サービスを再開しました→【メンテナンス】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ(2020年9月16日)
※メンテナンスを完了し、サービスを再開しました(2020/09/16 10:30)。
システムメンテナンスのため、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは下記の日程でサービスを停止します。
【2020年9月16日(水)午前10時から(約1時間)】
※メンテナンス作業が終了次第、サービスを再開します。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、あらかじめご了承ください。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 肥後国海中の怪、アマビエの画像をご利用いただく際には
肥後国海中の怪、アマビエの画像をたくさんの方々にご利用いただき、ありがとうございます。オープンアクセスデータは、誰もが自由に使うことのできる大切な共有財産です。ご利用の際に知っておいていただきたいことをまとめましたので、データを使う人、制作物を見る人、皆が気持ちよく利用できるように、ご協力をお願いいたします。
▼画像『肥後国海中の怪(アマビエの図)』のご利用について
【図書館機構】国立国会図書館サーチでKULINE及び京都大学貴重資料デジタルアーカイブのデータを検索、直接遷移できるようになりました
2020年7月6日から、国立国会図書館サーチでKULINE及び京都大学貴重資料デジタルアーカイブのデータを検索し、直接デジタルアーカイブサイトへ遷移できるようになりました。
国立国会図書館サーチと京都大学蔵書検索KULINE(貴重資料)は、このほどシステム連携を行い、国立国会図書館サーチで京都大学蔵書検索KULINE(貴重資料)のメタデータを検索できるようになりました。貴重資料がデジタル化・公開されている場合、国立国会図書館サーチの検索結果に京都大学貴重資料デジタルアーカイブのURLが表示され、直接デジタルアーカイブサイトへ遷移することができます。
ぜひご活用ください。
サービスを再開しました→【メンテナンス】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ(2020年7月2日)
※メンテナンスを完了し、サービスを再開しました(2020/07/02 13:00)。
システムメンテナンスのため、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは下記の日程でサービスを停止します。
【2020年7月2日(木)午前10時30分から(約2時間)】
※メンテナンス作業が終了次第、サービスを再開します。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、あらかじめご了承ください。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 総合博物館所蔵「壺切御剣図」「蝦夷嶋地図」を公開しました
総合博物館が所蔵する「壺切御剣図」「蝦夷嶋地図」を、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。
「壺切御剣図」は、立太子の儀式の際、歴代の天皇から皇太子に継承されてきた護り刀を描いたものです。
「蝦夷嶋地図」は、蝦夷地調査に尽力した秦檍丸(はた あわぎまろ 1760-1808)が描いた北海道の古地図です。
2020年6月17日現在 、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、17,640タイトル、1,365,123画像となりました。


【附属図書館】平成31/令和元年度出陳資料一覧を掲載しました
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 総合博物館、文学研究科及びプリンストン大学東アジア研究部との共同事業により淡輪文書を公開しました
図書館機構では、総合博物館、文学研究科及びプリンストン大学東アジア研究部との共同事業により、総合博物館が所蔵する淡輪(たんのわ)文書を京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。
▼淡輪文書
淡輪文書は、和泉国淡輪荘(現大阪府泉南郡岬町)の土豪である淡輪氏の文書で、鎌倉末から室町中期までの全5巻53通の文書から成ります。先祖補任状の巻には、安貞2(1228)年の禅定従二位家政所下文や、淡輪荘公文職補任状・領家九条家の御教書が含まれ、楠家判形状類の巻には、楠木正儀の下知状が8通、足利氏・細川氏・畠山氏らの書状が含まれます。畿内の国人の活動や、南北朝動乱期の世相を伝える文書群として貴重です。
禅定従二位家政所下文
本共同事業については、プリンストン大学東アジア研究部からも紹介されています。
Joint Princeton Kyoto Website: The Tannowa Collection
https://eas.princeton.edu/news/joint-princeton-kyoto-website-tannowa-collection
https://twitter.com/JamieSaxonArts/status/1251194206149844994?s=20
