【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 西田幾多郎が長男の死を悼んで寄贈した本を公開しました

 投稿日時:2024-11-13 (2288 ヒット)

西田幾多郎氏が長男の死を悼んで寄贈した本を、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。

西田幾多郎(にしだ きたろう; 1870-1945)氏は日本を代表する哲学者の一人ですが、私生活では度重なる家族の死や病に苦悩した人でもあります。
大正9(1920)年6月、旧制第三高等学校の卒業を間近に控えていた長男・謙(けん)氏が、腹膜炎のため23歳で急逝します。大正9年11月、西田氏は「為亡兒謙記念」(亡児謙の記念と為(な)す)と墨書した哲学書6タイトルを旧制第三高等学校図書館(現在の京都大学吉田南総合図書館)へ寄贈しました。
そのうち3冊には、三高の制服姿の謙氏の写真が貼り付けられ、自作の短歌あわせて6首が書きつけられています。「すこやかに二十三まですごし来て夢の如くに消え失せし彼」「徒(いたづら)にむくろ残りて人並にのみて食ひて笑ひてぞ居る」などの短歌には、最愛の子を失った深い悲しみが率直な言葉で綴られています。

西田幾多郎墨書

Werke : Auswahl in sechs Bänden Bd.1 見返しと扉

寄贈された図書は、当時は一般図書として利用されていましたが、現在は貴重書に指定されています。西田氏は、息子の名前を記した本が母校の図書館で末永く保存され、人々の目にふれることを願ったのかもしれません。「哲学の動機は「驚き」ではなくして深い人生の悲哀でなければならない」と語った哲学者の、最大の悲哀があらわれた資料です。

2024年11月13日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、25,510タイトル、2,154,091画像となりました。
(今回の電子化では、資料本文は対象とせず、書き込み部分のみデジタル化・公開を行いました)

※参考
京都学派アーカイブ「西田幾多郎「悲哀の哲学」の現場」より、「西田幾多郎三高寄贈本について」(2024年11月13日確認)

 

所蔵館レコードIDタイトル請求記号
吉田南総合図書館RB00034320[西田幾多郎遺墨](Kritik der reinen Vernunftより)210||||179||三高洋
RB00034321[西田幾多郎遺墨](Werke : Auswahl in sechs Bänden Bd.1より)210||||180||三高洋
RB00034322[西田幾多郎遺墨](Präludien : Aufsätze und Reden zur Einführung in die Philosophie Bd.1より)210||||181||三高洋
RB00034323[西田幾多郎遺墨](Einleitung in die Philosophieより)210||||182||三高洋
RB00034324[西田幾多郎遺墨](Der Gegenstand der Erkenntnisより)210||||183||三高洋
RB00034325[西田幾多郎遺墨](The four historical conceptions of beingより)210||||184||三高洋

 

 

【メンテナンス】ジャパンナレッジ (2024/11/30)

 投稿日時:2024-11-12 (1210 ヒット)

緊急システムメンテナンスのため、ジャパンナレッジ(JapanKnowledge)の全サービスが下記の期間利用できません。どうぞご了承ください。

【サービス停止日時】

  • 2024年11月30日(土) 8:00 ~ 17:00 (日本時間) [※予定]

【停止するサービス】

ジャパンナレッジサービス全般 (ジャパンナレッジLib、セレクトコンテンツ、JKBooks)

※作業の進捗状況により、サービス再開時刻は多少前後する場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。

データベースリスト「J」
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/erdb?c=erdb_alpha_j


[附属図書館電子リソースチーム]

 

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 文学研究科所蔵重要文化財『大日本史編纂記録』第56冊から第61冊までを公開しました

 投稿日時:2024-11-08 (1719 ヒット)

京都大学文学研究科と総合博物館は、文学研究科が所蔵する重要文化財『大日本史編纂記録』の修復・電子化事業を2017年度から実施しており、このほど修復・電子化が完了した第56冊から第61冊までの202画像を、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。

大日本史編纂記録

 ▼重要文化財 - 大日本史編纂記録(文学研究科所蔵)
 

『大日本史編纂記録』は、徳川光圀(1628-1701)による『大日本史』編纂にかかわって、水戸・江戸の彰考館や京都の出張所などの間で交わされた往復書簡の控え等を中心とするもので、書簡総数は6,000点以上にのぼります。のべ42,810件の人名・組織名、のべ15,159件の古記録・古典籍名が言及され、内容も歴史学・文学、儒学・国学思想など広領域に及び、元禄期の出版文化の実態なども示す第一級の史料です。

