【図書館機構】Taylor & Francisの電子ジャーナルへのアクセスが遮断されています
現在、Taylor & Francisの電子ジャーナルへのアクセスが遮断されています。 原因を調査中ですので、復旧までしばらくお待ちください。
電子ジャーナル・電子書籍の出版社は、本文に限らず、目次やアブストラクトも含め、すべてのページに過剰な頻度でアクセスし、サーバに負荷をかける行為を禁止しています。
過剰なアクセスや大量ダウンロードなどが検知されると、大学全体からの電子ジャーナルのアクセスを遮断される等のペナルティが科せられます。
2024年12月2日にお知らせした『電子ジャーナル、データベースのご利用に関する注意』をご一読の上、ブラウザや文献管理ツールの設定を見直してください。
[図書館機構]
【データベース】Sociology Source Ultimate トライアル (~2025/03/31)のご案内
社会学および関連諸分野の学術資料の全文情報を収録するデータベース"Sociology Source Ultimate (EBSCOhost)"のトライアルを実施中です。是非ご利用ください。
- アクセス先: https://search.ebscohost.com/login.asp?profile=ehost&defaultdb=sxi
- トライアル期間:2025年3月31日まで
- 詳細情報
※本データベースは、2025年4月に正式導入の予定です。
【図書館機構】国のOA基本方針および研究データ関連の研究支援サービスのお知らせ
図書館機構および情報環境機構データ運用支援基盤センターから、「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針(国のOA基本方針)」のポイントとそれに対応する京都大学における支援内容、および研究データ(論文の根拠データ)関連の研究支援サービスについてお知らせします。
(1)科研費等に対する国のオープンアクセス基本方針に対応するには
2024年2月に内閣府において「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針(国のOA基本方針)」が決定されました。
国のOA基本方針のポイントおよび京都大学における支援内容を解説したページを設けました。
〇科研費等に対する国のオープンアクセス基本方針に対応するには
京都大学ではすでにKURENAIによりワンストップで対応可能になっています。
2025年度から公募される科学研究費等を受給される研究者のみなさんに関係しますので、ご参照ください。
(2)KURENAI: 論文の根拠データにDOIを付与することができます
KURENAIでは、論文の根拠データをDOI付きで公開することができます。論文執筆中に論文の根拠データを先にKURENAI登録しておくことで、そのDOIを執筆論文に引用して論文投稿することが可能になります。実践されている京都大学研究者の実践例も紹介していますので、ご参照ください。
〇研究データ(論文の根拠データ)をDOI付きでKURENAIに公開する
(3)RDM Drive: 研究データの非公開・共有段階の支援サービス
データ運用支援基盤センターでは、研究過程で生じる研究データを非公開状態で保存し、研究者間で共有する際に活用いただけるRDM Driveを試行サービスしています。以下のページでご案内していますのでご参照ください。
【図書館機構】「シン・マップ」を公開~約40の全学図書館・室のマップが分かりやすく生まれ変わりました!~
全学図書館・室の新しいマップ「シン・マップ」を公開しました。
京大図書館 シン・マップ
https://platinumaps.jp/d/kulib
全学に約40ある図書館・室の位置・利用方法を分かりやすく案内しています。
自分の今いる場所を表示させて、迷わず目的の図書館・室にたどり着くことができます。※
また、写真から普段使わない図書館・室の外観や室内の様子も確認することができます。
京大の数ある図書館・室の特色を知っていただくとともに、ぜひ活用してください!
※スマホの場合)地図画面左下の現在地アイコンをクリックし、platinumaps.jpへの位置情報の利用を許可した場合、自分の現在位置を表示させることができます。
【図書館機構】電子ジャーナル、データベースのご利用に関する注意
電子リソースを利用するにあたっての禁止事項
電子ジャーナルやデータベースなどの電子リソースの利用については、供給元である出版社が使用許諾条件を定めています。どの出版社においてもおおむね以下の事項は禁止されています。
-
個人利用の範囲を超えた大量のダウンロード
- プログラム等を利用した自動操作による過剰アクセスや一括ダウンロード
- 電子ジャーナルの特定の巻号や、電子ブックのタイトルをまとめてダウンロード
- 個人利用以外の利用
- 複製や再配布
一部の出版社は、本文に限らず、目次やアブストラクトも含め、すべてのページに過剰な頻度でアクセスし、サーバに負荷をかける行為を禁止しています。
また、1~数分程度の短時間に複数の本文やPDFファイルを開く行為を、出版社が大量ダウンロード/大量アクセスであると検知する事例も発生しています。文献は必要なものを選びご利用ください。
過剰なアクセスや大量ダウンロードなどが検知されると、出版社等により大学全体からの電子ジャーナルのアクセスを遮断される等のペナルティが科せられることもあります。また、認証システムにより利用者単位でも遮断される場合がありますので、十分ご注意ください。
テキスト・データマイニング、生成AIについての注意
- 電子リソースをテキスト・データマイニングしたり、生成AIの学習に使用することについて、出版社から特別な許可を得たり、別途契約が必要な場合があります。このような使用を予定している場合は、事前に「電子ジャーナル・データベースについてのお問い合わせ」までお問い合わせください。
