【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 『奇兵隊日記』付属絵図49点を電子化・公開しました

 投稿日時:2022-03-31 (2134 ヒット)

『奇兵隊日記』は、幕末に高杉晋作によって創設された奇兵隊の活動記録で、附属図書館が原本を所蔵しています。
もともとは品川弥二郎の尊攘堂で保管されていましたが、尊攘堂資料は明治33年(1900)に京都大学附属図書館へ寄贈され、現在の「維新特別資料文庫」となりました。

『奇兵隊日記』は、冊子体の記録27冊と付属の絵図49点で構成されます。冊子体はすでに京都大学貴重資料デジタルアーカイブにて公開しており、今回の絵図の公開により、全点公開が実現しました。
箱書きには「附地圗四十八葉」とありますが、現物は49点あり、全点に「尊攘堂」の朱印が押されています。

長府藩勝山城周辺絵図』は縦横各2メートルを超える大型の絵図ですが、細かい文字や彩色まで鮮やかに電子化しました。

奇兵隊日記付属絵図

左:[長府藩勝山城周辺絵図]、右:[越後津川・会津高田間道路絵図]

 

レコードIDタイトルリストNO形態・版情報請求記号
RB00033185 [長府藩勝山城周辺絵図]1203×222cm尊/キ7/貴
RB00033186 [小倉藩領内里付近絵図]226×39cm尊/キ7/貴
RB00033187 [石見国絵図]345×95cm尊/キ7/貴
RB00033188 [陸奥国河沼郡道路図]422.5×29.5cm尊/キ7/貴
RB00033189 [下関絵図]540.5×80cm尊/キ7/貴
RB00033190 [越後国蒲原郡粟瀬村付近絵図]624×33cm尊/キ7/貴
RB00033191 [越後国三島郡絵図 <その1> ]724.5×33.5cm尊/キ7/貴
RB00033192 [越後国岩船郡海岸図]824×135cm尊/キ7/貴
RB00033193 [越後国古志郡北部絵図]939×42cm尊/キ7/貴
RB00033194 [薩英戦争鹿児島湾図]1033.5×49cm尊/キ7/貴
RB00033195 [越後国蒲原郡新津町絵図]1140×74.5cm尊/キ7/貴
RB00033196 [越後国蒲原郡津川町周辺道路図]1249×67cm尊/キ7/貴
RB00033197 [越後国蒲原郡五泉町付近道路図]1338.5×55cm尊/キ7/貴
RB00033198 [越後国三島郡・古志郡長岡町周辺絵図 <その1> ]1431.5×44.5cm尊/キ7/貴
RB00033199 [越後国蒲原郡津川町付近絵図 <その1> ]1540×67.5cm尊/キ7/貴
RB00033200 [越後国蒲原郡若松街道図]1653.5×77.5cm尊/キ7/貴
RB00033201 [越後国古志郡・魚沼郡絵図]1781×81cm尊/キ7/貴
RB00033202 [越後国蒲原郡東部絵図 <その1> ]1873.5×52cm尊/キ7/貴
RB00033203 [越後津川・会津若松間道路絵図 <その1> ]1939×137cm尊/キ7/貴
RB00033204 [越後国栃尾町・八十里越間道路絵図]2039×81cm尊/キ7/貴
RB00033205 [越後国古志郡・三島郡絵図]21105×149cm尊/キ7/貴
RB00033206 [越後国長岡・栃尾間道路絵図]2224.5×34.5cm尊/キ7/貴
RB00033207 [奥越国境八十里越・六十里越方面守備布陣図]232枚とも: 33.5×24.5cm尊/キ7/貴
RB00033208 [越後国長岡・新発田間道路絵図]2440×74cm尊/キ7/貴
RB00033209 [越後国三島郡絵図 <その2> ]2527.5×38.5cm尊/キ7/貴
RB00033210 [越後国三島郡絵図 <その3> ]2640×55.5cm尊/キ7/貴
RB00033211 [越後国見附・村松間道路絵図]2734×48.5cm尊/キ7/貴
RB00033212 [越後津川・会津若松間道路絵図 <その2> ]2870×97.5cm尊/キ7/貴
RB00033213 [越後津川・会津高田間道路絵図]2966.5×36.5cm尊/キ7/貴
RB00033214 [陸奥国耶麻郡絵図]3027.5×47cm尊/キ7/貴
RB00033215 [越後国頸城郡細野村付近絵図]3173×26.5cm尊/キ7/貴
RB00033216 [陸奥国柳津・会津若松間道路略図]3233.5×25.5cm尊/キ7/貴
RB00033217 [越後国蒲原郡津川町付近絵図 <その2> ]3324.5×33.5cm尊/キ7/貴
RB00033218 会津絵図3456×70cm尊/キ7/貴
RB00033219 [陸奥国会津若松周辺略図]3522.5×30cm尊/キ7/貴
RB00033220 [陸奥国会津若松周辺道路図]3626×31.5cm尊/キ7/貴
RB00033221 [越後津川・会津若松間道路絵図 <その3> ]3757×65cm尊/キ7/貴
RB00033222 [会津若松城下絵図]3830×53cm尊/キ7/貴
RB00033223 [越後津川・会津若松間道路絵図 <その4> ]3983×71cm尊/キ7/貴
RB00033224 越後国岩船郡米沢御預所七拾七ヶ村郡中絵図4027.5×44cm尊/キ7/貴
RB00033225 [越後国蒲原郡馬取村にて探索略図]4167×24.5cm尊/キ7/貴
RB00033226 [越後国蒲原郡下田郷絵図]4274×101cm尊/キ7/貴
RB00033227 [越後国見附・加茂間同盟軍布陣図]4324.5×65.5cm尊/キ7/貴
RB00033228 [越後国三島郡・古志郡長岡町周辺絵図 <その2> ]4439×27.5cm尊/キ7/貴
RB00033229 [越後国古志郡長岡町周辺絵図]4524.5×32.5cm尊/キ7/貴
RB00033230 [陸奥国耶麻郡野沢付近道路略図]4627.5×63cm尊/キ7/貴
RB00033231 越後国岩船郡粟生島之図4730×22.5cm尊/キ7/貴
RB00033232 [越後国蒲原郡東部絵図 <その2> ]4883×83cm尊/キ7/貴
RB00033233 [陸奥国越後街道図]無番27.5×62.5cm尊/キ7/貴

