【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 総合博物館が所蔵する教王護国寺文書より311点を公開しました
投稿日時:2024-02-08
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教王護国寺文書【きょうおうごこくじもんじょ】は、昭和12年(1937)頃、赤松俊秀氏が東寺の宝蔵で発見した文書です。戦後、京都大学が借用して整理と翻刻を行い、昭和43年に京都大学に譲渡されました。昭和46年には国の重要文化財に指定されています。
文書の年代は平安時代から安土・桃山時代に及び、点数は3043点を数えます。
今回はこの中から311点を公開しました。
「若狭国太良荘実検取帳」は、建長六年に教王護国寺の荘園であった太良荘で行われた検地の史料です。現地の名を一覧できます。
「若狭国太良保実検名寄帳」では太良荘内の名と、各名の面積・弁米などが一覧できます。界線の入った紙が使われています。
2024年2月8日現在 、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、24,534タイトル、2,021,589画像となりました。
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