2019(令和元)年度:授業で寄せられた質問と先生からの回答
全学共通科目「大学図書館の活用と情報探索」 >
2019(令和元)年度:授業で寄せられた質問と先生からの回答
回 | 質問 | 回答 |
【第5-7回】
「情報の組織化と検索」」
(令和元. 5/21, 5/28, 6/4) |
[Q.1] 単純に疑問に思ったのですが、司書の方は新着図書が来た際にどこの棚に置くかを決めるために本の内容を読んでいるのですか? |
[A.1] 図書の分類作業は、他の大学等が既に作成したデータの中の分類を参照して決めることが一般的です。参照できるデータがまだ無い場合は、図書館職員が図書の目次や序文に目を通すことはありますが、全体を読むことはありません。(北村由美) |
【第5-7回】
「情報の組織化と検索」」
(令和元. 5/21, 5/28, 6/4) |
[Q.2] 京大の図書館がどの分類方式を採用しているのかというリストはあるのでしょうか。 |
[A.2] 残念ながらそのような分類の一覧リストはありません。1つの図書室の中で、たくさんの分類方式を採用しているところもありますし、完全にオリジナルな分類体系を用いている図書室もあります。そのため、リストを作成した場合、かなり長大なものになりますし、あまり有益でないことが想像されます。(北村由美) |
【第8-9回】
「インターネット検索の落とし穴とデータベースの活用方法」
(令和元. 6/11, 6/20) |
[Q.3]
今回CiNiiで論文を検索したとき、同一人物らしき著者が別の同姓同名人物として何人かに分けてカウントされていると思わしきところに出くわして非常に検索がしづらかったのですが、このようなことはよくあるのでしょうか。もしよくあるのでしたら、この場合の有用な対応を教えていただければ嬉しいです。 |
[A.3] CiNiiでは、著者の同定が不十分なため、同一人物でも同姓同名の別人として表示されることがあります。所属で絞り込む、研究内容から同一人物と推定する、という方法が考えられます。また、Researchmapなど、他のデータベースを参照することも大事になります。(北村由美) |
作成日:2019.07.23 更新日:2019.08.01 附属図書館 利用支援掛