【吉田南総合図書館】「卒論・修論執筆応援キャンペーン」を開催します(7/1-9/27)
夏から卒論・修論の執筆に本格的に取り組む方も多いと思います。ただ実際に論文を書き始めるとなると、不安に思うことがいろいろ出てくるかもしれませんね。
そこで吉田南総合図書館では、「卒論・修論執筆応援キャンペーン」を開催します。
今年度は数年ぶりに、館内にて特設コーナーを作り、先輩の書いた卒論・修論の展示と、先輩の執筆体験談を集めた冊子や参考図書のブックリスト等を配布します。
吉田南総合図書館は、この夏もみなさんの卒論・修論執筆をお手伝いします。
吉田南総合図書館「卒論・修論執筆応援キャンペーン」サイト https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/yoshidasouthlib/guidance/sotsuron2022.html
お問い合わせ:吉田南総合図書館(逍遥館)
TEL: 075-753-6525,6524
a30yslib(at)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
※ (at) は @ に置き換えて下さい
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 駿河伊達文書(中世分)56点を公開しました
京都大学とプリンストン大学の共同事業により、総合博物館が所蔵する駿河伊達氏伝来の古文書(中世分)56点を公開しました。
伊達政宗で知られる奥州伊達氏と祖を同じくする一族は、中世は駿河の国人として、そして近世は美作津山藩の藩士として存在しました。この駿河伊達氏伝来の古文書は、総数118点で、時期としては南北朝期から明治初年にわたるものです。
ここで取り上げる中世文書56点は、全体として将軍や守護など上級権力の発給文書が多く、伊達景宗の軍忠状なども含まれます。とくに、南北朝・室町期の今川氏の文書は、他に現存の例が少ない貴重なものです。
京都大学とプリンストン大学は、2020年3月、京都大学総合博物館が所蔵する古文書を世界に発信し、全世界において日本の歴史及び文化の知識及び意識を深められることを目的として、京都大学総合博物館が所蔵する古文書のデジタルイメージの公開及び当該古文書の研究を共同で行う事業を開始しています。
京都大学においては総合博物館、文学研究科、図書館機構の3部局が、プリンストン大学においては東アジア研究部(East Asian Studies)が相互に協力し、事業を継続的に展開する予定です。
- SURUGA DATE COLLECTION: THE KYOTO PRINCETON PROJECT(プリンストン大学の公開サイト)
- 総合博物館、文学研究科及びプリンストン大学東アジア研究部との共同事業により淡輪文書を公開しました(2020-04-21)
2022年6月30日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、23,729タイトル、1,928,514画像となりました。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館所蔵「大惣本」から417タイトルを電子化・公開しました
附属図書館が所蔵する「大惣本」から417タイトルを電子化・公開しました。
大惣本とは、江戸中期から明治中期まで名古屋で営業した貸本屋、大野屋惣八店(略称「大惣」)の旧蔵書です。当時の貸本屋は流行中の書物だけを揃えておき、流行が過ぎれば処分して次の書物を購入するのが一般的でした。しかし大惣は「仕入れた本は転売しない」という不文律を引き継いで蔵書を増やしたため、江戸後期には全国一の規模の貸本屋となりました。明治維新以後、書物の大量生産が可能になってからは多くの貸本屋が衰退し、大惣も明治31年頃に廃業が決まりました。16,734部にのぼる膨大な蔵書が売却されることになり、帝国図書館(現在の国会図書館)、東京帝国大学、京都帝国大学、高等師範学校(現在の筑波大学)等が買い上げました。本学が所蔵する大惣本は、3,667部、13,081冊にのぼります。
今回電子化した資料の大半は、浄瑠璃の詞章を丸ごと刊行した丸本(まるほん)です。近松門左衛門作『国姓爺合戦』、竹田出雲作『假名手本忠臣蔵』(RB00033452, RB00033453, RB00033454)、山東京傳校『捷徑太平記(ちかみち たいへいき)』など、人気作家の作品が並びます。曲亭馬琴作『化競丑満鐘(ばけくらべ うしみつのかね)』は、彩色絵入の扉、板元の口上、広告が残っている珍しい資料です。
※今回公開した資料のうち408タイトルの電子化は、国文学研究資料館が実施する「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業)に拠点大学として参加して実施しました。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 『御産七夜次第覚』『異國物語』『繪本異國一覽』を公開しました
附属図書館が所蔵する『御産七夜次第覚』『異國物語』『繪本異國一覽』を公開しました。