- 生成AI、機械翻訳等のクラウド上でのサービスに電子リソースコンテンツをアップロードすることは契約違反・著作権侵害となる可能性がありますので、ご注意下さい。
文献管理ソフト、Webブラウザの設定について
最近、文献管理ソフト・プラグインの自動ダウンロード機能、またはWebブラウザのリンク先読み機能により、意図せず大量ダウンロード/大量アクセスを起こしてしまうケースが発生しています。
これらの機能は、バックグラウンドでページ内のリンクへのアクセスが繰り返されます。そのため、本人が気づかないうちに大量ダウンロード/大量アクセスになってしまうことがあります。電子ジャーナル・データベース認証システムの不具合を誘発するおそれもありますので、これらの機能の使用は止めてください。
各文献管理ソフト・Webブラウザでの設定については、
[注意!] 文献管理ツールの自動ダウンロード機能、ブラウザの先読み機能による電子リソースの大量アクセスについて
をご覧ください。
ポスター・チラシ
関連ページ
[図書館機構]
[2024/12/02 投稿]
【電子ブック】EBSCO eBooksを学外から利用するには
EBSCO eBooksに「学外から」アクセスした場合、以下の方法でご利用ください。。
※学内ネットワーク環境からのアクセスでは、以下の操作は必要ありません。
- 京都大学外のネットワーク環境からEBSCO eBooksにアクセスすると、EBSCOのサインイン画面になります。
- 所属機関の検索フォームで「京都大学」と入力し、エンターキーを押すか、虫眼鏡アイコンをクリック
- 機関名の候補に「京都大学」が表示されたら、その部分をクリック
- 「電子ジャーナル・データベース認証システム」ユーザID選択画面になりますので、お使いのIDの種類を選択しログインしてください
利用の際の注意点
アクセスオプションから「PDF全文」を選択したり、目次から章の名前などをクリックすると閲覧画面が表示されます。閲覧画面でスクロールバーにより次々とブラウジングして全文を連続して表示したり、読み込みが遅いからと何度も再読み込みをすると、認証システムに遮断される可能性があります。必要な章から読み始め、時間内に読める範囲で利用してください。
[2024-11-26投稿]
【注意喚起】悪意ある出版団体等によるなりすまし被害に注意ください
「自分が書いたのではない論文が自分の名前で学術誌に掲載されている」との事案がSNSに投稿され、波紋が広がっています。当該論文は生成AIによって作成されたものと推定されています。捏造の意図は明らかになっていませんが、粗悪学術誌出版社が、名のある研究者の著作を掲載していることを装うことによって自誌の品質について印象操作を行っているのではないかとの見方もあります。
参考(解説記事):
生成AIで日本人の研究者かたり論文捏造か、収入目的の海外サイト「ハゲタカジャーナル」に掲載 https://www.yomiuri.co.jp/national/20241120-OYT1T50136/
科学知識の流通は常に虚偽と偽造の脅威にさらされています。AIによる論文創作技術により、未知の手口の不正行為が今後また新たに生じてくる可能性もあります。
- 自分が、悪意ある他者のなりすまし被害に遭っていないか
- 自分の関与する学会やその刊行誌等が、悪意ある他者のなりすまし被害に遭っていないか
※「生存圏研究所の学術誌『Sustainable Humanosphere』を名乗る偽雑誌について(https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2020-04-15)」等参照) - 善意でひきうけた査読・編集委員就任によって、悪意ある他者の不正行為に加担・助力することになっていないか
など、研究活動を取り巻く関係団体の真正性・信頼性になお一層留意し、被害者、あるいは間接的な加害者にならないよう情報の把握と確認をお願いします。
[図書館機構]
[2024/11/25 投稿]
サービスを再開しました→【緊急メンテナンス】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ(2024年11月25日)
※メンテナンスを完了し、サービスを再開しました(2024/11/25 13:30)。
緊急メンテナンスのため、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは現在サービスを停止しています。
メンテナンス作業が終了次第、サービスを再開します。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、あらかじめご了承ください。
【図書館機構】2024年度京都大学図書館機構講演会「研究データの持続可能なライフサイクル構築へ向けて」
2024年度京都大学図書館機構講演会は、国際シンポジウム「研究データの持続可能なライフサイクル構築へ向けて」を開催します。
Research Data Management in Canadian Contextを2023年に刊行するなど先進的な取り組みをみせるカナダの事例をもとに、研究データの保存・共有・活用を可能にする持続的なライフサイクルの構築を検討します。その上で、研究者・図書館員・アーキビストがライフサイクルの各時点で、どのような役割を果たしていけばよいのかを考えます。
なお、本シンポジウムは文部科学省「オープンアクセス加速化事業(令和5年度人工知能等社会実装研究拠点事業費補助金)により実施します。
主催:京都大学図書館機構
共催:京都大学総合博物館・京都大学大学文書館
1. 日時:2025年1月16日(木) 13:30-17:50 (開場12:30)