 

本資料のデジタル化・公開は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金への寄付者の皆様のご篤志により実現しました。
厚く御礼申し上げますとともに、今後も貴重な資料を大切に保管して後世に伝え、同時に学術研究・文化振興貢献のために活用できるよう、尽力いたします。

2022年3月31日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、23,250タイトル、1,872,197画像となりました。

 

 

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 三条大橋高札場図など、京都関係資料792タイトルを電子化・公開しました

 投稿日時:2022-03-31 (2244 ヒット)

中井家絵図・書類は、江戸幕府京都大工頭の中井家伝来の図面等約2,500点からなる資料です。今回公開したのはそのうち地理之部作事小屋図制度之部の合計141タイトルです。
制度之部には、江戸時代に京都の三条大橋西詰にあった高札場(幕府の法令を記した板札を掲示する場)の絵図が含まれています。三条大橋高札場は、土佐藩士が高札を引き抜こうとして新選組と斬り合いになった、三条制札事件の舞台でもあります。元禄12年(1699)の定書の写しもあり、当時の様子が鮮やかに蘇ります。

三条大橋高札場図

左上:「元禄十二卯年三條高札塲江御掛免相成候定書并寸法寫」、左下:「橋梁圖11」(三条大橋の絵図。橋の北西に「高札屋形」とあり)、右:「三條大橋高札塲繪圖

 

また、今回初めて電子化した京都町方文書651タイトルは、1600年代から1800年代までの京都下丸屋町・橋西二丁目における年行事関係文書、寺請状、借屋請状、引取証文、その他証文類などの記録資料で、庶民の暮らしぶりを今に伝えます。
京都の一定地域に関する200年間に及ぶ定点観測記録をご覧ください。

