【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 京都大学アカデミックデイ2024に参加します!(9/21)
京都大学アカデミックデイは、市民と研究者が直接対話できるオープンなイベントです。
今回初めて、京都大学貴重資料デジタルアーカイブが参加します。ぜひお越しください!
■ 京都大学アカデミックデイ2024
日時:2024年9月21日(土)11:00~18:00
場所:ゼスト御池
参加費:無料
事前申込:不要
詳細:https://research.kyoto-u.ac.jp/academic-day/a2024/
●【デジアカ企画1】地下連絡通路のデコレーション
時間:11:00~18:00
場所:ゼスト御池と京都市役所本庁舎の地下連絡通路
内容:京都の古地図による床面装飾と、『源氏物語』の挿絵を楽しむパネル展示を行います。
●【デジアカ企画2】特設スペース
時間:15:30~17:30
場所:京都市役所地下2階のちゃぶ台
内容:2時間限定で、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの特設スペースをオープンします。オリジナルノベルティも配布予定です!
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 法学研究科所蔵『三院衆議帳』を公開しました
京都大学貴重資料デジタルアーカイブにて、法学研究科が所蔵する『三院衆議帳』を公開しました。
『三院衆議帳』は、京都帝国大学教授で法制史学者であった小早川欣吾(こばやかわ きんご; 1900-1944)氏の旧蔵書です。元亨から天文年間にかけての天台宗に関する記録です。
『三院衆議帳』
2024年8月21日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、25,504タイトル、2,153,874画像となりました。
サービスを再開しました→【メンテナンス】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ(8/22 13:00~13:15、8/23 12:00-12:15、8/28 13:00~17:00)
※メンテナンスを完了し、サービスを再開しました(2024/8/28)。
---
(2024年8月22日追記)
2024年8月23日(金)12時00分~12時15分の日程で追加のシステムメンテナンスを実施するため、貴重資料デジタルアーカイブのサービスを一時停止します。
---
システムメンテナンスのため、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは下記の日程でサービスを一時停止します。
- 2024年8月22日(木)13時00分~13時15分
- 2024年8月23日(金)12時00分~12時15分【2024/8/22追記】
- 2024年8月28日(水)13時00分~17時00分 のうち15分間程度
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: デフォルトビューワーをMirador3に変更しました
京都大学貴重資料デジタルアーカイブにて電子化画像を閲覧する際のデフォルトビューワーをMirador(ミラドール)Ver.3に変更しました。
Miradorはスマートフォンやタブレットでの閲覧にも対応しています。
画像のダウンロード方法や翻刻テキストの表示方法が変わりましたので、「サイトについて」をご確認ください。
また、ビューワー上のページ数がURLに反映されるようになりました。URL末尾の「page=XX」にページ数を入力することで、指定したページを表示したり、ページ単位でリンクを貼ったりすることができます。
これからも京都大学貴重資料デジタルアーカイブをご活用ください。
【復旧しました】【トラブル】京都大学貴重資料デジタルアーカイブへのアクセスが不安定になっています(7/16)
復旧しました(2024/7/16 11:25)
2024年7月16日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブへのアクセスが不安定になっています。現在、原因調査と復旧対応中です。
ご不便をおかけして申し訳ありませんが、復旧までしばらくお待ちください。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館所蔵「大惣本」から225タイトルを電子化・公開しました
附属図書館が所蔵する「大惣本」から225タイトルを電子化・公開しました。
大惣本とは、江戸中期から明治中期まで名古屋で営業した貸本屋、大野屋惣八店(略称「大惣」)の旧蔵書です。当時の貸本屋は流行中の書物だけを揃えておき、流行が過ぎれば処分して次の書物を購入するのが一般的でした。しかし大惣は「仕入れた本は転売しない」という不文律を引き継いで蔵書を増やしたため、江戸後期には全国一の規模の貸本屋となりました。明治維新以後、書物の大量生産が可能になってからは多くの貸本屋が衰退し、大惣も明治31年頃に廃業が決まりました。16,734部にのぼる膨大な蔵書が売却されることになり、帝国図書館(現在の国会図書館)、東京帝国大学、京都帝国大学、高等師範学校(現在の筑波大学)等が買い上げました。本学が所蔵する大惣本は、3,667部、13,081冊にのぼります。
今回公開した資料の大部分は芝居台帳です。「敵討」「傾城」とタイトルにつく資料が多く見られるほか、心中物、怪談物など幅広い演目が集められています。
『繪本いろは假名四谷怪談』は、『いろは仮名四谷怪談』の絵入根本(挿絵入りの歌舞伎脚本)です。迫力ある不気味な挿絵が目を引きます。
『繪本いろは假名四谷怪談』 左:後編巻4 挿絵 中:前編巻1 裏表紙 右:前編巻4 表紙
2024年5月23日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、25,402タイトル、2,138,775画像となりました。
※今回公開した資料の電子化は、国文学研究資料館が実施する「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業)に拠点大学として参加して実施しました。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金により「菊亭文庫」掛軸6点を公開しました
