体はすでに京都大学貴重資料デジタルアーカイブにて公開しており、今回の絵図の公開により、全点公開が実現しました。
箱書きには「附地圗四十八葉」とありますが、現物は49点あり、全点に「尊攘堂」の朱印が押されています。

長府藩勝山城周辺絵図』は縦横各2メートルを超える大型の絵図ですが、細かい文字や彩色まで鮮やかに電子化しました。

奇兵隊日記付属絵図

左:[長府藩勝山城周辺絵図]、右:[越後津川・会津高田間道路絵図]

 

レコードIDタイトルリストNO形態・版情報請求記号
RB00033185 [長府藩勝山城周辺絵図]1203×222cm尊/キ7/貴
RB00033186 [小倉藩領内里付近絵図]226×39cm尊/キ7/貴
RB00033187 [石見国絵図]345×95cm尊/キ7/貴
RB00033188 [陸奥国河沼郡道路図]422.5×29.5cm尊/キ7/貴
RB00033189 [下関絵図]540.5×80cm尊/キ7/貴
RB00033190 [越後国蒲原郡粟瀬村付近絵図]624×33cm尊/キ7/貴
RB00033191 [越後国三島郡絵図 <その1> ]724.5×33.5cm尊/キ7/貴
RB00033192 [越後国岩船郡海岸図]824×135cm尊/キ7/貴
RB00033193 [越後国古志郡北部絵図]939×42cm尊/キ7/貴
RB00033194 [薩英戦争鹿児島湾図]1033.5×49cm尊/キ7/貴
RB00033195 [越後国蒲原郡新津町絵図]1140×74.5cm尊/キ7/貴
RB00033196 [越後国蒲原郡津川町周辺道路図]1249×67cm尊/キ7/貴
RB00033197 [越後国蒲原郡五泉町付近道路図]1338.5×55cm尊/キ7/貴
RB00033198 [越後国三島郡・古志郡長岡町周辺絵図 <その1> ]1431.5×44.5cm尊/キ7/貴
RB00033199 [越後国蒲原郡津川町付近絵図 <その1> ]1540×67.5cm尊/キ7/貴
RB00033200 [越後国蒲原郡若松街道図]1653.5×77.5cm尊/キ7/貴
RB00033201 [越後国古志郡・魚沼郡絵図]1781×81cm尊/キ7/貴
RB00033202 [越後国蒲原郡東部絵図 <その1> ]1873.5×52cm尊/キ7/貴
RB00033203 [越後津川・会津若松間道路絵図 <その1> ]1939×137cm尊/キ7/貴
RB00033204 [越後国栃尾町・八十里越間道路絵図]2039×81cm尊/キ7/貴
RB00033205 [越後国古志郡・三島郡絵図]21105×149cm尊/キ7/貴
RB00033206 [越後国長岡・栃尾間道路絵図]2224.5×34.5cm尊/キ7/貴
RB00033207 [奥越国境八十里越・六十里越方面守備布陣図]232枚とも: 33.5×24.5cm尊/キ7/貴
RB00033208 [越後国長岡・新発田間道路絵図]2440×74cm尊/キ7/貴
RB00033209 [越後国三島郡絵図 <その2> ]2527.5×38.5cm尊/キ7/貴
RB00033210 [越後国三島郡絵図 <その3> ]2640×55.5cm尊/キ7/貴
RB00033211 [越後国見附・村松間道路絵図]2734×48.5cm尊/キ7/貴
RB00033212 [越後津川・会津若松間道路絵図 <その2> ]2870×97.5cm尊/キ7/貴
RB00033213 [越後津川・会津高田間道路絵図]2966.5×36.5cm尊/キ7/貴
RB00033214 [陸奥国耶麻郡絵図]3027.5×47cm尊/キ7/貴
RB00033215 [越後国頸城郡細野村付近絵図]3173×26.5cm尊/キ7/貴
RB00033216 [陸奥国柳津・会津若松間道路略図]3233.5×25.5cm尊/キ7/貴
RB00033217 [越後国蒲原郡津川町付近絵図 <その2> ]3324.5×33.5cm尊/キ7/貴
RB00033218 会津絵図3456×70cm尊/キ7/貴
RB00033219 [陸奥国会津若松周辺略図]3522.5×30cm尊/キ7/貴
RB00033220 [陸奥国会津若松周辺道路図]3626×31.5cm尊/キ7/貴
RB00033221 [越後津川・会津若松間道路絵図 <その3> ]3757×65cm尊/キ7/貴
RB00033222 [会津若松城下絵図]3830×53cm尊/キ7/貴
RB00033223 [越後津川・会津若松間道路絵図 <その4> ]3983×71cm尊/キ7/貴
RB00033224 越後国岩船郡米沢御預所七拾七ヶ村郡中絵図4027.5×44cm尊/キ7/貴
RB00033225 [越後国蒲原郡馬取村にて探索略図]4167×24.5cm尊/キ7/貴
RB00033226 [越後国蒲原郡下田郷絵図]4274×101cm尊/キ7/貴
RB00033227 [越後国見附・加茂間同盟軍布陣図]4324.5×65.5cm尊/キ7/貴
RB00033228 [越後国三島郡・古志郡長岡町周辺絵図 <その2> ]4439×27.5cm尊/キ7/貴
RB00033229 [越後国古志郡長岡町周辺絵図]4524.5×32.5cm尊/キ7/貴
RB00033230 [陸奥国耶麻郡野沢付近道路略図]4627.5×63cm尊/キ7/貴
RB00033231 越後国岩船郡粟生島之図4730×22.5cm尊/キ7/貴
RB00033232 [越後国蒲原郡東部絵図 <その2> ]4883×83cm尊/キ7/貴
RB00033233 [陸奥国越後街道図]無番27.5×62.5cm尊/キ7/貴