中院文庫の『御産七夜次第覚(ごさん しちや しだい おぼえ)』は、中院通村(なかのいんみちむら 1588-1653)による自筆資料で、朝廷における出産儀礼の覚書です。
中院文庫は故中院通規伯爵の旧蔵書です。中院家一門は国文学史上に顕著な業蹟を残しており、特に同家14代通勝(みちかつ 1558-1610)、15代通村は国文学に造詣深く、和歌の巧手として名声をうたわれ、近世国文学に大きく寄与しました。中院家歴世の朝儀典礼に関する書留、覚書等の記録が豊富であることは、この文庫の特色の一つです。
『御産七夜次第覚』
『異國物語』『繪本異國一覽』は江戸時代に刊行された民族図譜(万国人物図)の一種で、世界各国の人々の特徴を描いています。これらの資料には、実在の国に加え、伝説上の国も登場します。
『異國物語』より、左から「女暮楽国(ちよほらこく)」「阿里車廬(ありしやろ)」「土麻国(とまこく)」「黒契丹国(こくけいたんこく)」
『繪本異國一覽』より「廣南國(かんなんこく)」
万国人物図については、『西夏文華嚴經』および「万国人物図」12タイトルを公開しました(2022-02-04)でも紹介しています。
【附属図書館】夏季長期貸出サービスを実施します
以下の日程で、夏季休業期間にかかる長期貸出サービスを実施します。
対象資料:附属図書館の開架図書および書庫内図書(雑誌は対象外。和装本は貸出不可。)
対象資料 | 貸出冊数 | 対象となる貸出日 | 返却期限日 |
開架図書 | 10冊 | 7月22日(金)~ |
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書庫内図書 | 学生10冊 | 7月5日(火) ~ |
※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の一環で、2022年度は長期貸出についても貸出更新が可能です。
返却期限日を延長したい場合は、「対象となる貸出日」の期間以降、10月5日(水)までに貸出更新をしてください。
開架図書は2週間、書庫内図書は1か月、更新をした日から延長することができます。
貸出更新にはMyKULINEをご利用ください。
他の利用者が予約した図書は更新ができません。
※感染状況等によって、サービス内容が変更になる可能性があります。
【附属図書館利用支援課】
【メンテナンス】朝日新聞クロスサーチ (7/4)
システムメンテナンスのため、「朝日新聞クロスサーチ」が下記の時間利用できません。 どうぞご了承ください。
【メンテナンス実施日時】2022年7月4日(月)17:00 - 20:00
【停止するサービス】すべてのサービス
※並行稼働中の前プラットフォームである聞蔵II ビジュアル(http://database.asahi.com/)は利用可能です
【附属図書館電子リソース掛】
【電子ブック】Maruzen eBook Library 利用方法変更(6/29-)とメンテナンス(6/28 19:00-21:00)について
2022年6月29日から Maruzen eBook Library の利用方法が変更になります。また、新機能が追加されます。
■利用方法変更点:
Maruzen eBook Library のコンテンツをダウンロードする際にメールアドレス認証が必要になります。
※末尾が [.kyoto-u.ac.jp] のメールアドレスで認証を行ってください※
■新機能:
・同時接続可能数・検索がヒットした部分の表示
・「おすすめ本一覧」表示機能の追加
・「簡易検索」、「詳細検索」、「コード検索」の実装
詳しくは、下記のリンク先をご参照ください。
https://elib.maruzen.co.jp/app/eguide/announcement_220624.pdf
上記の変更に伴い、メンテナンスが実施され、下記の時間利用できません。 どうぞご了承ください。
【サービス停止日時】2022年6月28日 (火) 19:00-21:00 (日本時間)
【停止するサービス】Maruzen eBook Library
なお、利用規約に違反する利用があった場合、本学全体の利用が制限される可能性がありますので、
下記の利用マニュアル・注意事項をご確認の上、適切な利用をお願いいたします。
https://elib.maruzen.co.jp/app/eguide/mel_manual.pdf
【図書館機構】
【図書館機構】オンライン講習会「はじめての論文検索+引用文献リストの自動作成」を開催します(7/1, 7/5)
はじめての論文検索+引用文献リストの自動作成(はじめての文献検索・管理シリーズ)

この講習会では、データベースCiNii Research や Web of Science を使ってさまざまな論文を探す方法と、
EndNote Onlineを使って引用文献リストを自動的に作成する方法をご紹介します。
開催概要は以下の通りです。
皆さまのご参加をお待ちしております。
(1)日本の論文を探そう(CiNii Research)
日時:2022年7月1日(金) 17:00-17:45
講師:附属図書館職員
内容とレベル︓(2)情報入手(初級・中級)
(参考︓京都大学図書館機構 学術情報リテラシー教育⽀援のためのルートマップ)
内容詳細:
学習を深めるため、また研究のために、日本語論文を読んでみませんか?
