KURENAI(京都大学学術情報リポジトリ)をもっと知る

京都大学学術情報リポジトリ KURENAI はオープンアクセスを実現します

オープンアクセスとは、誰もが学術研究成果に障壁なくアクセスし、利用できることを指し、その潮流は国際的にも高まっています。 京都大学学術情報リポジトリ KURENAI は、京都大学の研究・教育成果のオープンアクセスを実現するプラットフォームです。教育・研究活動を公開することで、大学の社会的責任を果たし、社会貢献を推進します。

  • Google ScholarやCiNiiなどのデータベースにも収録されます。
  • 恒久的URLが付与されるため、永続的なアクセスが保証されます。

KURENAIとは

K yoto U niversity Re pository for N avigating A cademic I nformationの略です。学術情報の海を航海するにあたっての羅針盤として機能します。京都大学の前身の一つである第三高等学校の寮歌「 逍遙の歌 紅もゆる 」を想起させ、本学関係者にとって覚えやすく親しみやすいものです。

国内No.1のリポジトリ

KURENAIは、2006年の公開以来、収録論文数、アクセス数とも着実に増加しており、本学の研究・教育成果を社会に発信しています。スペイン高等科学研究院(Consejo Superior de Investigaciones Cientificas)による機関リポジトリの世界ランキングにおいても、世界第6位、国内第1位と高い評価を受けています。(2025年5月現在)

KURENAIで公開されたコンテンツの利用条件

KURENAIで公開されたコンテンツの著作権は、著者または出版社等が保持し、京都大学図書館機構は保持しません。

  • メタデータに著作権等 (dc.rights) がある場合: 示された権利情報やクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従ってご利用ください。
  • メタデータに著作権等 (dc.rights) がない場合: 著作権法に規定されている私的使用や引用等の範囲内でのみ利用可能です。
著作権法に規定されている私的使用や引用等の範囲を超える利用については、利用希望者がご自身で、著作権者の許諾を得てください。

タイムスタンプサービス

KURENAIでは、公開される論文やデータの信頼性向上のため、国⽴情報学研究所(NII)が提供するタイムスタンプサービスを利用したタイムスタンプ機能を2026年4⽉から導入しています。この機能により、KURENAIに登録されたコンテンツについて「いつ登録されたか」「登録後に修正されていないか」を証明し、ファイルの真正性を対外的に⽰すことができます。

タイムスタンプとは

電子ファイルに押す「電子的な消印」です。郵便の消印が「示された日に郵便局が受け取ったこと」を証明するように、タイムスタンプは、「この電子ファイルがこの日時に確かに存在し、それ以降変更されていないこと」を証明します。タイムスタンプによって、次の2点を証明できます。

  1. 存在証明:消印の時刻に当該コンテンツが存在していたことを第三者機関が証明します(研究の先取性を証明することに活用できます)
  2. 非改ざん証明:消印の時刻から現在まで内容が一切変更されていないことを第三者機関が証明します

付与方法

タイムスタンプはKURENAIへのコンテンツ登録のタイミングでシステムによって⾃動的に付与されます。

  • 2026年4月以降にKURENAIに登録したコンテンツにタイムスタンプが付与されています
  • 既に登録済みのコンテンツを修正して差し替えをする場合、タイムスタンプは再登録した時間に更新されます

確認方法

  • KURENAIアイテム画面でファイル名称の右横にある [検証用URL] をクリックします。
    KURENAIアイテム画面
  • 検証結果画面が表示され、その時点の真正性がリアルタイムで表示されます。
    KURENAIタイムスタンプ検証画面

タイムスタンプの仕組み

タイムスタンプの過程は、タイムスタンプ認証局への[1]要求、[2]発行、[3]保存、[4]検証から構成されています。

タイムスタンプの仕組み
  1. 要求:電子ファイルのハッシュ値(電子ファイルの指紋に相当)を計算し、タイムスタンプ認証局に送付します。
  2. 発行:タイムスタンプ認証局は、ハッシュ値に現時点の正確な時刻を付与したものを発行します。
  3. 保存:発行されたタイムスタンプを KURENAI に保存します。
  4. 検証:原本となる電子ファイルのハッシュを再計算し、[3]のタイムスタンプと一致していれば、一切修正されていないことを証明できます。

KURENAIのタイムスタンプ認証局は国立情報学研究所(NII)のタイムスタンプサービスを利用しています。詳細は、以下のページをご覧ください。
UPKI Manual タイムスタンプ利用情報

運営体制

図書館協議会の下に「オープンアクセス・研究支援特別委員会」を設置し, 図書館機構としてリポジトリ事業を積極的に推進しています。

研究者の声~ KURENAIに登録するメリット

KURENAIを利用して論文をオープンにされている先生方に、その魅力を一言うかがってみました。

京都大学オープンアクセス推進事業(2016–2021)

京都大学は、「京都大学の改革と将来構想(WINDOW構想)」を実現するため、第三期中期目標期間中に戦略的・重点的に実施する事業として、「京都大学重点戦略アクションプラン(2016-2021)」を策定しました。この中の事業のひとつ「オープンアクセス推進事業」は、本学の「京都大学オープンアクセス方針」をより実質化するための事業です。この事業では、研究成果及び保有する一次資料のオープンアクセスを推進し、研究支援機能の向上を図りました。
「京都大学オープンアクセス推進事業(2016–2021)」の記録

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