 

本資料のデジタル化・公開は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金への寄付者の皆様のご篤志により実現しました。
厚く御礼申し上げますとともに、今後も貴重な資料を大切に保管して後世に伝え、同時に学術研究・文化振興貢献のために活用できるよう、尽力いたします。

2022年3月31日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、23,250タイトル、1,872,197画像となりました。

 

 

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 三条大橋高札場図など、京都関係資料792タイトルを電子化・公開しました

 投稿日時:2022-03-31 (1436 ヒット)

中井家絵図・書類は、江戸幕府京都大工頭の中井家伝来の図面等約2,500点からなる資料です。今回公開したのはそのうち地理之部作事小屋図制度之部の合計141タイトルです。
制度之部には、江戸時代に京都の三条大橋西詰にあった高札場(幕府の法令を記した板札を掲示する場)の絵図が含まれています。三条大橋高札場は、土佐藩士が高札を引き抜こうとして新選組と斬り合いになった、三条制札事件の舞台でもあります。元禄12年(1699)の定書の写しもあり、当時の様子が鮮やかに蘇ります。

三条大橋高札場図

左上:「元禄十二卯年三條高札塲江御掛免相成候定書并寸法寫」、左下:「橋梁圖11」(三条大橋の絵図。橋の北西に「高札屋形」とあり)、右:「三條大橋高札塲繪圖

 

また、今回初めて電子化した京都町方文書651タイトルは、1600年代から1800年代までの京都下丸屋町・橋西二丁目における年行事関係文書、寺請状、借屋請状、引取証文、その他証文類などの記録資料で、庶民の暮らしぶりを今に伝えます。
京都の一定地域に関する200年間に及ぶ定点観測記録をご覧ください。

養子証文之事

「養子証文之事(伊三吉養子ニ付)」 左:証文、右:包紙

 

 

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 谷村文庫、中院文庫、平松文庫などから1,707タイトルを電子化・公開しました

 投稿日時:2022-03-31 (1761 ヒット)

附属図書館が所蔵する谷村文庫中院文庫平松文庫などから、1,707タイトルを電子化・公開しました。

谷村文庫の『筑紫日記 上下』は、南北朝時代の武将・歌学者である今川了俊(いまがわりょうしゅん 1326-1420)の日記です。
江戸時代の本草学者である松岡玄達(まつおかげんたつ 1668-1746)が享保8年(1723)に写したもので、松岡による註がびっしりと書き込まれています。
怡顔斉」「松岡氏図書」「怡顔斉図書」の旧蔵印が見られるほか、見返しには松岡が手掛けた能の開口文が複数貼り付けられています。

筑紫日記

筑紫日記 上下』 左上:本文と、右上:表紙、左下:旧蔵印、右下:開口

 

中院文庫の『中院通村日記』は、中院通村(なかのいんみちむら 1588-1653)による自筆の日記3枚です。寛永3年(1626)10月の内容が記されています。
中院文庫は故中院通規伯爵の旧蔵書です。中院家一門は国文学史上に顕著な業蹟を残しており、特に同家14代通勝(みちかつ 1558-1610)、15代通村は国文学に造詣深く、和歌の巧手として名声をうたわれ、近世国文学に大きく寄与しました。

中院通村日記

中院通村日記

 

※今回公開した資料のうち1,689タイトルの電子化は、国文学研究資料館が実施する「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業)に拠点大学として参加して実施しました。