養子証文之事

「養子証文之事(伊三吉養子ニ付)」 左:証文、右:包紙

 

 

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 谷村文庫、中院文庫、平松文庫などから1,707タイトルを電子化・公開しました

 投稿日時:2022-03-31 (2416 ヒット)

附属図書館が所蔵する谷村文庫中院文庫平松文庫などから、1,707タイトルを電子化・公開しました。

谷村文庫の『筑紫日記 上下』は、南北朝時代の武将・歌学者である今川了俊(いまがわりょうしゅん 1326-1420)の日記です。
江戸時代の本草学者である松岡玄達(まつおかげんたつ 1668-1746)が享保8年(1723)に写したもので、松岡による註がびっしりと書き込まれています。
怡顔斉」「松岡氏図書」「怡顔斉図書」の旧蔵印が見られるほか、見返しには松岡が手掛けた能の開口文が複数貼り付けられています。

筑紫日記

筑紫日記 上下』 左上:本文と、右上:表紙、左下:旧蔵印、右下:開口

 

中院文庫の『中院通村日記』は、中院通村(なかのいんみちむら 1588-1653)による自筆の日記3枚です。寛永3年(1626)10月の内容が記されています。
中院文庫は故中院通規伯爵の旧蔵書です。中院家一門は国文学史上に顕著な業蹟を残しており、特に同家14代通勝(みちかつ 1558-1610)、15代通村は国文学に造詣深く、和歌の巧手として名声をうたわれ、近世国文学に大きく寄与しました。

中院通村日記

中院通村日記

 

※今回公開した資料のうち1,689タイトルの電子化は、国文学研究資料館が実施する「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業)に拠点大学として参加して実施しました。

 

 

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: サンスクリット語写本および『蝦夷地一件』『蝦夷廟議』を公開しました

 投稿日時:2022-03-31 (3267 ヒット)

文学研究科が所蔵するサンスクリット語写本118タイトルおよび『蝦夷地一件』『蝦夷廟議』を公開しました。

▼文学研究科所蔵

 

サンスクリット語写本は、京都帝国大学で梵語学梵文学講座を開講した榊亮三郎教授(1872-1946)が、ネパールにて収集したものです。1977年に文学研究科図書館へ正式に移管されました。
資料の一般公開を機に、目録であるA succinct catalogue of the Sanskrit manuscripts in the possession of the Faculty of Letters, Kyoto University compiled by Kiyotaka Goshima and Keiya Noguchi. Society for Indic and Buddhistic Studies, Kyoto University, 1983 が編纂されました。今回の書誌メタデータ作成にあたり、同目録の記述を「注記」に引用しています。

Saptaśatikâ Prajñâpâramitâ

Saptaśatikâ Prajñâpâramitâ

 

蝦夷地一件』は、天明4年(1784)から寛政2年(1790)までの、江戸幕府における蝦夷地問題をめぐる公文書の集成です。
原本は全七巻あり、一之巻、四之巻は長らく不明でしたが、文学研究科の写本は一之巻から五之巻までを備えています。(参考:岩﨑奈緒子『近世後期の世界認識と鎖国』

蝦夷地一件

『蝦夷地一件』 左:ヲロシヤ人と蝦夷人、右:懸刀

 

蝦夷廟議』は、寛政4年(1792)にロシア最初の遣日使節ラクスマンが来航した際の公文書の集成です。

蝦夷廟議

蝦夷廟議

 

 

【桂図書館】開館時間の変更について

 投稿日時:2022-03-30 (1460 ヒット)

桂図書館は、4月1日(金)より開館時間を変更いたします。

開館時間:平日(月-金) 9:00-19:00

*17-19時は2階IC認証扉のみからの入館です。
*学外の方は17時までのご利用になります。


4月1日(金)からのサービス変更については、【桂図書館】新型コロナウイルス感染症対策に伴う図書館・室のサービス状況について をご参照ください。

問い合わせ先:
桂図書館
E-Mail: 090stosho at mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
TEL: 075-383-2344