2. 会場:京都大学芝蘭会館 山内ホール(アクセスマップ)
3. プログラム
13:30-13:40 開会挨拶 永盛克也(京都大学図書館機構長)
13:40-14:40 講演① A History of National Research Data Management Efforts in Canada
Stephen Marks(University of Toronto Libraries)
14:40-15:40 講演② Digital Preservation for Research Data: Efforts at Borealis
Julie Shi(Ontario Council of University Libraries)
15:40-16:00 休憩
16:00-17:00 講演③ 明日のための研究データの保存:GakuNinRDMのアプローチ
込山悠介(国立情報学研究所)
講演④ 研究データの長期保存に関わる機能群を対象としたオープンソースソフトウェアの比較
南山泰之(国立情報学研究所)
17:00-17:20 コメント 青木学聡(名古屋大学)、西岡千文(京都大学情報環境機構)
17:20-17:50 質疑応答
総合司会 北村由美(京都大学附属図書館)
※逐次通訳あり
※動画を講演会終了後に「京大図書館きこうチャンネル」で公開する予定です。
4.対象:研究者・アーキビスト・大学図書館員をはじめ研究データ管理に関心がある方(一般公開)
5.参加定員:60名(申込先着順)
6.参加料:無料
7. オプショナルセミナー:当日午前中に実施します。参加希望の方は申込時に「希望する」を選択してください。
10:30~11:30 長期保存の概念的枠組みであるOAIS参照モデルの概要(日本語のみ)
橋本陽(京都大学大学文書館)
会場:京都大学附属図書館3Fライブラリホール(アクセスマップ)
8.申込方法:下のWebフォームからお申し込みください。
URL: https://forms.gle/G7uYxk4gyZdGex8d7
申込締切: 2025年1月10日(金)17:00
※定員に達した場合、期限より早く〆切となる可能性があります。
※障害がある方など、参加にあたり特別な配慮が必要な場合はWebフォームからお知らせください。
9.問い合わせ先:京都大学附属図書館総務課総務掛
e-mail: soumu660[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 西田幾多郎が長男の死を悼んで寄贈した本を公開しました
西田幾多郎氏が長男の死を悼んで寄贈した本を、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。
西田幾多郎(にしだ きたろう; 1870-1945)氏は日本を代表する哲学者の一人ですが、私生活では度重なる家族の死や病に苦悩した人でもあります。
大正9(1920)年6月、旧制第三高等学校の卒業を間近に控えていた長男・謙(けん)氏が、腹膜炎のため23歳で急逝します。大正9年11月、西田氏は「為亡兒謙記念」(亡児謙の記念と為(な)す)と墨書した哲学書6タイトルを旧制第三高等学校図書館(現在の京都大学吉田南総合図書館)へ寄贈しました。
そのうち3冊には、三高の制服姿の謙氏の写真が貼り付けられ、自作の短歌あわせて6首が書きつけられています。「すこやかに二十三まですごし来て夢の如くに消え失せし彼」「徒(いたづら)にむくろ残りて人並にのみて食ひて笑ひてぞ居る」などの短歌には、最愛の子を失った深い悲しみが率直な言葉で綴られています。
Werke : Auswahl in sechs Bänden Bd.1 見返しと扉
寄贈された図書は、当時は一般図書として利用されていましたが、現在は貴重書に指定されています。西田氏は、息子の名前を記した本が母校の図書館で末永く保存され、人々の目にふれることを願ったのかもしれません。「哲学の動機は「驚き」ではなくして深い人生の悲哀でなければならない」と語った哲学者の、最大の悲哀があらわれた資料です。
2024年11月13日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、25,510タイトル、2,154,091画像となりました。
(今回の電子化では、資料本文は対象とせず、書き込み部分のみデジタル化・公開を行いました)
※参考
京都学派アーカイブ「西田幾多郎「悲哀の哲学」の現場」より、「西田幾多郎三高寄贈本について」(2024年11月13日確認)
所蔵館 | レコードID | タイトル | 請求記号 |
吉田南総合図書館 | RB00034320 | [西田幾多郎遺墨](Kritik der reinen Vernunftより) | 210||||179||三高洋 |
RB00034321 | [西田幾多郎遺墨](Werke : Auswahl in sechs Bänden Bd.1より) | 210||||180||三高洋 | |
RB00034322 | [西田幾多郎遺墨](Präludien : Aufsätze und Reden zur Einführung in die Philosophie Bd.1より) | 210||||181||三高洋 | |
RB00034323 | [西田幾多郎遺墨](Einleitung in die Philosophieより) | 210||||182||三高洋 | |
RB00034324 | [西田幾多郎遺墨](Der Gegenstand der Erkenntnisより) | 210||||183||三高洋 | |
RB00034325 | [西田幾多郎遺墨](The four historical conceptions of beingより) | 210||||184||三高洋 |