修復前は、袋綴四つ目綴装の冊子248冊約1万丁で、江戸時代の綴装や修復の杜撰さが否めない状態でした。そこで、長期の保存を確保し、綴じ込まれて見ることができないのど部分(本を見開きにした時の真ん中の綴じ部付近のこと)の記述を明らかにするために、修復・電子化事業を開始しました。これまでに公益財団法人住友財団による文化財維持・修復事業(2017-2022年度)、国庫補助金 国宝重要文化財等保存・活用事業(美術工芸品)(2021-2023年度)の助成を受けたほか、文学研究科では文学部・文学研究科基金-所蔵貴重資料修復」(文学研究科所蔵貴重資料修復基金より引継ぎ)を設置し、総合博物館でも学内の経費(平成30年度全学経費)を獲得しています。

今後も引き続き事業を推進し、成果を随時京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開していきます。2024年11月8日現在 、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、25,504タイトル、2,154,076画像となりました。

 

 

サービスを再開しました→【メンテナンス】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ(11/5 9:00-9:30)

 投稿日時:2024-11-01 (1169 ヒット)

※メンテナンスを完了し、サービスを再開しました(2024/11/5 9:15)。

システムメンテナンスのため、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは下記の日程でサービスを停止します。

【2024年11月5日(火)午前9時から(約30分間)】
※メンテナンス作業が終了次第、サービスを再開します。


ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、あらかじめご了承ください。

 

【電子ブック】講談社の人気図書が同時アクセス無制限で読めます

 投稿日時:2024-10-11 (3503 ヒット)

図書館機構では、10月1日より、ブルーバックス・講談社現代新書・講談社学術文庫など、利用が多い講談社の図書70冊の電子ブックを同時アクセス無制限で提供開始しました。
この機会にぜひご利用ください。

提供プラットフォーム:KinoDen
提供タイトル;スマホで読める講談社おススメ図書 (KULINEタグ)
利用方法:電子リソースの利用について をご覧の上、認証システムの設定をしてください。


利用上の注意:
・対象の電子ブックは、画面上での本文閲覧のみとなり、印刷・ダウンロードはできません。
・提供タイトルは、今後、定期的に入れ替える可能性があります。

桂図書館・吉田南総合図書館・附属図書館では館内で電子ブックフェアを開催しています。 ぜひお立ち寄りください。

桂図書館 【桂図書館】企画展示「KinoDen電子ブックフェア―スマホで読める講談社おススメ図書―」開催中!  (11/15更新)
吉田南総合図書館 「電子ブックを読もう!キャンペーン 第二弾!」

電子ブックフェアポスター「その本電子ブックもあります!」 ポスター「KULINEから電子ブックを読むには」

 

【メンテナンス】ジャパンナレッジ (2024/11/09)

 投稿日時:2024-10-10 (2264 ヒット)

システムメンテナンスのため、ジャパンナレッジ(JapanKnowledge)の全サービスが下記の期間利用できません。どうぞご了承ください。

【サービス停止日時】

  • 2024年11月9日(土) 8:00 ~ 17:00 (日本時間) [※予定]

【停止するサービス】

ジャパンナレッジサービス全般 (ジャパンナレッジLib、セレクトコンテンツ、JKBooks)

※作業の進捗状況により、サービス再開時刻は多少前後する場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。

データベースリスト「J」
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/erdb?c=erdb_alpha_j


[附属図書館電子リソースチーム]

 

【復旧しました】【図書館機構】APS(American Physical Society)の電子ジャーナルへのアクセスが遮断されています

 投稿日時:2024-10-04 (2259 ヒット)

認証システム経由でアクセスできるようになりました。(2024年10月4日)

現在APSの電子ジャーナルにアクセスしようとすると、


journals.aps.org
あなたが人間であることを確認します。これには数秒かかる場合があります。 (または、Verifying you are human. This may take a few seconds.)


