復旧しました→【トラブル】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ

 投稿日時:2025-04-28 (461 ヒット)

復旧し、サービスを再開しました (2025/04/28/13:00)。

2025年4月28日9:30現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブにアクセスできない障害が発生しています。
障害の原因を調査中です。ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、復旧まで今しばらくお待ちください。

[附属図書館研究支援第二掛]

 

【附属図書館】3月で卒業・修了される方、在籍期間が切れる方へ

 投稿日時:2025-02-25 (688 ヒット)

・他大学から文献の取り寄せ(文献複写・図書借用)をご希望の方は、3月5日(水)までにお申込みください。
・他大学から図書を借用された方の返却期限は3月20日(木・祝)です。
・受取り・支払いがまだの方はお急ぎください
・4月以降も在籍される方は、申込時にコメントに明記してください。

※附属図書館で取り寄せを依頼する方が対象です。
※附属図書館以外の図書館・室については、期限が異なります。詳細は各図書館・室にご確認ください。

[附属図書館 情報サービス掛]

 

【附属図書館】ラーニングコモンズに個室ブースを設置しました

 投稿日時:2025-02-18 (1041 ヒット)

ラーニングコモンズに1人用の個室ブースを新たに設置しました。
オンラインミーティングやオンライン面接などにご活用ください。

利用開始日

2025年2月18日(火)~

利用対象者

学内者のみ

利用時間

最大3時間
※利用は閉館30分前まで

利用方法

1) KULINE [施設予約] を通じて予約してください。(利用日の1週間前~当日)

2) 利用開始時刻になりましたらカウンターへお越しください。鍵をお渡しします。

3) 利用終了10分前までにカウンターに鍵をお返しください。

補足事項
  • 個室ブースの同時予約件数は、共同研究室およびメディアシアターの予約を含めて1件のみです。
    複数予約を確認した場合、より後の日時の予約をキャンセルいたします。
  • 予約の変更・キャンセルはKULINEから申請してください。
  • 利用開始時間を20分過ぎても鍵の受取がない場合はキャンセルと見なします。

 

 

【附属図書館】2/6に発生した火災について(ご報告)

 投稿日時:2025-02-07 (2029 ヒット)

令和72025)年2614時頃に当館2階閲覧室で火災が発生しました。

火元は充電中のリチウムイオンバッテリーであり、内部でショートが発生したことにより機器が破裂し、発火したとみられています。

同日142分に火災報知器が発報、145分頃に消火が完了し、消防による現場検証により安全確認が完了したのち当館の利用を再開しました。
資料の焼損はありませんでした。

火災発生時刻に当館を利用されていた皆様には、消火活動、警報発報および避難行動にご協力いただき、心よりお礼を申し上げます。
なお、消防署より、利用者の皆様の当時の行動について、冷静かつ的確な対応であったとお褒めの言葉をいただいたことを申し添えます。

京都大学附属図書館

 

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 「菊亭文庫」より『文机談』など7タイトルを公開しました

 投稿日時:2025-01-30 (637 ヒット)

附属図書館が所蔵する「菊亭文庫」より、『文机談』など7タイトルを京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。

「菊亭文庫」は西園寺実兼の四男兼季を祖とする菊亭家伝来の文書・典籍・美術品のコレクションです。菊亭(今出川)家は清華家(太政大臣に就任できる公家の家柄)であり、また琵琶の演奏を家業としていました。そのため、本文庫には朝廷の諸公事に関わる資料や音楽書が多く含まれています。また自筆本・古写本を含む各時代の日記資料も本文庫の特徴です。
「菊亭文庫」は大正10, 12(1921, 1923)年に故菊亭公長侯爵から永久寄託され、その後2021年1月に菊亭家関係文書・美術品と合わせた総点数1,833点からなるコレクションとして附属図書館に正式に寄贈されました。 
 

▼菊亭文庫


文机談』は、文永年間(1264-1275)に成立した、琵琶を中心とする音楽説話集です。琵琶の流派や伝承者の逸話を生き生きと描いており、平安時代から鎌倉時代にかけての音楽史を知る上で重要な資料です。第二冊には、琵琶をたしなんだ鴨長明の「秘曲づくし」の話が記されています。
菊亭家の伝では作者である文机房隆圓(ぶんきぼう りゅうえん)の自筆本とされますが、実際は成立から間もない鎌倉時代末期の書写本と見られています。『文机談』の伝本九種の中で、菊亭本が最も古く、落丁はあるものの五巻五冊が現存します。
第二冊から第五冊は、消息(手紙)などの紙背(裏面)を使用して記されています。電子化にあたり、劣化した紙を修復するとともに、本を解体して全ての紙背文書を撮影しました。今回初公開となる紙背文書が精査されることで、今後、書写年代の確定などが期待されます。

文机談

『文机談』左:隆圓の署名と花押、右:第一冊冒頭


その他、戦国時代の公卿・万里小路惟房(までのこうじ これふさ; 1513-1573)の自筆日記である『惟房公記』や、菊亭家の邸宅指図など6タイトルを公開しました。

邸宅指図

邸宅指図


2025年1月30日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、25,517タイトル、2,154,407画像となりました。
 

レコードIDタイトル著者請求記号コレクション
RB00028140 文机談(僧)隆円著菊||フ||12菊亭文庫
RB00028331 白馬節会 菊||巻||82菊亭文庫
RB00028346 日次記 不足藤原宣胤并寫菊||巻||99菊亭文庫
RB00028352 惟房公記 菊||巻||103菊亭文庫
RB00028364 [不知記] 菊||巻||114菊亭文庫
RB00028365 [不知記]中山定親記カ菊||巻||115菊亭文庫
RB00034905 邸宅指図 文書9-25菊亭文庫