京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金により、附属図書館が所蔵する「菊亭文庫」より掛軸6点を公開しました。
「菊亭文庫」は西園寺実兼の四男兼季を祖とする菊亭家伝来の文書・典籍・美術品のコレクションです。菊亭(今出川)家は清華家(太政大臣に就任できる公家の家柄)であり、また琵琶の演奏を家業としていました。そのため、本文庫には朝廷の諸公事に関わる資料や音楽書が多く含まれています。また自筆本・古写本を含む各時代の日記資料も本文庫の特徴です。
「菊亭文庫」は大正10, 12(1921, 1923)年に故菊亭公長侯爵から永久寄託され、その後2021年1月に菊亭家関係文書・美術品と合わせた総点数1,833点からなるコレクションとして附属図書館に正式に寄贈されました。
今回公開したのはこのうち掛軸資料6点で、うち2点が菊亭家当主の和歌、4点が仏画です。
「公規公和歌」は、今出川公規が中院通茂へ和歌の添削を依頼した際の尺牘(手紙)です。
仏画4点はいずれも妙音天が色鮮やかに描かれています。
琵琶を持った妙音天は音楽の神であり、琵琶を家業としていた菊亭(今出川)家による信仰がうかがえます。
本資料のデジタル化・公開は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金への寄付者の皆様のご篤志により実現しました。厚く御礼申し上げますとともに、今後も貴重な資料を大切に保管して後世に伝え、同時に学術研究・文化振興貢献のために活用できるよう、尽力いたします。
▼京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金により「菊亭文庫」掛軸6点を公開しました
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 京都大学とプリンストン大学の共同事業により、斑島文書14点を公開しました
京都大学とプリンストン大学の共同事業により、総合博物館が所蔵する『古文書集』より「斑島文書」14点を京都大学貴重資料デジタルアーカイブにて公開しました。
斑島文書は、14世紀前半から16世紀半ばまでの様々な武将が発給した14通の文書をまとめた巻子です。大正5年11月に京都の老舗古書肆竹苞書楼から購入したもので、京都大学の収集文書である『古文書集』に含まれています。
巻子には室町幕府の将軍直臣大草氏が知行する駿河国田尻郷の権益を保障する御判御教書【ごはんのみきょうじょ】や管領奉書【かんれいほうしょ】の他、足利尊氏・足利直冬・細川頼之・細川高国・大内義隆など有名な武将の文書が並びます。特に肥前国松浦党一族の斑島【まだらじま】氏に宛てられた文書が3通もあることから、京都大学ではこの巻子を斑島文書と呼んできました。これらの3通は、斑島氏の流れをくむ有浦氏に伝来した文書の一部と考えられています。
京都大学とプリンストン大学は、2020年3月、京都大学総合博物館が所蔵する古文書を世界に発信し、全世界において日本の歴史及び文化の知識及び意識を深められることを目的として、京都大学総合博物館が所蔵する古文書のデジタルイメージの公開及び当該古文書の研究を共同で行う事業を開始しています。
京都大学においては総合博物館、文学研究科、図書館機構の3部局が、プリンストン大学においては東アジア研究部(East Asian Studies)が相互に協力し、事業を継続的に展開する予定です。
- Mysteries of the Madarajima monjo(プリンストン大学の公開サイト)
- 京都大学とプリンストン大学による古文書のデジタルイメージの公開及び研究共同事業が始まっています(2020-05-14)
▼京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
京都大学とプリンストン大学の共同事業により、斑島文書14点を公開しました
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館所蔵「菊亭文庫」より361点を公開しました
附属図書館所蔵「菊亭文庫」より361点を新たに電子化し、京都大学貴重資料デジタルアーカイブにて公開しました。
「菊亭文庫」は西園寺実兼の四男兼季を祖とする菊亭家伝来の文書・典籍・美術品のコレクションです。菊亭(今出川)家は清華家(太政大臣に就任できる公家の家柄)であり、また琵琶の演奏を家業としていました。そのため、本文庫には朝廷の諸公事に関わる資料や音楽書が多く含まれています。また自筆本・古写本を含む各時代の日記資料も本文庫の特徴です。
「菊亭文庫」は大正10, 12(1921, 1923)年に故菊亭公長侯爵から永久寄託され、その後2021年1月に菊亭家関係文書・美術品と合わせた総点数1,833点からなるコレクションとして附属図書館に正式に寄贈されました。
今回公開したのはこのうち典籍資料361点で、菊亭(今出川)家の系譜である「今出川家歴代履歴」、「伊勢外宮正遷宮」「春日祭次第」「禁中年中行事」等の神祇行事・宮中行事に関する文書記録などが含まれています。
「今出川家歴代履歴」
「禁中年中行事」
今回公開した資料の電子化は、国文学研究資料館が実施する「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業)に拠点大学として参加して実施しました。
2024年2月14日現在 、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、25,157タイトル、2,092,303画像となりました。
▼京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
附属図書館所蔵「菊亭文庫」より361点を公開しました
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館所蔵「蔵経書院文庫」262タイトルをデジタル化・公開しました
附属図書館が所蔵する蔵経書院文庫は、京都蔵経書院が寺院あるいは僧堂の宝庫または筐底より採集した仏典とその類縁典籍の集積です。
今回はこのうち、「蔵経書院本」262タイトルを新たにデジタル化・公開しました。
※今回公開した資料の電子化は、 科学研究費助成事業研究成果公開促進費(データベース)(23HP8002)の助成を受けています。
▼京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
仏典・仏教関係コレクション「蔵経書院文庫」262タイトルをデジタル化・公開しました