と表示され先に進みません。原因を調査中ですので、復旧までしばらくお待ちください。

認証システム経由でアクセスできない場合は、以下のPDF(学内限定)をご確認ください。
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/campus/ejdb/Confidential_APS_Access_20241003.pdf

(以上 2024.10.3 追記)

現在、APS(American Physical Society)の電子ジャーナルへのアクセスが遮断されています。 原因を調査中ですので、復旧までしばらくお待ちください。

電子ジャーナル・電子書籍の出版社は、本文に限らず、目次やアブストラクトも含め、すべてのページに過剰な頻度でアクセスし、サーバに負荷をかける行為を禁止しています。

過剰なアクセスや大量ダウンロードなどが検知されると、大学全体からの電子ジャーナルのアクセスを遮断される等のペナルティが科せられます。

2024年9月30日にお知らせした『電子ジャーナル、データベースのご利用に関する注意』をご一読の上、ブラウザや文献管理ツールの設定を見直してください。


[図書館機構]
 

【図書館機構】電子ジャーナル、データベースのご利用に関する注意

 投稿日時:2024-09-30 (1849 ヒット)

電子リソースを利用するにあたっての禁止事項

電子ジャーナルやデータベースなどの電子リソースの利用については、供給元である出版社が使用許諾条件を定めています。どの出版社においてもおおむね以下の事項は禁止されています。

  • 個人利用の範囲を超えた大量のダウンロード
    • プログラム等を利用した自動操作による過剰アクセスや一括ダウンロード
    • 電子ジャーナルの特定の巻号や、電子ブックのタイトルをまとめてダウンロード
  • 個人利用以外の利用
  • 複製や再配布

一部の出版社は、本文に限らず、目次やアブストラクトも含め、すべてのページに過剰な頻度でアクセスし、サーバに負荷をかける行為を禁止しています。

また、1~数分程度の短時間に複数の本文やPDFファイルを開く行為を、出版社が大量ダウンロード/大量アクセスであると検知する事例も発生しています。文献は必要なものを選びご利用ください。

過剰なアクセスや大量ダウンロードなどが検知されると、出版社等により大学全体からの電子ジャーナルのアクセスを遮断される等のペナルティが科せられることもあります。また、認証システムにより利用者単位でも遮断される場合がありますので、十分ご注意ください。

文献管理ソフト、Webブラウザの設定について

最近、文献管理ソフト・プラグインの自動ダウンロード機能、またはWebブラウザのリンク先読み機能により、意図せず大量ダウンロード/大量アクセスを起こしてしまうケースが発生しています。

これらの機能は、バックグラウンドでページ内のリンクへのアクセスが繰り返されます。そのため、本人が気づかないうちに大量ダウンロード/大量アクセスになってしまうことがあります。電子ジャーナル・データベース認証システムの不具合を誘発するおそれもありますので、これらの機能の使用は止めてください。

各文献管理ソフト・Webブラウザでの設定については、
[注意!] 文献管理ツールの自動ダウンロード機能、ブラウザの先読み機能による電子リソースの大量アクセスについて
をご覧ください。

ポスター・チラシ

関連ページ


[図書館機構]
[2024/09/30 投稿]

 

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 京都大学アカデミックデイ2024に参加しました

 投稿日時:2024-09-25 (1099 ヒット)

アカデミックデイ


2024年9月21日(土)にゼスト御池で開催された京都大学アカデミックデイに、京都大学貴重資料デジタルアーカイブが参加しました。

(京都大学アカデミックデイについては、2024年9月13日のお知らせをご覧ください)

アカデミックデイ

1:床面装飾「古地図で見る京都」
2:パネル展示「挿絵で楽しむ源氏物語」
3:貴重書レプリカ
4:特設スペース
5:通路前のポスター
6:紹介パネル
7:来場者によるぬりえ作品


2時間限定の特設スペースには、赤ちゃんから80代の方まで、多くの方が訪問くださいました。
デジタルアーカイブに興味を持って質問してくださる方もいらっしゃり、担当者としても来場者のみなさまと直接交流できる貴重な機会になりました。
たくさんのご来場ありがとうございました!

 

 

【図書館機構】令和6年度京都大学図書館機構長賞受賞者が決定しました

 投稿日時:2024-09-19 (1419 ヒット)

令和6年度京都大学図書館機構長賞の受賞者が決定しました。
詳細は図書館機構サイトの以下のページからご覧ください。

京都大学図書館機構長賞
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/about/1398532

 

京都大学図書館機構長賞について

図書館機構では、京都大学図書館の機能向上に貢献し、本学所属の学生教職員の学術研究を促進した図書館活動、
もしくは本学図書館の有する資料等を活用し社会貢献を行った図書館活動を表彰するため、2023(令和5)年に京都大学図書館機構長賞を設けました。

[京都大学図書館機構]