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 文学研究科所蔵重要文化財『大日本史編纂記録』第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までを公開しました
京都大学文学研究科と総合博物館は、文学研究科が所蔵する重要文化財『大日本史編纂記録』の修復・電子化事業を2017年度から 実施しており、このほど修復・電子化が完了した第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までの1506画像を、図書館機構が運営する京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。
『大日本史編纂記録』は、徳川光圀(1628-1701)による『大日本史』編纂にかかわって、水戸・江戸の彰考館や京都の出張所などの間で交わされた往復書簡の控え等を中心とするもので、書簡総数は6,000点以上にのぼります。のべ42,810件の人名・組織名、のべ15,159件の古記録・古典籍名が言及され、内容も歴史学・文学、儒学・国学思想など広領域に及び、元禄期の出版文化の実態なども示す第一級の史料です。
修復前は、袋綴四つ目綴装の冊子248冊約1万丁で、江戸時代の綴装や修復の杜撰さが否めない状態でした。そこで、長期の保存を確保し、綴じ込まれて見ることができないのど部分(本を見開きにした時の真ん中の綴じ部付近のこと)の記述を明らかにするために、修復・電子化事業を開始しました。これまでに公益財団法人住友財団による文化財維持・修復事業助成を受けたほか、文学研究科では文学研究科所蔵貴重資料修復基金を設置し、総合博物館でも学内の経費(平成30年度全学経費)を獲得しています。
今後も引き続き事業を推進し、成果を随時京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開していきます。2020年3月27日現在 、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、17,638タイトル、1,365,106画像となりました。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館所蔵「中院文庫」「近衛文庫」289タイトルを公開しました
附属図書館所蔵「中院文庫」278タイトル及び「近衛文庫」11タイトル、合計289タイトルを新しくデジタル化・公開しました。2020年3月19日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、17,638タイトル、1,363,600画像となりました。
中院文庫は故中院通規伯爵(1856-1925)の旧蔵書で、大正12(1923)年に元住友本社社長住友吉左衛門氏が中院家との姻戚関係の縁故から、通規氏より一括購入して本学に寄贈したものです。中院家は具平親王を遠祖とする村上源氏の一流で、特に14代の通勝(1558-1610)、15代通村(1588-1653)は近世国文学に大きな功績を残しました。本文庫は、中院一門の学匠の自筆本または写本、あるいは書入れ等の手沢本等を根幹とし、刊本はほとんどありません。勅撰和歌集や『源氏物語』、『伊勢物語』等自筆の訓注、評釈のほか、自筆の日記、朝儀典礼に関する書留、覚書等の記録等の有職故実の原典を多く含み、当時の宮廷の状況や風俗史を研究する上で貴重な一次資料です。
近衛文庫は旧五摂家の筆頭である近衛家の旧蔵本です。近衛家伝世の典籍は明治33(1900)年以降数回にわたり京都大学附属図書館へ寄託されましたが、昭和13(1938)年に近衛家伝世文献の分散を防ぐ目的で財団法人陽明文庫が設立されたのを機に、永久寄託を解除して漸次陽明文庫に納入されました。この際、寄託資料より219部3,150冊が昭和19(1944)年附属図書館へ寄贈され、現在の近衛文庫となりました。近衛文庫は漢籍を主幹としており、欠巻があるものの粗宋版の稀覯書である『荘子鬳齋口義』や嘉靖20年の活字印本『欒城集』、『雲南通志』等の勅撰の中国地誌類を集成しています。このほか、『宇津保物語』『落窪物語』『大鏡』等の古写本、または『医学入門』『古今医鑑』等の慶長元和年間の和刻古活字版も含みます。
京都大学附属図書館は、国文学研究資料館が実施する「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業)に拠点大学として参加しており、今回公開した資料の電子化も本事業の一環として実施しました。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館へ寄贈された「絵葉書からみるアジア」1848点を公開しました
附属図書館へ寄贈された「絵葉書からみるアジア」1848点を公開しました。
「絵葉書からみるアジア」は、京都大学東南アジア地域研究研究所政治経済共生研究部門(貴志俊彦教授)が中心となって2004年以降収集してきたアジア関係の絵葉書コレクションで、そのうち1848点がデジタル画像とともに京都大学附属図書館へ寄贈されました。
絵葉書には図画像だけでなく、文字や記号、ときには音声や動きを取り入れたものもあり、受け取り手のイマジネーションをかき立てるメディア・ミックス的な性質があります。一方で、戦前・戦中に帝国日本で検閲を経て制作・販売された絵葉書には、製作者、販売者、印刷会社、さらには検閲機関が盛り込んだ情報も示されており、歴史資料としても高い有用性を持ちます。本コレクションの絵葉書には、「日本」「中国」「中国(蒙古)」「中国(満洲)」「香港」「台湾」「朝鮮半島」「東南アジア」「ソ連/ロシア」「樺太/サハリン」「太平洋」といった広範な地域が描かれています。