KURENAIでの研究データ(論文の根拠データ)の公開方法(詳細)
本ページでは、研究データ(論文の根拠データ)をKURENAIで公開する方法を説明します。
登録資格
「京都大学学術情報リポジトリ運用指針 」第3項のとおり、原則として、
- 当該研究・教育成果物の作成に関与した本学の在籍者(過去に在籍したことのある者を含む)
であれば、学生の方も含め全ての方に登録資格があります。
(ただし本学在籍中に作成した研究・教育成果物に限ります)
登録前確認のお願い
データの公開可否の確認
「研究データ公開前チェックフロー」で、研究データ、論文根拠データの公開に問題がないかどうかご確認ください。特に個人情報保護の観点は十分にご留意ください。
登録するファイルについて
- ZIPファイルなど、複数のファイルをまとめて圧縮したファイルも登録できます。
- 1コンテンツ(タイトル等の書誌的事項を付与する単位。1コンテンツごとにURLが付きます)に複数のファイルを登録することもできます。登録できるファイル数の制限はありません。
- DOIを付与したい場合は、1コンテンツ(1URL)につき1DOIを付与できる、ということに留意して、登録の粒度(どの範囲を1コンテンツとするか)をご検討ください。
- データファイルの中身や構成を説明する"READMEファイル"を用意することを推奨します。
- データの容量が大きすぎると登録ができない場合があります。合計で5GB以上になる場合は、申請前に問い合わせ先までご相談ください。
登録手順
- 「KURENAI公開支援システム」(要SPS-ID)から公開申請することができます。
- KURENAI公開支援システムの詳しい利用方法はこちらをご覧ください。
- SPS-IDをお持ちでない方、「KURENAI公開支援システム」による手続きがうまくいかない方は下記「KURENAI公開支援システムを利用できない場合の登録」をご覧ください。
KURENAI公開支援システムを利用できない場合の登録
- SPS-IDをお持ちでない方、「KURENAI公開支援システム」による手続きがうまくいかない方は、研究データ申請書類一式をご準備の上、下記「送付先・問合せ先」にメール等によりお送りください。
- 研究データ申請書類一式(内訳)/ メタデータ入力用フォーム(xlsx)/リポジトリ登録書(docx)
補足事項
- KURENAIには、誰にでも無料で全面公開可能な研究データ(論文の根拠データ)のみ、登録できます。パスワード等を設定して限られた利用者のみに利用を限定することや、利用時に料金を徴収することはできません。
- 非公開のまま研究者間で研究データを共有したい場合はデータ運用支援基盤センターのRDM Driveがご利用いただけます。詳細はこちらをご覧ください。
- 公開を前提として一定期間、公開を遅らせる(公開日を指定する)ことも可能です。
- KURENAI公開前に査読者とのみ共有するサービスも行っています(詳しくは下記「KURENAI公開前に査読者とのみ共有したい場合の対応」をご覧ください)。
- DOIを付与することができます(DOI付与をご希望の場合は、DataCite DOI(研究データに特化した国際的なDOI登録機関であるDataCiteによるDOI)を付与します。)。
- DOIが有効になる(リンク解決される)には、KURENAIでの公開後1週間程度かかります。
- 国内の研究成果を集めたプラットフォームであるCiNii Research(国立情報学研究所)や、国際的に利用されているプラットフォームOpenAIREでも検索対象となり、国内外に研究成果を発信できます。
KURENAI公開前に査読者とのみ共有したい場合の対応
- 投稿中・投稿予定の論文の根拠データをKURENAI公開前にまずは査読者とのみ共有したい場合、仮登録のうえ、査読用に一時的なシークレットURLを発行することが可能です。
- シークレットURLはKURENAI公開を前提とした、あくまで一時的な機能となります。査読が終わり次第(論文のアクセプト、発行が決まり次第)KURENAI登録・公開申請をしてください。
- なお、シークレットURL機能を使っている間はDOIは有効になりません(DOIは公開されるコンテンツに対してのみ付与することができます)。
- 詳しい使い方は、こちらの「KURENAI公開支援システムの使い方」をご覧ください。
送付先・問合せ先
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
京都大学附属図書館 研究支援課 研究支援第三掛
TEL: 075-753-2618
FAX: 075-753-2649
E-mail: repository[a]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp([a]は@に書き換えてください)