日本の論文を探す基本的なデータベースCiNii Articlesを使って国内の論文を検索し、入手する方法を解説します。
こんな方におすすめ:
論文をまだ検索したことがない・学習や研究のために論文を読みはじめる方。学部1~3回生など。
(2)海外の重要論文を探し、引用文献リストを自動作成しよう(Web of ScienceとEndNote Online)
日時:2022年7月5日(火) 17:00-17:45
講師:クラリベイト 熊谷 美樹氏
内容とレベル︓(2)情報入手(中級)、(3)情報評価・整理(上級)
(参考︓京都大学図書館機構 学術情報リテラシー教育⽀援のためのルートマップ)
内容詳細:
学術文献データベースWeb of Scienceの提供元、クラリベイト社より講師を招き、
Web of Scienceを使って海外の重要論文を効率的に検索する方法を解説します。
また、探した論文を文献管理ツールEndNote Onlineを使って整理し、
引用文献リストを自動的に作成する方法も解説します。
研究に必要な文献の検索と管理を効率的に進めるコツをぜひ習得してください。
こんな方におすすめ:
卒論や研究のためにこれから海外論文を読みはじめる方。学部3,4回生、修士1回生など。
場所:オンライン(1.Zoom, 2.WebEx)
お申込み:お申込みフォームはこちら(リンク先へ飛びます)
・開催日の前日17:00までにお申込みください。
・お申込み内容の確認後、参加URL等をご連絡します。
・お申込みは、本学所属の方に限ります。
○録画は後日公開予定です。申し込まれた方には、直接録画公開のご案内をお送りします。
主催:京都大学図書館機構
お問合せ:附属図書館利用支援掛
Email: ref660(at)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
[附属図書館 利用支援掛]
【図書館機構】研究データにDataCite DOIを付与できます
京都大学学術情報リポジトリKURENAIに登録する研究データに対して、DataCiteが登録管理するDOI(DataCite DOI)を付与できるようになりました。これまでKURENAIで研究データに対して登録できるDOIはJapan Link Center(JaLC)が登録管理するDOI(JaLC DOI)のみでしたが、今後はDataCite DOIとJaLC DOIから選択できます。
DataCite DOIは研究データに特化した国際的なDOI登録機関であるDataCiteによるDOIです。DataCite DOIを付与することで国際的な流通性・可視性の向上を期待できます。これを機会に研究データの登録先としてKURENAIをぜひご検討ください。
DOI(Digital Object Identifier):学術コンテンツの電子データに付与される国際的な識別子です。“http://dx.doi.org/” をDOI文字列の前に置くことで、電子データが存在するURLに変換されます。これにより、恒久的なアクセスを保証する(リンク切れを防ぐ)ことができます。
注意:DataCite DOIの登録費用は2022年度は発生しません。2023年度以降の費用負担は未定です。決まり次第お知らせします。なお、2022年度中に登録みのDataCite DOIについて、2023年度以降追加で費用が発生することはありません。
参考:
研究データ公開支援(図書館機構)
KURENAI(図書館機構)
DataCite(外部リンクです)
Japan Link Center (JaLC) (外部リンクです)
問い合わせ先:附属図書館 研究支援掛
rs660 [at] mail2.adm.kyoto-u.ac.jp ( [at] は@に書き換えてください)
【URL変更のお知らせ】The Japan Times Archives, The Japan Times : 幕末期のジャパンタイムズ, The Japan Advertiser
下記データベースのURLが新しくなりました。
- The Japan Times Archives
- The Japan Times : 幕末期のジャパンタイムズ
- The Japan Advertiser
新URL: https://jt-archives.jp/
2022年7月31日を過ぎると旧URL ( http://ipm-archives.japantimes.co.jp/ )は使用できなくなりますので、
旧URLをブックマーク等に登録をされている方は新URLに変更をお願いします。